2014年06月20日

スーパーからスーパーへ(リ・セット完了)

ついにヤッテしまった。
故障したスーパー・ウーハーから躊躇していたスーパー・ウーハーへ力任せに交代してもらったのだ。
おかげで今日は筋肉痛模様で全身かったるい感じで動きが鈍い。加齢の所為でもあるのは否定はできない。
何しろ60s超のパワー・アンプときたら重いのなんのって、明菜風にいえば「冗談じゃない。」のとおり。一階から地階へパワー・アンプを一台下ろすのも「ひーひー」言いながらやっとのことで無事足の上に落とさずに搬入できた。地階のモノラル・パワー・アンプは総勢6台もある。持ち上げることもままならず、ずりずりひこずって移動する。このためかマッキントッシュMC1201の一台のグリーン文字を浮かびださせるランプが切れてしまったが後の祭り。既に頭のランプが切れてしまっている私とはお似合いだ。
セッティングの変更に相まってケーブルの長さが足りなくなったりしたので急きょ作製する。この辺は何とでもなるのでサッサと作ればよい。
新しいスーパー・ウーハーはこれ、JBL4642A。
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このウーハーには、マッキントッシュのMC501でドライブすることにした。
今のところ180Hz以下を受け持ってもらっているが地を這うような低音ではない。むしろ、不本意だが全体的に棘の先が丸くなったので聴きやすいと思う。
音の調整のためにかけた最初のアルバムはこれ、百恵ちゃんの二十歳の記念碑「曼珠沙華」。
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ドーナッツ盤との違いは唄の前に台詞「貴方の前で女でありたい。とか、愛されるより愛していたい。」があり、これがとても良い。
ドーナッツ盤では「美サイレント」のB面の扱いになっているが些細なことでどうでもよい。
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天界の花「曼珠沙華」を見れば悪行から離れられるとの話もあり、これで私も悪行から離れられるというものだ。
スーパー・ツィーターからスーパー・ウーハーへ淀みなく音楽と時はながれてくる。
本格的な調整はこれから暫く続く。


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2014年02月28日

オイル交換

昨日の雨は止んだが道路は水浸しになり柔らかい雪との相乗で人はもとより車は真直ぐには進めなく轍の中ではとんでもないことになっている。
同様にこの季節厳しい環境に置かれているのはアナログ・プレーヤー性質だ。特に地下は日中の気温が5℃くらいなのでたまったものではない。
それでも二日に一度は働いてもらうことにしているので頑張ってもらうのが常だ。
このため日頃の感謝をこめて昨日は夜中に2台のプレーヤーの回転軸のオイル交換を決行した。
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古いオイルをスポイトで取り出し新しいオイルを注入するだけなのだが、一台一台オイルの配合が違うので面倒ではある。
トーレンスのプレステージは粘りのあるものと低温でも回転に影響のでないものをブレンドする。
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EMTは粘りの少ないものと低温でも影響のでないものにする。
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これを逆にしてしまうと厄介なことになる。
トーレンスは回転が速くなり、EMTは回転しなくなってしまう。経験者が云うのだから間違いない。
オイル交換の成果はSNがぐっと良くなるので嬉しい。
しかしながら、何時ものことなのだがSNが良くなるとEMTのトレース音が気になってしまう。
このトレース音をすこしでも少なくするために又もや格闘が始まる。
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格闘中にアクシデントが発生。インサイド・キャンセラーの錘の糸が切れてしまったのだ。
糸の補修とトレース音で結局のところ音楽を聴く時間が無くなってしまったではないか。
「なにをやっているんだか。」と自問自答は年中行事のよう。
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2014年01月05日

ニュー・イヤー・コンサート

今日の11:00過ぎに最後のお客様がお帰りになられて年末・年始の繁忙が峠を越えた。
何時ものことなのだがこの時季はなかなかレコードを聴く時間がとれないのが一般的だ。
しかしながら今季はレコードをご持参してこられたお客様がいましたので運よく3日に地下に潜りこむことができた。

今年の聴きはじめは嬉しいことにお客様持参のジョン・コルトレーンに決まった。

洗濯船所蔵の
COLTRANE"LIVE"AT THE VILLAGE VANGUARD
IMPULSE AM-PAR 1A 1A RVG MONO
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魂の叫びを聴く。

全てのお客様が帰られてから何時も持ち出すのは、

CARLOS KLEIBER NEW YEAR`S CONCERT 1989 WIENER PHILHARMONIKER
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ここには本当に音楽を楽しむ姿がある。

今週末からまた繁忙になるのでそれまでの寸暇に聴けるアルバムはどの位あるだろうか。

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2013年12月06日

CD鑑賞会(MJQ)

今回の鑑賞会はMJQですが MANHATTAN JAZZ QUINTET のことです。
1984年にニューヨークの一流スタジオ・ミュージシャンを中心に結成されました。
アレンジャー兼ピアニストのデビット・マシューズ。
サックスのジョージ・ヤング。
トランペットのルー・ソロフ。
ベースのチャーネット・モフェットはこの時ただ一人の新人。
ドラマーのスティーブ・ガットはポップ・ミュージックでは良く知られていました。
この5名の共通点が音楽のルーツがジャズにあるとのですので、50〜60年代ジャズを中心に演奏されるセッションは期待できると想像するのは無理がありません。JBLが躍動して失いかけていたジャズが蘇ったようです。

最初は、1984年の結成時のアルバム『MANHATTAN JAZZ QUINTET』から「@マイルストーンAマイ・フェイバリット・シングスBエアジン」を聴きました。ここには創造されたビ・バップ・ジャズが炸裂していました。
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続いては、1986年の『MANHATTAN JAZZ QUINTET Live at PIT INN』から「@ソー・ディスAエンジェル・アイズBミスティサイズドCS.U.ブルースDロザリオ」を聴きました。このアルバムは4月21日、六本木ピット・インでのライブですがベース奏者がエディー・ゴメスに交代しています。夜の演奏開始時間の一時間前に到着したときには既に長い列ができていましたので驚きました。この夜の演奏は全てがすざましく素晴らしいもので最高でした。この時代はジャズ評論家による抽象・前衛・難解が持てはやされていて演奏者の自己満足の表現が横行してしまいジャズ離れがすすんでいました。
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最後は、1988年の『Plays Blue Note』から「@クレオパトラの夢Aクール・ストラッティンBウルフ・パックCディア・オールド・ストックホルムDフォー・アルフレッドEモーニン」を聴きました。このアルバムではベース奏者がジョン・パティトゥッチに、ドラムがデイブ・ウェックルに交替しました。ここではブルー・ノート・サウンドを称賛するとともに研究しながら未来のジャズに橋渡ししているようです。
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ジャズらしい楽しいジャズを聞きまくりスッキリしました。
次回は、エラ・フィッツ・ジェラルドのジャズを予定しています。


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2013年11月11日

CD鑑賞会25(CTI)

10月の第2週から再開する予定でした鑑賞会は1月程延期になってしまい11月にはいってしまいました。
再開後の最初の鑑賞会はCTIレーベルをCDで聴くことにしました。
CTIとは、クリード・テイラー・イシューという意味のことでジャズのプロデューサーです。
このプロデューサーはフリー・ジャズ全盛の折、かつてのジャズ・ファンのジャズ離れが加速している中でジャズをより多くの人に楽しんでもらうように新鮮な魅力ある音楽づくりをしてジャズの復権を目指すことを目的にCTIを設立しました。一般的にはフュージョンと呼ばれていますがカラフルなサウンドが満載していて私的にお気に入りのレーベルです。アルバムの多くにルディ・バンゲルダーが係わっているため音そのものの魅力も聴き逃せません。

CTIの記念の第1号アルバムはウェス・モンゴメリーの『A DAY IN THE LIFE』です。今回はTHE BEST COLLECTION VOL.1から同名曲を聴きました。イージー・リスニング・ジャズとしてCTIを代表するアルバムになりました。
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続いては一度生まれ変わったCTIから1989年の『RHYTHMSTICK』から「CARIBE」を聴きました。このアルバムはCTIオールスターズ・メンバーによるジャズ・フュージョン・エスニック・ワールドミュージックなどの新しいサウンド世界を演奏しています。ディジー・ガレスピー、アート・ファーマー、フィル・ウッズ、ボブ・バーク、ジョン・スコフィルドなどの豪華な演奏者にベニー・ゴルソンのアレンジ、エンジニアにルディ・バンゲルダーと申し分のない布陣の所為か新鮮な演奏内容に加え高音質録音になっています。
私の超推薦アルバムです。
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次は1975年のジム・ホール『CONCIERTO』から「アランフェス協奏曲」を聴きました。このアルバムはCTIのベスト・セラーになりジム・ホールの名声を確立しました。
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続いて1974年のチェット・ベイカー『She Was Too Good To Me』から「枯葉」を聴きました。このアルバムはチェット・ベイカーが前歯を失ったことと初の枯葉の演奏とのことで話題になりました。リリカルな感動の名演奏になっています。
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次に1975年のジョージ・ベンソン『IN CONCERT-CARNEGIE HALL』から「サマー・タイム2001」を聴きました。エンター・テナーとしてスーパー・スターの一歩を記した記念のライブアルバムです。
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続いて1972年のデオダート『PRELUDE』から「ツァラトゥストラはかく語りき」を聴きました。このアルバムはフュージョンの金字塔として今は伝説的な演奏と語られています。
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次は1980年のフューズ・ワン『FUSE』から「サンシャイン・レディ」を聴きました。80年代フュージョンの名作になりました。
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続いて1971年のヒューバート・ロウズ『THE RITE OF SPRING』から「春の祭典」を聴きました。革新的なクラシックの名曲をジャズにした素晴らしい演奏です。
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次は1973年のロン・カーター『Blues Farm』から「ジャンゴ」を聴きました。このジャンゴの名演はCTIの名盤として不滅になっています。
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最後は1973年のミルト・ジャクソン『GOODBYE』から「グットバイ」を聴いて終わりにしました。ここでのミルト・ジャクソンの演奏はベスト・アルバムに相応しいホットなアドリブ演奏が堪能できました。
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次回はシドニー・ベシェを予定しています。
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2013年07月29日

