2024年04月04日

オオスズメバチ参上

今日の夕食はオオスズメバチをいただくことにした。
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オオスズメバチとは熊本のコメ焼酎の10年もので、あっさりとしているようで深い味わいがたのしめるとのこと。
オンザロックで楽しみました。
おかずは真鯛の塩麴焼。
後からチクリとした味わいに襲われました。

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2021年12月05日

関西駅弁祭り

今日の駅弁は関西方面に特化している。
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まずは、
鯛めしで、兵庫県姫路の瀬戸内産の真鯛 としている。
続いては、
かに寿しで、鳥取のアベ鳥取堂 うす紅のささ味あり となっている。
さらには、
しゃもじかきめしで、広島の味・牡蛎料理 ということだ。
何時ものことながら、お祭りに突入した。

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2021年11月28日

雲丹駅弁祭り

今日は奢って、夕食は雲丹の駅弁にした。
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左から
@うにとウニと雲丹 味くらべ弁当
Aうに貝焼き食べくらべ駅弁
Bウニのせ焼肉弁当
本物のバフンウニには到底及ばないものの、お祭り気分を満喫できた。
ごちそうさまでした。
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2021年11月07日

北海道駅弁祭り

今日の夕飯は駅弁だ。
北海道の幸がいっぱいといいたいところだが、今回はウニに重点を置いてチョイスした。
何時も駅弁の販売数がすくなくて、すぐに売り切れてしまうので、今日は売り切れないうちに購入するべく慌ててでかけたものだ。
@贅の極 白トリュフ風味 うにご飯
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A金の輝き 特製 ウニ重
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B海鮮 えぞ 賞味 かに・イクラ・ウニ入り
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我が家もお祭りだ。
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2021年10月09日

木地屋民族資料館

糸魚川市大所にある「木地屋民族資料館」において、「白馬登山黎明期と木地屋集落」という特別展が10月末まで開催されているので行ってきました。
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この展示会は資料館の隣にある、木地屋の里文化センター「栃の木」で、土日祝日のみの開館なので、なかなか時間的な都合がつかないままだったので意を決して出かけたのでした。
展示会のテーマは凡そ四つになっていて、
@は、大所木地屋の歴史 で、江戸時代の末期に飛騨から三軒の木地屋がこの地に来住したことと、その後に高田藩の要請によって妙高山麓の笹ヶ峰に入植したが困窮し再び大所に戻ったこと。明治期以降は漆器産地として隆盛期を迎えたが、太平洋戦争以降は需要の低迷などから衰退し長い歴史に幕を下ろした とのことです。
Aは、ウェストンと木地屋 で、ウェストンは明治時代の半ばに来日し、日本アルプスを国内外に紹介した登山家として知られている。このウェストンが明治27年7月に糸魚川から大所・木地屋を経て蓮華温泉に一泊し白馬岳に登頂し、復路も木地屋にたちよった とのことです。
Bは、蓮華登山案内と群長加賀谷朝蔵 で、大正6年4月に白馬岳登山案内としては最初期のひとつ「日本アルプス蓮華登山案内」が刊行された。この冊子の企画を担当したのが若き群長で白馬登山越後口の整備と普及に努めた とのことです。
Cは、無料休憩所と登山芳名録 で、白馬登山がようやく一般化され始めた大正時代に、木地屋のヤジロ家では登山者の便をはかって無料休憩所を開設した。そして登山者名簿を置き記帳を促したことから昭和22年まで5冊の貴重な名簿が残されている とのことです。
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この後に、木地屋民族資料館に立ち寄ってところ、館長の小椋裕樹さんから説明を受ける厚遇にあうことができ、とても貴重な時間を過ごすことになりました。
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特に「手回しろくろ」の実物や、木地氏の生活、道具類・仕掛かり及び完成品などの展示は見ごたえのあるものでした。
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また、移築されたこの館の三階は、なかなかみることのかなわないものでしばし圧倒されました。
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予備知識として白馬の木地師のことをしってはいましたが、この大所の木地師の二家族が、大所から笹ヶ峰に行く前に白馬の青鬼に10年間移住していたことを確認できたのは収穫でした。
大所と白馬の木地師の関係がとても深く、青鬼には居住跡とお墓がのこっていますが、その場所を突き止めるまでにはいたっていません。