アナログ・レコード鑑賞会67(ヘンリー・マンシーニ)

ヘンリー・マンシーニの曲はとても印象に残っています。それは多分映画音楽に使用された所為であるのは間違いないと思います。特にファンであるオードリー・ヘップバーンの映画でのコミカル・スリラー・華麗・リズミカル・躍動感・沈痛・ラブストーリなどなど映画のシーンにぴったりの音楽が今ではその音楽を聴くとその時のシーンが頭に思い描き出されます。
「ティファニーで朝食を」から「ハタリ」、「酒とバラの日々」、「シャレード」、「ピンク・パンサー」、「アラベスク」、「地上最大の脱出作戦」、「暗くなるまで待って」、「暁の出撃」、「ひまわり」、「華麗なるヒコーキ野郎」、「刑事コロンボのテーマ」、「ピーター・ガンのテーマ」などの作品の数々のどれもが思い出に残っています。
また、ヘンリー・マンシーニのアナログ・レコードの音質がとても良いのでより鮮明に映画のシーンが蘇るのかもしれません。
今回はトーレンス・プレステージとオルトフォンのアーム、SPUシナジーのカートリッジで映像のない映画シーンを再現してみました。
最初は、1961年の『Breakfast at Tiffany`s』から「SIDE1、@Moon RiverASometing for CatBSally`s TomatoCMr.YunioshiDThe Big Blow OutEHub Caps and Tail Light SIDE2、@Breakfast at Tiffany`sALatin GolightyBHollyCLoose CabooseDThe Big HeistEMoon River Cha Cha」の全曲を通して聴きました。この映画は当初マリリン・モンローが主役の予定でしたがモンローが断ったため急遽脚本を書き直しオードリー・ヘップバーンに変更されました。
オードリー・ヘップバーン自身が歌った「ムーン・リバー」が話題にもなりましたがCの「ユニオシ」では悪意に満ちた日本人像(黒縁メガネ、出っ歯、背の低いずんぐり)を演じているなど人種差別が公然となされていました。このシーンはハリウッドの映画史上最も恥ずべきものとして語られています。
この映画はアカデミー賞の歌曲賞、劇・喜劇映画音楽賞を受賞しました。
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続いては、1962年の『HATARI!』から「@Theme from "HATARI!"ABaby Elephant WalkBJust for TonightCThe Sounds of HATARIDThe Soft TouchECrocodile Go Home!」を聴きました。この映画の最初のシーンでサイがジープに体当たりする迫力にビックリしましたが、人それぞれの生き方やラブ・ロマンス、動物たちとの愛情などコミックの要素をも含んだアフリカへの羨望を表現しています。主演ジョン・ウェインなどの演技とパックに流れる音楽で素晴らしい作品になっていました。「小象の行進」はとても忘れられません。
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次は、1963年の『"CHARADE"』から「@CharadeABistroBBateau MoucheCBye Bye CharlieDLatin Snow FallEThe Drip-Dry WaltzFMambo ParisienneGPunch and Judy」を聴きました。この映画ではジバンシーの衣装に包まれたオードリー・ヘップバーンが「謎解きゲーム」をしています。スリルとコメディーを融合して見る者を最後まで飽きさせません。また、25万ドルもする切手があるなんて想像すらできませんでした。最初のシーンで走る列車から落とされる人、パリの保養地のスキー場など、そこに流れる音楽はそれぞれのシーンに確かな色どりを添えていました。
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最後は、1968年の『A WARM SHADE OF IVORY featuring Love Theme from ROMEO & JULIET』から「@WATCH WHAT HAPPEN`SALOVE Theme from ROMEO&JULIETBTHE WINDMILLS OF YOUR MINDCWHEN I LOOK IN YOUR EYESDMEDITATIONEDREAM A LITTLE DREAM OF ME」を聴きました。このアルバムはピアニストとしてのヘンリー・マンシーニが堪能できます。グレン・ミラー楽団ではピアニスト兼編曲として入団しています。その後映画「グレン・ミラー物語」などで頭角をあわらしてティファニーに繋がるわけです。@のシェルブールの雨傘から甘く切ない響きとともに映画シーンを心眼しました。
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夏の繁忙ということにして鑑賞会は当分の間お休みになります。
ご宿泊されたお客様との鑑賞会は何時も通りです。
次回の鑑賞会は、10月の第2週からの予定になります。
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2013年07月12日

アナログ・レコード鑑賞会66(コールマン・ホーキンス)

湿気の多いこの頃ですがコールマン・ホーキンスの乾いたテナーでスッキリしようと思います。
今回の鑑賞会は何んと言ってもとてもよくスウィングして抑揚のある乾いたトーンが特徴のコールマン・ホーキンスを聴きました。ホーキンスはルイ・アームストロングのニューオリンズ・ジャズの影響を受けてから独自のスウィング・ジャズを形成しましたがビ・パップが登場するとその流れに沿って演奏スタイルを変革していきました。世間ではスウィング・ジャズとビ・パップの「中間派」と言われていますがビ・パップをも超えているようにおもいます。
このトーンをの再生にはシュアータイプVのカートリッジが適任ですので、敬意を表してオリジナルのスタイラスを用意しました。
コールマン・ホーキンスは通称ホークと呼ばれていたためかレコード・ジャケットにはホークが登場するものが多いので何枚か選びました。

最初は、1956年の『THE HAWK IN HI FI』から「@BODY AND SOULALITTLE GIRL BLUEBHAVE YOU MET MISS JONES」を聴きました。太くたくましい音色はレスター・ヤングの音色とベクトルが逆方向ですが気持ちよくスウィングしていました。
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続いては、同じ1956年の『THE HAWK IN PARIS』から「@APRIL IN PARISAUNDER PARIS SKIESBLA VIE EN ROSECI LOVE PARIS」を聴きました。コールマン・ホーキンスは1934年から5年間イギリスを皮切りにヨーロッパで演奏活動をしていました。1935年にパリで演奏していましたがこのアルバムはその思い出といったところでしょうか。マニー・アルバム編曲・指揮によるオーケストラの洒落たアンサンブルをバックにフランスの薫りが漂っていました。
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三枚目は、『THE GILDED HAWK』から「@OUT OF THE NIGHTASTRANGER IN PARADIESA COTTAGE FOR SALE」を聴きました。このアルバムではグレン・オスカー編曲・指揮のストリングス・オーケストラをバックにコールマン・ホーキンスのテナーが優しく朗々と歌いました。
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四枚目は、1957年の『THE HAWK FLIES HIGH』から「@CHANTATHINK DEEPBLAURA」をききました。JJジョンソンのトロンボーン、ハンク・ジョーンズのピアノ、オスカー・ペチィフォードのベース、ジョー・ジョーンズのドラムなどと息のあった爽快な演奏でした。
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五枚目は、1962年の『HAWKINS! ALIVE AT THE VILLAGE GATE』から「@ALL THE THINGS YOU AREAJOSHUA FIT THE BATTLE OF JERICHOBMACK THE KNIFECIT`S THE TALK OF THE TOWN」を聴きました。このアルバムはニューヨーク・ビレッジ・ゲイトでのレギュラー・カルテットでのライブ録音です。トミー・フラナガンのピアノ、メジャー・ホリーのベース、エディ・ロックのドラムスによる演奏はスウィンギーとはこのようなことと言いきれます。特にBのジェリコの戦いは聴きものになっています。
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最後は、1963年の『SONNY MEET HAWK!』から「@YESTERDAY AALL THE THINGS YOU AREBSUMMERTIMECLOVER MAN」を聴きました。このアルバムはソニー・ロリンズの憧れの的コールマン・ホーキンスとの協演が実現したものです。ロリンズの切れとスピードに対してホーキンスはアバンギャルドな演奏になっているのがとても新鮮で面白いです。
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スッキリとしました。

次回は、カサンドラ・ウィルソンです。
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2013年06月30日

アナログ・レコード鑑賞会65(阿川泰子)

阿川泰子は女優麻里とも恵からジャズ・シンガーを目指して転向し、当時はその美形とキュートなボイスからネクタイ・オジサマ族のアイドルと持て囃されました。しかしながらジャズ・シンガーとしては中途半端な気がします。ポップス歌手が現代的なアレンジでジャズも歌うと言ったところでしょうか。裏を返せば多くの日本人にとって解りにくく近づきがたいジャズを身近なポップ音楽に変貌させ垣根を取り払った功績者ともいえなくはありません。
この「シュガー・ボイス」を再生するのはトーレンスTD124プレーヤーにシュアー・タイプVのカートリッジにしました。シェル・リード線はWEの24ゲージで作製し少しばかり高域寄りの音質にしました。

最初は、1978年のデビュー・アルバム『Yasuko"Love-Bird"』から「@グット・ライフAブルー・ムーンB緑は異なものC手紙を書こうDやさしき伴侶をEウェイブ」を聴きました。このアルバムはプロデュース、編曲、指揮、キーボードを有馬すすむが担当しました。デビュー・アルバムとしては珍しくインストゥルメンタルの序曲で始まりフィナーレで終わる力の入った凝った作りになっています。@はスウィンギーにAはロック調BとDは有馬すすむのピアノとデュオCはコンガでラテン風Eはボサノバを4ビート、でそれぞれ歌っています。
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続いては、同じ1978年のセカンド・アルバム『Flyin`Over Yasuko Love-Bird』から「@ザ・ジェントル・レインAフールス・ラッシュ・インBサウンド・オブ・ラブCジャスト・イン・タイムDアズ・タイム・ゴー・バイEエンジェル・アイズ」を聴きました。このアルバムも有馬すすむが担当しました。@はストリングスをバックに甘く切なくAはジョニー・マーサーの名曲をしっとりBは有馬すすむのオリジナル曲でスローなロック調Cはピアノ・トリオでスウィンギーなアップ・テンポDはピアノ・トリオにギターが加わりあっさりと明るめにEは有馬すすむのピアノとのデュオでパースからコーラスへの変化が聴きもの、とデビュー・アルバムの続編の趣になっていました。
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3枚目は、1980年のサード・アルバム『Sweet Menu Yasuko Love-Bird』から「@キャプティブAヒアズ・ザット・レイニー・デイBワンス・アポン・ア・サマー・タイムCニューヨークの想い」を聴きました。このアルバムでは有馬すすむに代わって中島政雄が編曲・指揮、キーボードを担当しました。@は中島政雄のオリジナル曲でソウルフルなディスコ調AはスタンダードをロマンティックにBはミッシェル・ルグランの曲を美しく普通にCはビリー・ジョエルの美しい曲をブルース・フィーリングで、流行を意識してのアルバム作りになっていました。
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4枚目は、これも同じ1980年の4枚目のアルバム『JOURNEY Yasuko Love-Bird』から「@センチ・メンタル・ジャニーAテイク・ジ・A・トレインBラバー・カムバック・・トゥ・ミーCムーン・ライト・セレナーデDイン・ア・センチメンタル・ムードEスター・ダストFララバイ・オブ・バードランドGウィスパー・ノットHマイ・フーリッシュ・ハートIユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホームJグット・バイ」と全曲を聴きました。このアルバムはジャズの名曲ありポピュラーの名曲ありと阿川泰子らしい歌唱が人気を呼び起こし9万枚の大ヒットになりました。また、伴奏グループ、ザ・キャストとの初レコーディングでもありました。
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最後は、1985年の10枚目のアルバム『ALL RIGHT WITH ME』から「@イッツ・オーネライト・ウィズ・ミーAア・フォギー・デイBマイ・ロマンスCスピーク・ロウDナイト・アンド・デイEグット・バイ」をききました。このアルバムでは名手トミー・フラナガン・トリオ(ベースはジョージ・ムラーツ、トラムはアーサー・テーラー)とのコラボでスタンダード集を歌った初のジャズ・アルバムになります。なぜかトミー・フラナガンの絶妙な伴奏とムラーツ、テーラーのサポートの素晴らしさが阿川泰子にジャズを歌わせていました。Eのグット・バイで鑑賞会を締めくくりました。
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次回は、小澤征爾を予定しています。
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2013年06月17日

アナログ・レコード鑑賞会64(カラヤン)

ヘルベルト・フォン・カラヤンの凄さはその指揮にあるのは周知の事実ですがレコードで聴く演奏はとりわけ凄いと思います。オーケストラの演奏の正確・精緻差は比類がなく音響的にしっかりとした装置で聴くとその凄さが実感されます。録音に際してはリスナーの立場にたって妥協することのないレコード作りをしていたそうですのでカラヤンのレコードには外れが無いと評判になったのも当然だとおもいました。
今回はカラヤンに敬意を表してEMTのプレーヤーにTSD15で60年以降のステレオ録音のアルバムを再生することにしました。

最初は、『リヒャルト・シュトラウス』1960年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団から「@交響詩 ティル・オイレンシュビーゲルの愉快ないたずら 作品28 A交響詩 ドン・ファン 作品20」を聴きました。このアルバムはカラヤンの数多い録音の中でも心身ともに充実していた時期のもので傑出したものと称賛されました。ベルリン・フィルとは趣を異にしたウィーン・フィルの優美な音色の響きが聴く者を魅了しました。
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続いては、『ドヴォルザーク交響曲第8番ト長調作品88「イギリス」』1961年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団から「@第一楽章A第三楽章」を聴きました。カラヤンが指揮したウィーン・フィルとのドヴォルザーク第8番はこのアルバムしかありません。ドヴォルザークらしい民族主義が色濃く反映されていて美しい旋律がウィーン・フィルによって暖かく広がりのある名演になっていました。
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三枚目は、『モーツァルト バイオリン協奏曲「トルコ」第5番イ長調』1978年、ベルリン・フィルモニー管弦楽団から「@第一楽章A第三楽章」をヴァイオリン アンネ・ゾフィー・ムターで聴きました。このアルバムは15才のムターのベルリン・フィルとの初録音ですがこの時すでに瑞々しいモーツァルトが聴けました。
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四枚目は、『ホルスト 組曲「惑星」作品32』1981年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団から「@土星−老年をもたらすものA天王星−魔術師B海王星−神秘をもたらすもの」を聴きました。
1961年のウィーン・フィルでの「惑星」は当時、録音の良いレコードとしてベスト・セラーになりました。20年後にベルリン・フィルとのこの「惑星」はデジタル録音ですがさらに高音質になっています。特に海王星は宇宙の静寂に吸い込まれそうになりました。
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最後の5枚目は、『ベートーベン 交響曲第「田園」第6番作品68』1962年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団から「@第一楽章A第二楽章」を聴きました。最後は洗濯船に相応しく田舎の香りがいっぱいの「田園」にしました。空気の美味しさ、土の香り、涼しく爽やかな風、小川の流れ、小鳥のさえずりなどを聞きながら最高の田園で終わりにしました。
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次回は、ルービン・シュタインを予定しています。
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2013年06月02日

アナログ・レコード鑑賞会63(ホレス・シルバー)

ハード・バップ・ピアニストの誉れ高いホレス・シルバーは、アート・ブレイキーとのジャズ・メッセンジャーズの時でもそうでしたが独特の響きがしました。このためホレス・シルバーのパッキングによって他の演奏者をまんまと乗せてしまうのでこれをシルバー節と言っていました。アート・ブレイキーのドラミングにも煽るところがありましたのでメッセンジャーズでは2人の個性が衝突して火花が散っていたようです。有名なバードランドの夜の演奏はクリフォード・ブラウン他がこの2人に乗せられて火の出るような演奏になったのと思われます。
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1956年にアート・ブレイキーと別れハード・バップ・クインテットを結成して数多くの良いアルバムを残しました。なかでも2管編成はとても充実していましたので今回はこの2管編成を中心に鑑賞することにしました。このバップの熱気を再生するためにJBLのスピーカーを使用して、ほぼ同年代のモノラル・カートリッジGE046をSMEのロング・アームと、ステレオはSPUシナジーにオルトフォンのアームをトーレンス・プレステージ・プレーヤーで再生しました。