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2019年11月03日

白馬の地酒

純米吟醸 月詠みの酒 白馬八方「黒菱」。
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白馬村野平地区の田圃で、苗から育て上げた新しい酒米「山恵錦」を100パーセント使用し、精米歩合59%と贅沢に仕上げた地酒。
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「月詠み」とは、人の生命サイクルと同じく、月の満ち欠けに合わせ、新月に田植え、満月に収穫し、満月から酒を仕込み、丁度一周する次の満月に絞る。
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このことから、月を愛で、眺めながら飲む。
この風流を嗜む酒は、古来からの陰暦に裏打ちされた日本的な情緒の故だろう。
評判はすこぶる良くて、暫くは入手が困難だったが、地元の利で入手できた。
ただし、4合が最大瓶なので、一合ずつの販売は如何しようか迷うところ。
製造酒蔵は大町市の薄井商店。

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2019年09月14日

ゆめしなの

今日お泊りのお客様はとてもラッキーだ。
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夕食は新米のうえ、特別栽培米の「ゆめしなの」なのだ。
この時季にだけ市場に少量出てくる貴重な「はぜかけ米」なので、美味しいのは当然としても入手できるかどうかは運次第。
今週運よく出会えたので即購入したものだ。
最初にこの新米と新栗を合わせて栗ご飯にし、完食してしまったのは言うまでもない。


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2019年03月10日

食べ比べ

今日は白馬のスーパーで駅弁祭りが開催されるので、何にはさておき購入すべく一目散に出かけた。
何時もはのんびりしている所為か、お目当ての駅弁は売り切れてしまっていて、残り物を仕方なく購入することが多いのだ。
まあー、白馬の田舎では仕入れ個数も少ないので、人気の駅弁にあっては、ほとんどがあっという間に売り切れてしまうのだろう。
今回は過去の徹を踏まないように、店に入ってからも目的に向かってまっしぐらに駆けつけたものだ。
この甲斐あってか、北海道の森駅のいか飯以外は在庫があり、目的は達成された。
旭川駅弁
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新千歳駅弁
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新千歳駅弁
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やっぱり北海道の駅弁が一押しだ。
ウニ・イクラ・蟹にひきつけられてしまう。
同じ蟹でも日本海産は、普段食す機会がままあるので、見送っている。
今日のディナーは、北海道の駅弁でお祭りだ。
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2019年02月15日

福岡・長崎物産展

今日は朝から松本市井上デパートで開催されている「福岡・長崎物産展」に出かけてきた。
お目当ては、絶品の「いわし明太子やしゃけ明太」の中島商店が出展しているので、これを逃す手は無いと駆けつけたのだ。
催事場に入って真っ先に向かったのは、もちろん中島商店だ。
いわし明太子、しゃけ明太のみならず、さば明太もしっかり購入できて一安心。
お店の人に「沢山購入してありがとう。」とほめられてしまった。
さて、本日の目的は素早く達成できたので、これからはゆっくりと物産展を徘徊してみることにした。
あわよくば、「稚加榮の明太子」が出展していないかと、きょろきょろしたところ、何と!!、出展しているではないか。
博多の料亭「稚加榮」の明太子の美味しさと価格は伝説となっていて、中々購入できるものではないのだ。
今は、博多駅のデパ地下で購入できるようになったが、それ以前は予約して料亭まで出向かないと購入できなかった代物なのだ。
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今回は、「切子」といった少しばかり崩れてしまっている明太子とチューブ入りの粒明太の二種類が出展されていた。
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勿論、迷わず購入したのは言うまでも無い。
稚加榮の前でそうこうしているうちに、全く面識の無いおばさんが隣によってきて、「ここの明太子は美味しいのよね。」と言ってきたので、「勿論ですとも。」と、応えてしまったではないか。
所変わって長崎といえば「かすてら」は外せないだろう。
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何店か出展していたが、当然試食して「異人堂の長崎かすてら」に決めた。
異人とはポルトガル人のことだろうし、かすてらはポルトガルの甘いパンのことだと言う。
異人堂のかすてらは、甘さやしっとり感をやや抑えていて、控えめな美味しさが際立っている。
こうした催事場では何時もの事だが、割り込みおばさんの出没やしつこい売り子おばさんの大声などで、疲れてしまうので、他にも購入したいものがあったがさっさと退散してしまった。
一転、デパ地下は静かで、ゆったりした気分で廻れたので、思わぬ良いモノが購入できた。
今夜のディナーは、当然、福岡・長崎づくしだ。
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2019年02月07日