最初は、1959年『BLOWIN`THE BLUES AWAY』から「@BLOWIN`THE BLUES AWAY ABREAK CITY BSISTER SADIE」を聴きました。このアルバムはホレス・シルバーのリーダー作のなかで最も人気のある一枚になっています。ブルー・ミッチェルのトランペット、ジュニア・クックのテナー・サックスの2管がホレス・シルバーのピアノに乗ってファンキーな演奏がすばらしいです。
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続いては、1963年の『SILVER`S SERENADE』から「@SILVER`S SERENADE ASWEET SWEETIE DEE」を聴きました。このアルバムでは成長著しい2管が最強のクインテットとなりミディアム・テンポの曲とファンキーな曲がバランス良く演奏されていて飽きことがありませんしミッチェル、クック、シルバーそれぞれのソロ演奏が楽しめました。
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次は、1964年の『SONG FOR MY FATHER』から「@LONELY WOMAN ACALCUTTA CUTIE BTHE KICKER CSONG FOR MY FATHER」を聴きました。このアルバムはホレス・シルバー・クインテットのメンバーの交替期のため2つのクインテット演奏とトリオ演奏が楽しめますので私的にお勧めの一枚です。@はシルバー・トリオの演奏でバラードが秀逸でした。Aは旧メンバーのミッチェルとクックの充実した演奏になっています。Bは新メンバーのジョー・ヘンダーソンのテナー・サックス、カーメル・ジョーンズのトランペットですがスイング感がすばらしい演奏です。カーメル・ジョーンズのトランペットはクリフォード・ブラウンを連想させました。Cは西インド諸島出身のシルバーの父親に捧げた曲ですがノリの良いメロディーとリズムにホレス・シルバーのピアノが弾けます。ジョー・ヘンダーソンのテナーは心を打ちます。
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最後は、1965年の『THE CAPE VERDEAN BLUES』から「@THE CAPE VERDEAN BLUES APRETTY EYES BNUTVILLE」を聴きました。このアルバムではトランペットがウディ・ショウに換わりジョー・ヘンダーソンとの唯一の2管編成での演奏になっています。また一部ではJ・Jジョンソンのトロンボーンが加わり3管編成での演奏が楽しめました。@は急速なテンポで南国のリズムを思わせます。Aはジャケットのとおり眼が物を言っていました。Bは3管編成の演奏ですが厚みのある新鮮なバップでした。
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なぜかブルーノート一色になってしまいました。

次回は、スィング・ピアニスト兼ボーカリストのドーン・ランベスです。
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2013年05月20日

アナログ・レコード鑑賞会62(キャンディーズ)

中学生の時に奥多摩のキャンプ場でたまたま知り合ったラン、ミキ、スーの3人が意気投合して、共通の青春の良い思い出になるようにと歌を志しました。
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思いがけずにキャンディーズとしてデビューしましたが僅か5年に満たない活動期間の人気絶頂期に「普通の女の子に戻りたい」との名言をもって解散してしまったのには正直驚いたものです。
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その後普通の女の子に戻りはしたもののそれぞれ別々に芸能界に復帰しているのは普通では物足りなかったのかも知れません。
一昨年に一番年下のスーちゃんが亡くなってから暫くはキャンディーズの歌を聴く気がしなかったのですが2年の時が過ぎ自身の抵抗が薄れたので円盤をとりだしてみました。
ゴールデンウィークのためお休みしていましたが、鑑賞会はキャンディーズで再開しました。
LP盤とEP盤の再生にはとても使い勝手の便利なEMT930ST にお願いしました。

最初は、1973年のデビュー・アルバム『あなたに夢中〜内気なキャンディーズ〜』LPから「@あなたに夢中A盗まれたくちづけ」を聴きました。デビュー当時は一番年下のスーちゃんがメイン・ボーカル(センター)を担当していました。Aは後に「そよ風のくちづけ」と改題名しています。
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続いては、1975年の『年下の男の子』EPを聴きました。この5枚目のシングル・レコードからメイン・ボーカルが一番年上のランちゃんに交代しました。この曲はヒットして初のベスト10に入りました。
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次は、1975年の5枚目のアルバム『その気にさせないで』LPから「@その気にさせないで」を聴きました。このアルバムはとても音質に優れていますので聴きごたえがありました。
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続いて、1976年の6枚目のアルバム『春一番』LPから「@ハートのエースが出てこないA春一番」を聴きました。両曲ともにとても爽やかなですがAは4枚目のアルバム『年下の男の子』に収録されていた曲をシングル化したものでトップ3に入る大ヒットになりました。
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次は、1976年の7枚目のアルバム『夏が来た!』LPから「@夏が来たA恋はサーフィンに乗って」を聴きました。タイトル通り夏らしさ満載です。
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続いてEP盤の聴き比べをしました。
1976年の『ハート泥棒』、『哀愁のシンフォニー』、
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1977年の『やさしい悪魔』、『書中お見舞い申し上げます』このレコードの発売後間もなくして突然の解散宣言、
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『アン・ドゥ・トロワ』、ミキが初めてのメイン・ボーカル『わな』、
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1978年のラスト・シングル『微笑みがえし』はオリコン1位になりました。
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LP盤に戻り、1977年の2枚組アルバム『キャンディーズ 11/2』から「@きょうから私はALOVE ME LOVE ME B素敵な魔法使い」を聴きました。このアルバムの1/2の意味はラン・スー・ミキそれぞれが作詞・作曲したオリジナルになっています。
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続いて、1978年のアルバム『微笑みがえし』LPから「@銀河系まで飛んで行け!Aグット・バイ・タイムス」を聴きました。このアルバムは解散後にリリースされました。Aはチャップリンを歌っています。
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最後は、キャンディーズから離れてしまいますが、1984年にリリースされた『好子』LPから「@カボシャール」を感謝をこめて聴き終わりにしました。
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次回は、ハリー・アレンです。





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2013年04月19日

CD鑑賞会19(ジャネット・サイデル)

昨日は初夏のような暖かさになりチェーンソーでナラの木を輪切りにして洗濯船駐車場の整備に利用しましたが腰への負担増やら握力の減退とともに大汗もかきました。今日は一転して朝から何回目かのなごり雪になり日中の気温が5℃までにしか上がらず気温差20℃は骨身に相当堪えました。
今回の鑑賞会はオーストラリアの歌姫と評判のジャネット・サイデルを聴きました。ジャネットの歌は一言でいうととても優しいです。キュートな声質で女性としては低めの声のためか耳当たりが良く何時までも聴いていたくなると思わせます。歌のレパートリーはとても広くスタンダードからジャズ、シャンソン、ラテンなど古いものから新しいものまで問わず楽しませてくれます。明るく自然体で心温まる歌と演奏をコニサー5-0プリとマッキントッシュのパワーアンプ、WEのケーブルでしっとり聴くことにしました。

最初は、1997年LA BRAVA MUSIC 2枚目のアルバム『The Art of Lounge』から「@The Very Thought of You AComes Love BI`ve Got A Crush You CMas Que Nada」を聴きました。ラ・ブラバ・ミュージックはジャネットの兄のベーシストデビット・サイデルが経営し全てのアルバムをプロデュースしています。いわばジャネット・サイデルのために設立したレーベルです。ライナーはジャネット自身が書いています。@はドリス・デイの歌でBはエラ・フィッツジラルドの歌、Cはブラジル66です。Aは兄のスローなベースラインとグルーヴィーな演奏とともに素晴らしい歌唱でした。
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続いては、1999年の4枚目のアルバム『The Art of LoungeU』から「@Lonesome Road AThey Say It`s Wonderfull BPerhaps CSpanish Harlem DSentimental Journey」を聴きました。@はゴスペル・ソング、Aはミュージカルのアニーよ銃をとれ、Bはキサス・キサスで、Cはラテンでしょうかノリノリで、Dはお馴染みのスタンダードです。ジャンルはとにもかくにもジャネット・サイデルの歌に聴き惚れてしまいました。
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次は、2000年の7枚目のアルバム『Comme Ci Comme Ca』から「@C`est Si Bon AA Man and Woman BPadam 」を聴きました。このアルバムではフランス語でシャンソンを唄っていますがパリの空気が漂いました。
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4枚目は、同じ2000年の8枚目のアルバム『Love Letters』から「@Love Letters ANature Boy BStardust CIn A Sentimental Mood DMoon River」を聴きました。ここではハーモニカ奏者のウィリアム・ガリソンを迎えての粋なスタンダード集になっています。
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5枚目は、2001年の『DORIS & ME』から「@Somebody Loves Me/Blue Skies AQue Sera Sera BEmbraceable You CTea for Two/Do Do Do」を聴きました。ここではジャネット・サイデルが啓愛するドリス・デイへのトリビュートアルバムになっています。ジャネット・サイデルのピアノとベース、ギターのトリオのジャジーな演奏でとても気持ち良くなりました。なお、このアルバムは日本での発売が次のアルバムと逆転しています。
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6枚目は、日本でのデビュー・アルバムとなった2002年の『DON`T SMOKE IN BED』から「@Johnny Guitar ABlack Coffee BBella Notte/La La Lu CDon`t Smoke In Bed DGolden Earring」を聴きました。ペギー・リーへのトリビュート・アルバムですが、ペギー・りーよりも現代的に爽やかな歌唱になっています。改めてジャネット・サイデルの歌の美味さが堪能できました。ジャケットのセンスが良くなったと思いませんか。
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最後は、2001〜2003年の『The Art of LoungeV』から「@Lullaby of Birdland ACry Me A River BThe Breeze And I CSomwhere Over The Rainbow DMiami Beach Rhumba」を聴きました。このアルバムも盛りだくさんの名曲集ですが聴いているだけで幸せな気持ちになりました。マイアミ・ビーチ・ルンバで暖炉のように暖かくなりながら終わりにしました。
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次回は所要のため申し訳ありませんが中止にします。なお、5月の第3週から再開する予定です。
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2013年04月12日

アナログ・レコード鑑賞会61(白鳥英美子)

昨日の夕方から降り始めた雪は夜半には木々の枝を真っ白に染め上げました。なごり雪になるのでしょうか。
今回の鑑賞会は1969年に結成されて「ある日突然」のデビュー曲から「空よ、虹と雪のバラード」など清々しい歌を聴かせてくれたトア・エ・モア(あなたと私)の女性ボーカリスト山室英美子(結婚して白鳥英美子)を聴きました。
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トア・エ・モアは1973年に僅か4年で解散してしまいましたが、その後2人は別々に音楽活動をしています。山室英美子は解散した1973年に1枚のアルバムを発表しましたが、保母さんになるため音楽の世界から離れてしまいました。その後白鳥澄夫との結婚を契機にアメリカに転居してしまいましたので完全に音楽の世界から離れてしまうのかと残念と思っていました。ところが聞いた話によると、たまたまアメリカのレストランで歌う機会があり、そこにいたお客が食事を忘れて聴き入ってしまったのだそうです。この件があって白鳥英美子の歌心に再び火がついて音楽活動開始につながったとのことでした。夫の白鳥澄夫の策略が功を奏したと私は思っていますが当たらずとも・・・・でしょう。
控えめなクリスタル・ボイスはジョーン・バエズのようですし聴いていてとても落ち着いた心地にさせてくれますので大好きです。流行に媚びることのない詩や曲は人気上昇という面では今一つですが、とても良い曲が多く独自の世界を描いています。この貴重な歌声の再生にはウェルテンバードのプレーヤーとオルトフォンのMCカートリッジ、イルンゴのフェーダー、ウェスタンのケーブルにお任せしました。

最初は、1973年のソロ名義での最初のアルバム『山室英美子』から「@旅立つ日によせてAメガネB子供達Cかくれんぼ」を聴きました。シンガー・ソング・ライターとしての山室英美子のオリジナル・アルバムですが失恋の歌が多いためか全体に暗い印象になってしまいました。それでもAは面白いですしBは岸田今日子の詩が山室英美子の曲と歌でファンタジーです。
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続いては、1977年白鳥英美子としてのカムバック・アルバム『鴉鷺』から「@母の唄AかくれんぼB秋の旅人C風車D花E萩」を聴きました。4年間の休憩後に鴉鷺(あろ)という4人組のグループを結成して音楽活動を再開したアルバムです。「鴉鷺」とはおとぎ話の鴉鷺記(鳥同士の大げんか物語)からとったのだとおもいます。詩はおとぎ話のようですし曲は和の世界を意識して演奏されているようです。アルバム全体に白鳥英美子に似合った名曲が目白押しですが、@は必聴ですしAは自作の詩になりました。
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次は、1980年の鴉鷺セカンド・アルバム『鴉鷺U』から「@自由への旅立ちA夢うつつBそして大和」を聴きました。このアルバムから5人編成になり白鳥澄夫との詩・曲のコンビネーションが冴えています。特にBは感動しました。古風ですが現在に通じる日本愛が聴く者に伝わってきます。
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4枚目は、1981年の鴉鷺サード・アルバム『陽光』から「@軌跡AFLOATINGBひまわりC雪人形」を聴きました。@は白鳥英美子の詩と曲Aは白鳥英美子の詩と白鳥澄夫の曲BとCは白鳥澄夫の詩と曲になっています。このアルバムでは全てがラブ・ソングになっていてポップス寄りになっています。
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5枚目は、1982年鴉鷺5枚目で最後のベスト・アルバム『SUPER CELECTION』から「海に還る」を聴きました。この曲は鴉鷺4枚目のアルバムで松本零士のアニメ「マリンスノーの伝説」の主題歌でヒットしました。しかしながら、鴉鷺の知名度が上昇した反面、音楽の方向性が散漫にならないうちにと解散のきっかけになってしまいました。
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最後は、鴉鷺解散後のソロ活動としてのアルバム『LADY』から「@ミュージックA夢のフィヨルドB心の友CMOTHERLESS CHILD」を聴きました。このアルバムでは自身のオリジナルの他に岩谷時子、及川恒平の詩に白鳥英美子の曲、五輪真弓の歌やトラディショナルを唄っています。ここでも爽やかなLADYの心地よい風がながれていきました。
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個人的にですが白鳥英美子にはスタジオ・ジプリのアニメ・ソングを歌ってもらいたいですね。
次回は、ジャネット・サイデルを予定しています。
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2013年04月09日

CD鑑賞会18(諏訪内晶子)

諏訪内晶子のデビューは衝撃的でした。15才の時に日本音楽コンクール第1位のときは、また英才教育天才少女が出てきたかと思いましたが、18才でのチャイコフスキー国際コンクールでの最年少・日本人初・全審査員一致による優勝のニュースには正直驚きました。華々しいデビューでしたのでアルバムの発売が待ち遠しかったのですが、ジュリアード音楽院へ留学してしまったのでアルバム・デビューは6年後まで待つことになりました。何の番組かすっかり忘れてしまいましたが、諏訪内晶子が理想とするバイオリニストにヤッシャ・ハイフェッツの名前をあげていたのは鮮明に覚えていました。その後かつてハイフェッツが使用していたストラディヴァリウスのドルフィンを2000年から使用することとなるとは何んと運命的な出会いなのでしょうか。諏訪内晶子の演奏もハイフェッツ同様に表現の豊かさにあると思います。チョン・キョンファの演奏が切れと感情の激しさの剛とするならば諏訪内晶子の演奏は繊細かつ奥深い表現力の柔のように感じました。
この演奏の再生にはEMMラボのプレイヤーとオールド・シーメンスのリッツ線で作製したRCAケーブルにお願いすることにしました。ドルフィンの音がどうなるかも期待が膨らみました。

最初は、1996年のデビュー・アルバム『諏訪内晶子デビュー』から「ブルッフ;ヴァイオリン協奏曲第1番」をマリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィルズ・オーケストラによるロンドン・セント・ジョーンズ・チャーチでの録音で聴きました。待ちに待ったデビュー・アルバムでしたが期待に違わず美しい演奏が部屋を満たしました。
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続いては、1999年の4枚目のアルバムから「サラサーテ;ツィゴイネルワイゼン、カルメン幻想曲、ドヴォルザーク;ヴァイオリン協奏曲イ短調」をフィッシャー指揮ブタペスト祝祭管弦楽団で聴きました。これらの曲は多くのヴァイオリニストが演奏し最も愛聴されている名曲で当然ハイフェッツも演奏していますが、諏訪内晶子の秀でた演奏は聴く者を魅了してしまいました。
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次は、2002年の8枚目のアルバムから「ウォルトン;ヴァイオリン協奏曲ロ短調」をオラモ指揮バーミンガム市交響楽団で聴きました。このアルバムはイギリスの作曲家ウォルトンの生誕100周年に因んだ演奏ですが、この曲をウォルトンに委嘱したのは何んとハイフェッツなのだそうです。諏訪内晶子の理想が名器ドルフィンによって名演に恥じない美しい演奏になりました。
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最後は、2004年の詩曲(ポエム)から「サン・サーンス;ハバネラ、ラロ;ギター、ショーソン;詩曲」をデュトワ指揮フィルハーモニア管弦楽団で聴きました。このアルバムからはフランス・パリの空気感が心地よく響きます。この美しい演奏は誰もまねのできない諏訪内晶子だけのポエムでした。
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しかしながら、どうしたことか素晴らしい演奏は長くは続かずこの後の特に2007年以降の演奏には表現の冴えが減退してしまったのは本当に残念でなりません。音楽演奏家として早く復活してほしいものです。
次回は白鳥英美子を聴く予定です。
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2013年03月07日

アナログ・レコード鑑賞会59(サッチモ)

このところ白馬八方尾根スキー場界隈が賑やかになっています。ジャンプ台では全日本スキー選手権大会が朝7時から開催されていて、あの女子ジャンプ世界選手権の覇者も参加しています。また、毎年恒例の白馬八方リーゼン・スラローム大会が今日・明日と開催されています。続いて来週からはスキー技術選手権大会が開催されます。