おつまみ三昧

何てったって小田原風祭鈴廣の蒲鉾だろう。
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三昧ながら三種の味わいが楽しめるのが嬉しい。
・焼かま
・いか入りげんこつ揚げ
・木の葉揚げ
今日は軽く炙って山葵醤油でいただいた。
本当はお酒のおつまみなのだが、ご飯のお供でも申し分ない。
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2019年02月06日

いわし明太子

明太子と言えば、博多の「ちかえ」なのだが、鰯は何と言っても千葉銚子産だろう。
そうして、鰯明太子となれば「那嘉島」に限る。
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良質な明太子と新鮮な鰯のハーモニーに、お酒だけでなくご飯もすすんでしまうこと間違いなし。
今夜は、贅沢に一人一匹食べつくそう。
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2019年02月05日

エスプレッソ・マシン

つい先日、19年連れ添ったサエコの全自動エスプレッソ・マシンが故障してしまい、メンテナンスの甲斐なく、水漏れの解消には至らなかったので、新しいエスプレッソ・マシンの導入を決意した。
早速導入したのは、同じサエコの全自動エスプレッソ・マシンのLirika・Plusだ。
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現在の全自動エスプレッソ・マシンの動向では、圧倒的にディロンギなのだが、何故サエコかと言えば、珈琲の味わいそのものにある。
特にエスプレッソ珈琲のフレーバーにかんしては、ディロンギは一般家庭用であるのに対し、サエコはあくまで業務用としている点である。
さまざまなエスプレッソ・マシンが存在しているが、ここは譲れないのだ。
あわよくば、価額が5倍以上のチンバリのエスプレッソ・マシンと競えるほどである。
チンバリは、珈琲の抽出する人の感性をも反映するので、出来不出来が珈琲そのものの味わいになってしまうことがあるが、サエコの全自動は、この点において優秀なマシンであるので有難い。
サエコと言えども、一杯200円の珈琲に、高額出費をしてしまうのは如何なものか、と、効果の無い戒めを自己に問答している。
慰めなのは、先のサエコよりも味わいが、よりよくなっていて、洗練されている点だ。
最初の一杯からして美味しい。
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2019年01月20日

九州駅弁まつり

白馬村では、農協の経営するスーパーで時々駅弁まつりを開催するが、絶対量が少ないので中々思うものは手に入らないのが常だ。
今日は、日曜日の雪降りの所為か出足が鈍く、すきなものを購入できた。
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春の博多のとり飯
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博多の和牛めんたい弁当
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鹿児島の黒牛焼肉と黒豚ステーキ弁当
それぞれ美味しくいただき、九州一周できたような気分になったものだ。
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2018年11月29日

今年のEPC忘年会は

何時もこの時季に、少し早めのエコーランドペンションクラブの総会及び忘年会が、昨日の夜に地元でも評判のホテルGRY館で開催された。
忘年会の場所は、持ち回り幹事の重大責任で美味しい料理を提供してくれるところを厳選することになる。
なにしろ、この頃はそうでもなくなっているが、普段はお客様に料理を提供する側なので、舌は肥えているものなのだ。
私感なのだが、最近の忘年会は外ればかりで、美味しい料理には恵まれていないので、今回もやや危惧はしていたが、その通りになってしまったのは残念だ。
幹事の話によると、このホテルでは最近料理人が代わって良くなったとのことだったのだが、実際は食してみないと解らないものなのだ。
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一見豪華絢爛と思える料理の数々なのだが、最後の水菓子、食事・留碗の他は全てお膳に並べられていて、すき鍋以外は暖かい食事では無く、食事の米を含めほとんどが出来合いの料理だった。
以下、テーブルに置かれていた「本日の彩菜」と称するメニュー。
旬菜  紫芋豆腐
    きぬた巻き
    あおさのり豆腐
蓋物  蓮根饅頭
お造り 日本海鮮盛り合わせ
    鯛 甘えび
煮物  あらかぶの煮つけ
    たけのこ 小松菜 梅干し
焜炉  信州プレミアム牛
    すき鍋 ハリハリ仕立て
     信州プレミアム牛肩ロース肉
     白菜 葱 水菜 葛きり
蒸物  茶碗蒸し
     銀杏 鶏肉
冷鉢  信州野菜サラダ
焼物  柳さわらのほうば焼
食事  白馬村産 あきたこまち
留碗  自家製 信州味噌仕立て
香物  漬物
水菓子 本日の水菓子
         料理長 谷中 密遇
一見、見事な日本料理の献立なのだが、一つとして美味しくいただけたものは皆無だった。
おまけに、飲み放題付きの所為か、ペットボトルの烏龍茶も味の無い安物だったし、テーブルに出されていたビールは既にきが抜けていて、泡が出なくなっていた。
白馬において、天下のGRY館としては、このような事では全くもってダメだろう。
気の利かない外国人だったとしても、見栄えだけでの商いでは、お客は遠のいてしまうのが普通だ。
わが家に帰ってからのお茶の美味しかった事。
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2018年07月22日

ブルーベリー

白馬も連日にわたって外気温が30℃を超えていて猛暑襲来となっている。
このため、毎日の水撒きは欠かせない日課になっていて、鉢植えをも含め相当の時間を費やすことになる。
特に、鉢植えの薔薇とブルーベリーは、たっぷりの水を欲しがるので、念を入れて注水しなければならない。
ブルーベリーは、5本の鉢植えがあり、今年はこのうち3本に、たわわに実がなってくれた。
このところ毎日、鳥さんに食べられる前にブルーベリー摘みして、ヨーグルトに入れて食しているところだ。
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残りの二本は、私の不注意から昨年、鉢の置き場所を誤ってしまったので、実がならなくなってしまったのだ。
ブルーベリーの樹は、大まかに二種類があり、この種類毎に複数の樹を接近させておかなければいけないものを、異種混合させてしまったらしいのだ。
見分け方は、実がなる際に、赤くなってからブルーになる樹と、いきなりブルーの実になる樹で区別できる。
来年は今年の徹を踏まないように、じっと観察しておかなければいけない。
今年の三本は、全て赤からブルーへの種であることを確認した。
手前味噌のように、わが家のブルーベリーはとても美味しい。
食べきれなければジャムにしてもよい。
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2018年02月26日

生食パン

友人が美味しいものを届けてくれました。
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田舎の白馬界隈ではなかなかお目にかかれない、「生」食パン が、いただけるということで、幸せを噛みしめられます。
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このパンは、卵は使用していなく、乳とカナダ産小麦粉を主原料として使用しています。
生ですので焼かずに美味しく食べられる優れものです。
生産者は、埼玉県草加市の「乃が美」です。
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口に含んだところから、とろけるようなふわっとした弾力と食感が、旨味とともに拡がります。
残念ですが、宿泊のお客様まで提供するほどの量がありませんので、悪しからずです。
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2018年02月25日