賑やかなのはスキーばかりではありません。今回の鑑賞会のルイ・アームストロングもとても賑やかです。唯一無二のトランペッターでありジャズ・ボーカリストでもあります。愛称のサッチモとは「ガマ口のような口」とのことだそうで、白い歯を見せて笑う姿は愛嬌とその人間性に惹かれてしまいます。独特のしわがれた声のボーカルは味わい深く響きトランペットの演奏については誰にも真似ができない独創性があります。その音楽性は本当のジャズを教えてくれました。
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この愉しく賑やかで哀愁のある音色をEMTのプレーヤーで再生することにしました。

最初は、1947年の『Town Hall Concert』から「@Rockin`Chir AAin`t Misbehavin` BBack O` Town Blues CSt. James Infirmary DPennies From Heaven ESave It, Pretty Mama」を@〜Bはオリジナル盤で、C〜Eはフランス盤で聴きました。このライブ・コンサートの模様はこの6曲だけがレコード化されました。聴衆と一体となったオールスターズのサービス心旺盛な演奏はこれぞジャズと言えるものだと思います。
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続いては、タウン・ホール・コンサートでレコード化されていなかった8曲の音源を1975年にフランスRCAが新たにレコードしたものと既にレコード化されていた6曲をコンプリートした『COMPLETE TOWN HALL CONCERT』から「@Struttin with Some Barbecue ASt.Louis Blues BOn the Sunny Side of the Street CI Can`t Give You Anything But Love DRoyal Garden Blues」を聴きました。この演奏もとても素晴らしくなぜレコードにしなかったのか不思議です。
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次は、1955年の『AMBASSADOR SATCH』から「@TIN ROOF BLUES AALL OF YOU BTWELFTH STREET RAG」を聴きました。このアルバムはオールスターズでのヨーロッパ・ツアーのうちオランダとイタリアの演奏会が入っています。ここでも人間味のある素晴らしい演奏がヨーロッパの人々を虜にして心の交流が手に取るように伝わってきました。特にBの12番街のラグは聴きものです。
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続いては、『LOUIS ARMSTRONG & DUKE ELLINTON』から「@COTTON TAIL AMOOD INDIGO」を聴きました。このアルバムのルイのトランペットとボーカル、エリントンのピアノ、2人の意気投合した交流は実にジャズらしく響きました。
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続いての交流は、『ELLA AND LOUIS』から「@TENDERLY ASTARS FELL ON ALABAMA BCHEEK TO CHEEK」を聴きました。2人の掛け合いの歌はとても楽しめました。若々しいエラの声は瑞々しく聴こえました。
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次はルイの晩年、1964年の大ヒット・アルバム『HELLO, DOLLY』から同「HELLO,DOLLY」を聴きました。人気ミュージカルから1969年に映画化され、バーバラ・ストライザンドと特別出演のルイ・アームストロングのデュエットが鮮やかな印象に残っていました。
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続いても晩年の1967年のヒット・アルバム『WHAT A WONDERFUL WORLD』から「@WHAT A WONDERFUL WORLD ANOBODY KNOES THE TROUBLE I`VE SEEN BWHEN THE SAINTS GO MARCHING IN 」を聴きました。@は世界的にヒットしたようです。あるとき洗濯船にお泊りになった英国のご婦人にこの曲を再生したときに泣き出されてしまいました。何でもお婆さんの葬儀の際にこの曲で送りだしたのでお婆さんを思い出してしまったそうです。
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最後は最晩年の1968年の『DISNEY SONGS THE SATCHMO WAY』から「@Bibbidi-Bobiidi-Boo AZip-A-Dee-Doo-Dah BChim Chim Cheree CWhen You Wich Upon A Star」を聴きました。御存じのディズニー映画の主題歌集ですが、優しいだみ声が魅力的なアルバムです。
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次回は寺井尚子を予定しています。



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2013年02月21日

アナログ・レコード鑑賞会58(荒井由実)

午前中は時折日が差してきてわりと静かな一日になると思いきや、午後から雪が本格的に降りはじめ、そのうちに吹雪になってしまいました。こんなんでは視界が効かなくなりスキーには出かけられません。

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シンガー・ソング・ライターの荒井由実(ユーミン)はお世辞にも上手いとは言えないボーカルはとにかくとしてその詩と曲はファッショナブルな若い世代の新しい価値観に溢れているように思います。世の中の不条理を鋭く指摘することから、自らの内面をあからさまに歌うことに主流が移っていった最中、あっさりとしたスマートな感情表現で現存する情景描写をうまく取り入れて詩にしています。曲についても詩と同様に暗いイメージは殊更避けて明るいテンポに乗って悲しさをより際立たせています。このためか、貧しさとは無縁のある程度裕福な生活をしているお嬢様といったイメージが付きまとい当初は異質に映りました。ジーパンからスカートには直ぐには馴染めなかったと思います。デビューから3年程は全くと言ってよいほどレコードが売れませんでした。
今回の鑑賞会は、日本画というよりも水彩画のような荒井由実のアルバム全5枚を中心にウェルテン・バードのプレーヤーとオルトフォンのMC30Uのカートリッジでまったりと聴きました。

最初は、1972年録音の「ケンとメリー(愛と風のように)」をシングル盤で聴きました。このレコードはBUZZが歌っているのですが、荒井由実はミュージシャンとしてバズ・ショップ・ダートバンドのピアニストとして演奏しています。
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続いては、1973年のファースト・アルバム 『ひこうき雲』から「@ひこうき雲Aきっと言えるBベルベット・イースターC紙ヒコーキD雨の街をE返事はいらない」を聴きました。このアルバムは発売当初から暫くの間は人気がありませんでしたが面白いタイトルが気になりました。どの曲も斬新でしたが訴えかけてくるものが希薄との印象がありました。Eのデビュー・シングルは一節によると300枚しか売れなかったそうです。このアルバムではボーカルの他にピアノの演奏をしています。また、ブック・レットのイラストは多摩美大日本画専攻卒の荒井由実自身が描いています。
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次は、1974年のセカンド・アルバム『MISSLIM』から「@瞳を閉じてAやさしさに包まれたならB海を見ていた午後C12月の雨D魔法の鏡」を聴きました。@は長崎県立高等学校の校歌としてつくられました。この歌碑の除幕式にユーミンが参加した模様をテレビで見たことが思い出されました。Aは3枚目のシングルとして発売され、後に愛を届ける「魔女の宅急便」のエンディング・テーマに使用されました。このアルバム・ジャケットはイタリア・レストラン「キャンティー」のオーナー宅で撮影されたそうです。このアルバムも人気がでませんでしたが、私的には荒井由実のベスト・アルバムだと思います。
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3枚目のアルバムは、1975年の『COBALT HOUR』から「@卒業写真Aルージュの伝言B航海日誌C雨のスティション」を聴きました。1974年から本格的にステージ活動を開始し知名度が上がった所為か定かではありませんがこのアルバムは1976年の年間アルバム売上第2位になりました。@は後にハイ・ファイ・セットがシングルでリリースして大ヒットになりました。卒業シーズンの定番曲になっています。Aは5枚目のシングルとして発売されましたが後に「魔女の宅急便」のオープニング・テーマ曲に使用されました。Bは詩では後悔日誌になっています。CはJR青梅線西立川駅での6月のシトシト雨模様だそうです。
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なお、このジャケットのイラストには2つの大きな欠点があります。一つは胸の名前YUMINが大文字になっていることです。二つ目はYUMINの後に後からGを書き足したことです。”ふざけるな”とペーターに言いたい。
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次は、1975年にBang Bangへ提供された「いちご白書をもう一度」を聴きました。この曲は作詞・作曲家、荒井由実として初めてオリコンで1位になりました。「就職が決まって髪を切ってきた時、もう若くないさと君に言い訳したね。」は実感できました。なお、このシングルのB面荒井由実提供の「冷たい雨」はBang Bang にはとても似合わないと思いました。
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続いて、同じ1975年発売の6枚目のシングル「あの日にかえりたい」を聴きました。この曲はテレビ・ドラマ「家庭の秘密」の主題歌ですがシンガー・ソング・ライター、ユーミンとして初めてオリコンの1位になりました。「あの頃に戻ってあなたに会いたい。」と言われたらどうしましょうか。
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4枚目のアルバムは、1976年発売の初のベスト・アルバム『yuming brand』から「@あの日にかえりたいA少しだけ片思いBやさしさに包まれたならC魔法の鏡Dルージュの伝言 のA面、E12月の雨F瞳を閉じてGきっと言えるHベルベット・イースターI翳りゆく部屋 のB面」の全曲を聴きました。Aでは「恋する気持ちには羽が生えている。」そうです。このアルバムはほどほどですが音質も良く最高に楽しめました。
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最後の5枚目のアルバムは、1976年の『14番目の月』から「@14番目の月A朝陽の中で微笑んでB中央フリーウェイC晩夏(ひとりの季節)」を聴きました。@はライブでの定番曲になっています。Aはハイ・ファイ・セットへの提供曲です。Bは中央自動車道の府中近郊の風景を唄っています。現在はビール工場はありませんが「この道はまるで滑走路 夜空に続く、二人して流星になったみたい。」は名言と言えるでしょう。
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最後にユーミンを美しく歌い上げたアルバム「Hi-Fi Set Sings Yuming」を紹介して今回の鑑賞会を終わりにしました。
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「私をスキーにつれてって」はどうしたの?。
今日は吹雪でしたので次の機会にエンターテナー松任谷由実に@恋人がサンタクロースAサーフ天国・スキー天国BA HAPPY NEW YEARCBLIZZARD を唄ってもらいましょう。