ラスト・カント・フレックス

この変なカタカナ文字を即刻理解できるのは、スキーブーツで苦労した経験を山ほどお持ちの栄誉あるスキーヤーと断言できる。
一昔以上よりもっと昔の話だが、「足に合うスキーブーツを探すのではなく、ブーツに足を合わせるのだ。」との金言を先輩スキーヤーから言われたものだ。
つまるところ、足に合う良いスキーブーツ(特に高額な外国製)など存在していないことが常識として支配されていて、日本人の足形に合うなどあり得ないと思われていた。
実際のところ、この常識は多くの経験則からだされたものだと、身にしみて確認できたものだ。
「ブーツの中で足が当たって痛い。」など、言うことがはばかれていて、じっと我慢するのが慣わしだった。
では、どの様にしてブーツに合わせていくかというと、
一番は、ブーツを変形させる手法を多く用いた。ブーツの部分に熱を与えて、足が痛くならない程度まで、形を歪ませてしまうのだ。これをやり過ぎると、ブーツを破壊してしまうので、過ぎたるは・・・のとおり、寸前のところで止めるのが技術者の腕のみせどころなのだ。しかし、これにも限度というものが付いて周り、雪上に立つと低温のためにブーツが締まるので、元のもくあみ状態になることもしばしばだった。
第二番は、ブーツ本体やインナー・ブーツにいろいろと細工を施すのだ。切ったり張ったりして、何とかなるまで繰り返していく。この欠点は、丁度良いころ合いになったころには、ブーツの寿命を迎えてしまう。
第三番は、足の骨を手術して削るという荒技がある。ほとんどの場合は、ブーツを履いているうちに当る個所の骨が異常に成長してしまい、結果的に削る羽目に陥ったというものだ。
このようなことまでして、何故スキーなのかということは、別の問題として後回して、近頃のスキー・ブーツの革新ぶりには目を見張るものがある。
なんと、高額外国製のスキー・ブーツであっても、日本人に合わせた足形になってきているということだ。しかも、足入れ後のフィット感のみならず、暖かく包み込んでくれるという優れものになっている。
まあー、外国のメーカーにすれば、日本がスキー・ブームだったころの、大市場が日本の足形に目を向けさせることに繋がったのだろう。
ここからやっとのことで本題に入れる。
ラストとは、足の横巾の長さで、最近では通常の外国製では、92mmぐらいになっている。この幅だと平均的日本人ではとても窮屈になってしまい、長時間足入れしてはいられない。
日本人に合わせたワイド(100ミリ程度)や、私自身使用している少し細めの97mmといったものが手に入るようになった。
ラストとは違うが、ブーツの高さも日本人の足長に合った低めのものがあるので、心得ていると安心だ。
カントとは、いわゆるO脚、X脚の補正・調整をおこない、スキー板への直角な正しい加重ができるようにすることの為のものだ。これがしっかりしていないと、スキー操作の基本である廻旋時のエッジングが、足らなかったり、オーバーしたりしてしまう。連続ターンの際の加重移動が巧くできない原因でもあるので重要なのだ。厳密にいうと左右の脚は微妙に違っていて、同じではない。
このカント調整の少しばかりの補正方法として簡易で効果的なのは、足に合わせたイン・ソール(中敷き)を作製すれば、左右ともにフィットできるのでよい。
私の場合もイン・ソールで調整しているし、登山靴やランニング・シューズ、自転車用ブーツなどにもソールを入れている。
フレックスとは、ブーツの硬さのことで、高速で滑走するには硬い方がよく、低速での滑走は柔らかいほうが適している。これは、自分の滑走形態に応じて選定していくべきで、巧く合わないと上達への障害にもなってしまうものなのだ。よく、バーゲン・セールなどで競技用の硬いブーツを安価で購入してしまい、スキー操作に支障をきたして、なかなか上達できない御人がおられるが、過ぎたるは及ばないのだ。この問題は、買う方もかうほうだが、売る方もうるほうだ。
ブーツのフレックスは、数字で硬度が示されていて、数字が大きくなるにつれて硬くなる。私のブーツは、平均的な上級者が使用している100前後よりも少し硬めの120を使用しているが、最近は加齢による脚力の低下を考慮して、6%程度硬度を落としている。因みに、競技用の硬度は150以上が常識的になっている。
自分に合わないものを購入してしまった場合の対処方法は、それをさっさと捨て去り、本当に自分に合ったものを選定してくれるショップや友人とともに熟考して再購入するしかない。
何処の世界にもあることだが、高額・高級品を購入しそのままにして、結局のところ自分のモノにできないどころか、知ったかぶり・無頓着・無神経・貧乏性では、本物は探せないのだ。
あーっ、足より耳が痛い。
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2018年01月30日

DANGAN(弾丸)

これは岩岳スキー場にある滑走コース名です。
今日は曇天の中にあって、スキー場の頂上の見通しは良くないので、いきおいスキーの滑走に集中してしまいます。
このため、スキー板の選択は滑りに徹するものにしました。
今回は、RS(リーゼン・スラローム)用の長めの板を持ち出して、大きな高速ターンで気持ち良く滑ろうと気合が入ります。
整地されているバーンに、細めのシュプールを描いて悦に入るのが、スキーヤーたるものと思っているので、今日は絶好調です。
本日も10本ほど滑って終わりにしようとしていましたが、何時もは閉鎖されていることが多いコースが、何故か開いていたので、躊躇なく飛び込みました。
このコースは、かもしか第4コースというのですが、半分の400mほど滑ると名称が変わってしまいます。
それは、かもしか第4コースは広くて適度な斜度になっていて、爽快な滑降をたのしめますが、残りの半分は、天国と地獄でいう地獄の方で、狭くて急斜面になり整地されていないコブコブ斜面ですので翻弄されてしまうのがいつものことです。
この地獄のコースに入る前に、エスケープできるコースがあるのですが、それどころではありません。
競技用のスキー板は、不整地斜面を大の苦手としていますので、本来は避けるべきでした。
そうはいっても、突入してしまったものは後もどり出来ないのが世の常ですから、じたばたしながら落ちて来ました。
当然、空いているので自己陶酔できる専用ゲレンデになりました。
このコース名が、「DANGAN」と言います。
まあ、以前トレーニングしていた黒姫スキー場の、今は無きコメツガ・コースに比べると斜度は同様ですが距離は三分の一程度なので、どおってことは無いと、心は言いいますが、体は疲弊して、強がりの自分がいました。
今度はコブ用の板で行くことにしよう。

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2018年01月11日

初詣に

今日は1が3つ並ぶ縁起の良い日だと思うので、お客様がお帰りになられてすぐに初詣に繰り出した。
勿論目指すは善光寺だ。
昨年もこの縁起の良い日に初詣を決行したものだ。
丁度、とてもありがたい「ご印文頂戴」が7日から15日の間だけなので、この期間内での初詣は必須なのだ。
今年は時間的に少し遅くなった所為か、80名位の列ができていて、寒風の中ならんで待つことになった。
例年だと精々20名くらいは並ぶこともあるのだが、初めて長蛇を経験した。
有難さもひとしおだろう。
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その上、今年は「金運達磨」をゲットしたので、お金に不自由しなくなるだろう。と、願う。
ご印文頂戴をいただき、この後は何時もの通り、門前通りの煎餅屋さんと、この葉屋さんの漬物をそれぞれ購入した。
昼食は奮発して、善光寺門前にある創業1648年の老舗であり、モダンな建物は国の有形登録文化財になっている「THE FUJIYA GOHONJIN」のイタリアン・ランチにした。
特に予約をしていなかったので、1時間15分待ちで席に案内された。
ここのランチは、4種類あって、
@バスタランチコース
Aメインプレートランチコース
Bシェフズランチコース
Cサーロインランチコース
となっている。
我々は、一番お得と思われるBのシェフズランチコースに、迷わず決定した。
前菜4種から始まり、スープ、パスタ、メインの炭火焼ステーキを経てデザートまで美味しくいただいた。
ここはリーズナブルな価格設定なうえに、良い空間に質の高い食事を提供していて、長野の意地が良い意味で現れている、お勧めのランチです。
長野からの帰りは、悪名高い鬼無里から白馬への雪道を越えてきた。
鬼無里から白馬に入るまで対向車は1台もなかった。
白馬に入ってから白沢峠から暫く下りたところで、峠に登ってくる軽四輪駆動ジムニーが路肩から外れ落ちていて抜け出せない状況になっていた。急坂のカーブを曲がったところだったので、こちらとしては、人に手を貸すほどの余裕も無いのと、助けを求めていなかったので、ただ通過した。普通は登りの方が安全であるはずなのに、如何したことか不思議な事故だ。
初詣のご利益が降り注いでいるようなので、今年も何とかやっていけるだろうとの思いが湧いてきた。
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2017年11月22日