次回は、コニー・ドーバーの天使の声を予定しています。
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2013年02月07日

アナログ・ディスク鑑賞会57(千住真理子)

ヴァイオリニスト千住真理子といえばストラディヴァリウス・デュランティの話になってしまうほど衝撃的でした。ヴァイオリン製作者ストラディヴァリウスの最もあぶらの乗り切った時期の1716年に製造されてから280有余年演奏されずに秘蔵されていた名器です。このような名器を所蔵できる幸運は天運によるとしか考えられません。この数億円のヴァイオリンを購入するに対して躊躇なく千住兄弟(博、明)が必死に奔走したことも伝えられました。この名器の音を聴いたみたいと思うのは自然の成り行きですが、残念なことに千住家が購入したのは2002年ですのでアナログ・レコードはありません。CDでのみしか聴くことができないので今回は参考になります。

千住真理子はわずか12才でプロデビューしたほどの天才少女でしたが、他のヴァイオリストとは違っていて音楽一筋ではありません。慶応大学文学部哲学科美術史に進み、二十歳のときに一時ヴァイオリンから離れています。自己を第三者として見つめ直すことや広い視野から音楽を捉えることで演奏者としての成長を試みているように感じました。

今回はデビュー・アルバムからサード・アルバムまでのアナログ盤全3枚全曲、トーレンス・プレステージのプレーヤーとSPUシナジーのカートリッジで余すことなく聴きました。

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最初は、1986年のデビュー・アルバム 「メンデルスゾーン&チャイコフスキー;ヴァイオリン協奏曲、ディヴィット・シャローン指揮・ウィーン交響楽団」を聴きました。
当時、女性・アーティストとして初めてウィーンに乗り込んで録音したもので、この選曲は千住真理子自身だそうです。ウィーン・コンツェルトハウスの響きが織りなすシャローン独特のきめの細かな演奏と千住真理子の丁寧かつ清らかな演奏が初々しさを醸し出しているようです。このアルバムは録音レベルが低いので再生アナログ・プレーヤーの真価を問われます。
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続いては、1987年のセカンド・アルバム 「詩曲・チゴイネルワイゼン/ロマンチック・コンサート;ピエール・デルボォー指揮ルクセンブルグ放送交響楽団」@チゴイネルワイゼン(サラサーテ)Aロマンス第2番ヘ長調(ベートーベン)B序奏とロンド・カプリチォーソ(サン・サーンス)Cタイースの瞑想曲(マスネ)DG線上のアリア(バッハ)E詩曲(ショーソン)を聴きました。
豊かなアコースティックに富むホールでの録音のためか優雅で華麗なオーバー・トーンが聴けました。ここでの千住真理子も丁寧・清楚な演奏をしています。
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最後のサード・アルバムは、セカンド・アルバムと同じ1987年録音の「愛のアマデウス;ローレンス・フォスター指揮イギリス室内管弦楽団」モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲4番「軍隊」、5番「トルコ風」を聴きました。千住真理子初のモーツァルトですが丁寧・清楚な演奏は変わりません。
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これらのアナログ盤に共通している点は、的を得た良い指揮者と楽団に恵まれていること、響きの良いホールでの外国での録音になっていることです。千住真理子の演奏は育ちの良さとその性格どおり丁寧・清楚なのですが、切れやスピード感がなく内向的で、聴取者に対してではなく自分自身の内面に語りかけているように思いました。このためか演奏全体が地味との印象でした。


千住真理子が生まれ変わるのはストラディヴァリウス・デュランティを手にしたときからです。
レコード会社を移籍しデュランティで録音した2003年の最初のアルバム「カンタービレ〜歌うように」での最初の曲 @愛のあいさつ から別人のようです。ヴァイオリンが千住真理子を弾かせています。
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2005年の「愛のコンチェルト」ではJ.Sバッハ協奏曲集ですが、どの演奏も素晴らしい内容になっています。とりわけ 2つのヴァイオリンのための協奏曲の第2楽章ラルゴ・マ・ノン・タントは聴きものです。第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリン両方を千住真理子が演奏しています。
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2007年の「G線上のアリア」は過去に何回か録音している曲が多いので、つい比較してしまいますが表現が全く異なっています。このアルバムの中で千住真理子は次のように言っています。「あれから5年たつ。ストラディヴァリウスは、実は音を出すのが大変難しく5年はかかると言われているが、その5年がたった。デュランティは1年ごとにその音色を変化させ、今すっかり目覚めた唄い姫のように、私の腕の中で、愛の歌を、悲しみの歌を、人生の賛歌を、唄う。」と。クライスラーの「美しきロスマリン」など絶品です。おまけとして大河ドラマ「風林火山」のテーマ曲も素晴らしいです。
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ジャケットが雄弁に語っています。
口をぐっと結んで硬い表情の生まれ変わる前、口元が緩み静かなほほ笑みの後。

次回は、ストレート・アヘッドなジャズサックス奏者のエリック・アレキサンダーです。


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2013年01月28日

アナログ・レコード鑑賞会56(MJQ)

新年初の鑑賞会はMJQ(Modern Jazz Quartet)をデットな部屋で聴きました。
MJQは結成当初、Milt Jackson Quartet でしたが、一年後に名前の変更をおこないました。
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余談ですが、1974年のラスト・コンサート後にも何回か再結成されたので「Manneri Jazz Quartet」と悪口をいっていたこともありました。
もともとはディジー・ガレスピーのビック・バンドに所属していたミルト・ジャクソン(ビブラフォン)、ジョン・ルイス(ピアノ)、ケニー・クラーク(ドラム)にパーシー・ヒース(ベース)が加わり1951年に活動を開始しましたが、1955年以降はケニー・クラークに代わってコニー・ケイがメンバーになり20年以上演奏活動を続けました。
初めて聴いたときの印象はジャズ演奏でありながら正装して羽目を外さない演奏に聴こえました。しかしながら時にはブルージーでありスィングもします。アドリブではなくしっかり構成された曲で何回聞いても同じ演奏です。
この普遍ともいえる演奏スタイルはとてもジャズ的とは思えませんが、クラシックの室内楽でもありません。
このMJQにぴったりなプレーヤーはEMTをおいて無いと思いますのでデットな部屋になった次第です。

最初は、1955年の CONCORDE から「@ALL OF YOU AI`LL REMEMBER APRIL BGERSHWIN MEDLEY CSOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE 」を聴きました。コニー・ケイが加わって最初のアルバムになります。Cの朝日のようにさわやかに はMJQの代表曲ですがここでの演奏が初演です。私はこのアルバムがMJQとの出会になり、この印象的なジャケットの広場に立ちに行きました。味わい深い落ち着いた大人のジャズとの思いは普遍です。
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続いては、1956年の FONTESSA から「@VERSAILLES AANGEL EYE BFONTESSA」を聴きました。プレステージからアトランティック・レコードに代わって最初のアルバムになります。ジャケットからしてジャズらしからぬ垢ぬけたデザインですが、@のベルサイユはジョン・ルイスの趣味がもろに出たクラシック・スタイルの曲です。演奏はいつもと違い熱とスピード感があります。Aはミルド・ジャクソンのパイブの独断場になっています。Bは演奏時間11分の大曲ですがクールな名演奏です。今回はステレオ盤で聴きました。
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次は、1957年の NO SUN IN VENICE から「@THE GOLDEN STRIKER AONE NEVER KNOWS BTHE ROSE TRUC CCORTEGE DTHREE WINDOWS 」を聴きました。このアルバム「たそがれのペニス」は映画のサウンド・トラック用にジョン・ルイスが作曲しました。映画はヨッロッパで撮影され曲はアメリカでと同時並行で進められました。つまり映画の内容・情報は得ていたものの映画に合わせて作曲したものではありません。曲は正しくバッハです。Dはフーガを用いています。この演奏はトム・ダウトのレコーディングもあって感動の名演ぞろいでが、惜しむらくはジャケットです。イギリスのターナーの絵が左右反転してしまっています。
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4枚目は、1968年の UNDER THE JASMIN TREE から「@THE BLUE NECKLACE AEXPOSURE BTHE JASMIN TREE」を聴きました。このアルバムは珍しくApple Records での録音になっています。ここでの演奏曲もジョン・ルイスの作曲で、スタイルは普遍ながら先鋭的とも言える内容になっています。MJQの奥の深さが堪能できます。
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最後は、1974年の THE LAST CONCERT から「@SKATING IN CENTRAL PARK AIN MEMORIAM BDJANGO CBAGS` GROOVE」を聴きました。全てMJQの十八番で感動的な演奏です。これが最後との思いがメンバーに溢れ、Cの最終曲は涙なくしては聴けないはずでした。
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あろうことか直ぐに再結成し、日本国内での演奏興行は聞きに行く気もおきませんでした。
ミルト・ジャクソンに始まってミルト・ジャクソンで終わっていれば収まりが良かったと思うのは私だけでしょうか。
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次回は、綾戸智絵をCDで聴く予定です。
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2012年12月13日