忘年会

昨日はエコーランド・ペンション・クラブの総会・忘年会が開催された。
クラブの総会後に忘年会に突入する何時ものパターンで、今年の開催場所は、白馬内では一流ホテルと評判のすこぶる高い「シェラリゾート白馬」、食事は「秋のフレンチ四季のコース」。
ここの総料理長の金沢光久氏は、「東日本 美食の集う ガラディナー 究極のフレンチとワインの饗宴」 というフレンチディナーイベントに参加するほどのフレンチ料理人として名が売れている。
これは期待しないと言うのは嘘になるので、わが家を含めてペンションの御夫婦の参加が多くなったのもうなづける。
しかしながら、過去の忌まわしい経験から一抹の不安を抱えていたのも事実だった。
不安は最初から的中し出鼻はくじかれてしまったのだ。
エコーランドにホテルから迎えのバスが来て、PM5:30分に出発することになっていたので、雪降り後の雪塊と滑りやすくなっている道を考慮して15分前に集合場所に行ったところ、迎えのバスは来ていない。出発時間をすぎてもバスが来ないので幹事さんがホテルに電話したところ、「今、向かっています。」と、大ウソの返答があった。距離的に車で10分程度なので、もっとマシな嘘を言えば良いのにと思っていても中々来ない。結局PM5;50分に迎えのバスが来て、運転手が「お待たせしました。」と。
かの物議を醸した女性国会議員だった人の「違うだろう。」が口から出そうになったが、何とか押しとどめた。
零下の寒風の中、30分以上も立ちん棒だったので、体調が悪くなっていて気力が失せていたこともあった。
なにはともあれ、ホテルに到着してテーブルに着き、早速総会を開催したが、冷え切った体と心では議事に集中できないのは誰しも同じようだ。早々と総会を終了にして、期待のディナー・タイムに入ったのは言うまでも無い。
日替わり二種あるこの日のディナー・コースで最初に運ばれてきたのは、「フォアグラと豚足のテリーヌ 白いんげん豆の煮込み添え グリビッシュソースで」。
いきなり、周りの人たちが「なんだか臭い!」と言いだした。
確かに変な臭いにおいがしているので、犯人を探すべく食してみたが、テリーヌの中に一部臭い食材があったことは確認できた。
私はとりあえずこの皿を完食したが、食べ残した人が多かった。
この時点で一流ならば、シェフがあわててお伺いにくるのだが、このホテルの広い厨房にシェフらしき人は1名しかいなかった。
「真鯛のポワレタラトゥユ添え香味風味ブールグゥンソース」の鯛は身が硬く締っていて美味しくない。しかも冷めているし、香味風味からは缶詰の味がしてくる始末。
「赤パプリカポタージュ」もしっかり冷めている。
「牛肉の煮込みパイ包み焼き キノコソース」も冷めている。パイもすっかり時間がたってしまっていてパイらしくは無い。
ついつい、食べ残そうかとおもったが、勿体ないがあって食べきってしまった。
総料理長厳選素材とは、冷凍と缶詰を酷使したものだろうか。
冷めた味の薄い、インパクトの無いフレンチで何を云わんかだ。
飲み放題で酔いのまわったペンションの人達でも、普段調理しているのだから、誤魔化しは効かない。
最初のころは給仕さんがいたのだが、ある時から姿を見せなくなってしまって、飲み物はセルフ・サービスになった。時間給なのだろうか、しっかりしていると言えばそれまでだ。
高級リゾート・ホテルの究極フレンチとは、あきれるばかりだ。
帰ってから口コミを覗いてみると、数人の方からまともな言葉が綴られていたのを発見。
「お惣菜やさんの料理と同じ」と看破している御人や、「見栄えだけ、二度と来ない」、「食べなければよかった」などとある。
早く見ておけばよかったと後悔するが後の祭り。
就寝しても胃の気持ち悪さがと冷えが中々治まらなかったので、寝付けなくなってしまった。
忘年会なので忘れることに集中して寝るのが肝要だ。
まるで日本というあやふやな国と、その中を代表する大企業も含めて、鏡で見ているような夢見心地になってしまう。

posted by みのさん at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 味な洗濯