CD鑑賞会13(サリナ・ジョーンズ)

今日の白馬はひさしぶりの青空になり気温も2℃まで上昇しましたので雪かき・除雪がはかどりました。このような時に注意しないといけないのは屋根に積もった雪の塊です。不意に屋根一面の雪崩が発生しますので落ちてくるその場所からいち早く脱出しなければなりません。岩のように硬い塊は厚さ1m程ありますので飲み込まれたら怪我は間違いなく命の危険さえあります。今回の雪崩はスコップが犠牲になりました。雪がずれ始めて慌てたのでスコップを置き去りにしてしまいました。

寄り道が長くなりましたが、今年最後の鑑賞会はサリナ・ジョーンズを聴きました。
サリナ・ジョーンズはとてもセンスの良い歌い方をします。歌の幅もジャズからロック、ソウル、ポップスまで広くどの曲であっても聴きごたえがあります。声の質は女性としてはやや低めなのですが、素直で丁寧な歌い方ですのでしっとりとした温かみのある表現になっています。アメリカ出身ですがイギリスを中心にヨーロッパで活動しています。
このさりげない歌唱をEMMラボのプレーヤーで再生することにしました。じっと心に響いてきてくれることでしょう。

最初は、1973年のアルバム Alone&Together から「@Everything I Have Is Yours AIn The Still Of The Night BSolitude CSkylark」をききました。このアルバムは実質的にサリナ・ジョーンズを日本に紹介したものです。BをFM放送で聴いたときに気取らない歌い方がとても新鮮に響きました。
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続いては、1988年のアルバム Let It Be から「@Let It Be AHere Comes The Sun BSomething CGet Back DHey Judo EDon't Let ME DOwn」を聴きました。このアルバムでは全ての曲がビートルズナンバーです。同じイギリスであるせいかサリナ・ジョーンズの持ち歌のようにかんじました。特に@は絶品です。
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次は、1991年のアルバム Night Mood から「@Stella By Starlight ALove FOr Sale BStar Dust CAutumn Leaves DMisty ETenderly」を聴きました。ここではスタンダードの名曲をバラードで歌唱しています。どの曲もゆったりとしたリズム感が心地よく響いてきます。サリナ・ジョーンズのベスト・アルバムと思います。
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4枚目は、1992年のアルバム I LOve Paris から「@I Love Paris AEasy To Love BNight And Day CBegin The Beguine DAll Of You」を聴きました。このアルバムはコール・ポーター集になっています。良く知られたスタンダードな曲が多いのですが、歌い手にとっては難しい曲ばかりです。ここでもとてもセンスのよい歌唱が聴けました。。パリのミュージシャンとハーモニカのトゥーツ・シールマンとのコラボレーションはバリの香りが漂ってきます。
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5枚目は、1994年のアルバム Jobim With The Jobim's から「@Agua De Baber(おいしい水) AQuiet Night Of Quiet Stars(コルコヴァード) BDesafinado CGirl(Boy)From Ipanema DSong Of The Jet(ジェット機のサンバ)」を聴きました。ここではアントニオ・カルロス・ジョビンをフィーチャーしたボサノバ集になっています。リズミックなボサノバにのっての歌唱は何の違和感もありません。ジョビンとのデュエットが愉しいアルバムです。
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最後は、1995年のアルバム Jaurney With SALENA JONES から「@Take The 'A' Train ASentimental Journey BSummertime In Venice CGeorgia On My Mind DI Left My Heart In San Francisco」を聴きました。このアルバムではジャズのスタンダード曲で旅をしているとのことですが、スィンギーなスタンダード・ジャズ歌うサリナ・ジョーンズをジャズ・ボーカリストと認めてしまいましょう。
今年最後の曲は同アルバムから「Good Bye」で終わりにしました。
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今年の鑑賞会は今回が最後になります。お楽しみいただけましたでしょうか。
来年の鑑賞会は1月16日からを予定していますが後日このブログでお知らせします。
posted by みのさん at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | デットな部屋

2012年11月23日

アナログ・レコード鑑賞会54

本格的な降雪の前に建物内外の冬支度をしなくてはいけませんが庭の落葉の片付けや木々の冬支度の方が急務です。落葉は裏庭に運んで捨てますが既に溢れてしまっていますので仕方なく落ち葉焚きをしました。当然、久しぶりの焼きイモになりました。金時は美味い。
先週は臨時でお休みしましたが、今回の鑑賞会はカーメン・マクレイを聴きました。
女性ジャズ・ボーカルのエラ・フィッツジェラルドやサラ・ボーンは20才でレコード・デビューしましたが、カーメン・マクレイは30才を過ぎてからボーカル・デビューしたことや派手さが無いためか人気的には今一歩といったところがあります。しかしながら、歌の表現力や説得力、きれいな発音で聴きとりやすい発声など抜きんでているように思います。元々はピアニストとして活動していたので時折の弾き語りに妙味がありました。
派手さの無いじっと沁みいるボーカルの再生には、Well Tempered Amadeus G.T.A のプレーヤーにオルトフォンMC30sUを選定しじっくり聴き入ることにしました。
最初は、1957年録音の AFTER GLOW から「@MY FUNNY VALENTINEAEAST OF THE SUNBDREAM OF LIFECPERDIDO」を聴きました。レイ・ブライアント・トリオをバックに35才のカーメンの知的なボーカルが堪能できました。@Aともに歌のうまさが光りますがBはカーメンが16才の時に作った曲で当時ビリー・ホリディーが歌唱したバラードです。Cはデューク・エリントン楽団の曲を弾き語りしています。
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続いては、CARMEN FOR COOL ONES から「@ALL THE THING YOU AREATHE NIGHT WE CALLED IT A DAYBI REMEMBER CLIFFORD」を聴きました。フレッド・カッツ編曲・指揮によるオーケストラの落ち着いた演奏にカーメンのボーカルが冴えました。@は軽くスィンギーにAは表現をぐっと抑えてBはベニー・ゴルソンの名曲を情感込めてしっとり唄っています。
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次は、1958年録音の BOOK OF BALLADS から「@BY MYSELFATHE THRILL IS GONEBMY ROMANCECANGEL EYES」を聴きました。このアルバムはカーメン36才での録音ですが最高傑作のバラード・アルバムと断言してしまいます。全曲名唱ですので聴きごたえ充分でした。私はこのアルバムからジャズ・ボーカルの魅力に録り付かれました。
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4枚目は、SOMETHING TO SWING ABOUT から「@THREE LITTLE WORDSAALONE TOGETHERBFALLING IN LOVE WITH LOVECCOMES LOVE」を聴きました。アーニー・ウィルキンス編曲・指揮の軽快なオーケストラ演奏にのってアップ・テンポでスィンギーに歌っています。ズート・シムズやフィル・ウッズ、デック・カッツのピアノが良い味わいを出していてカーメンとのコラボが楽しめました。
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5枚目は、LIVE AT Suger Hill から「@SUNDAYAA FOGGY DAYBI LEFT MY HEART IN SAN FRANCISCO」を聴きました。このアルバムはサンフランシスコのクラブ、シュガー・ヒルでのライブでの熱唱です。落ち着いたピアノ・トリオの中ご当地ソング「思い出のサンフランシスコ」はユーモアを交えた素晴らしい歌唱です。
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6枚目は、"Alfie" から「@ALFIEATHE SHADOW OF YOUR SMILEBAND I LOVE HIM」を聴きました。ピーターとドンセベスキーの編曲・指揮によるヒット曲集になっています。Bのビートルズ・ナンバーなどオリジナル曲をより説得力ある歌唱で聴く者に新しい感動を与えてくれました。
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最後は、AS TIME GOES BY/CARMEN McRAE ALONE LIVE AT THE DUG から「AS TIME GOES BY」だけを聴きました。1973年11月21日、東京新宿のジャズ・クラブ、ダグでのサプライズ演奏でした。来日中の演奏がそうであったので当日もピアノ・トリオをバックに歌うものと思っていたところ、ピアノの席に座ると弾き語りを始めました。これにはびっくり・大喜び、しかも大好きな「アズ・タイム・ゴー・バイ」が聴けましたので尚更でした。至福な時間はあっと言う間に過ぎ去っていきました。
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私的にですがカーメン・マクレイのボーカルは最高だと思っています。
次回は、ケイコ・リーを聴きます。
posted by みのさん at 16:10| Comment(0) | TrackBack(0) | デットな部屋