2019年05月09日

東寺 空海と仏像曼陀羅

昨日は、東京国立博物館平成館に、「東寺 空海と仏像曼陀羅」展に立体曼陀羅を観賞しに行ってきた。
この展覧会はぜひとも行きたかったのだが、10連休の繁忙もあり、延び延びになっていた。
おそらく、真言宗密教の秘仏と言われる多くの国宝の仏様や曼陀羅などをまじかに観賞できるとは、これが最初で最後だろうから、思いもよらない僥倖と言えるだろう。
特に、五大明王のうち中央に座している不動明王座像は、京都で留守番しているようでお姿はなかったが、東西南北を守る降三世明王立像、金剛夜叉明王立像、軍荼利明王立像、大威徳明王立像が、一周しながら拝観出来たので大満足した。
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さらに、帝釈天騎象像の写真撮影が許可されていてびっくりしたが、カメラは始めから持参していなかったので、携帯カメラ撮影になってしまった。
とにもかくにも、歩き疲れた。
posted by みのさん at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真は作法

2017年06月18日

だんだん花盛りに

今日は晴れの天気予報が全く外れて火曜日以来の朝から曇天になった。
こんな日こそ花々の撮影にはもってこいだ。
花の撮影に限らず撮影するに当たっていろいろと道具を持ち出し美しくしようとするのが一般化しているようだが、ありのままの状態に勝るものはないと思っている。作為に満ちた写真が感動を呼び起こすのであれば、それは不自然さを忘れてしまったことに他ならないだろう。
これは写真を撮るマナーにも通じているのは疑いようのないことだ。
常識を逸脱しても撮影したい場所に入りこんだり、物を移動させたり壊したり、対象に対して付加したり、他人の三脚を撤去して自分の三脚を立てたり、場合によっては常識人の顔をして他人をののしったり、いとまがないほどである。しかも、ほとんどが高齢者であり、グループであることが始末に負えない。
良い光の加減を求める努力なしに楽して特別な成果を望んでいる姿は、即席の料理や豪華な食材の料理をグルメと言うのと同様に本当は味気ないものなのだと言うことを気づかなければいけないのではないだろうか。
ある程度の高齢になって自己制御のできない衆が撮影した写真では本当の感動は生まれてこないだろう。
こころを打つ映像には作為が感じられないものだが、こうしたことに限らず作為的な事柄が日本中に蔓延しているようで情けない。
しかしながら、他人事と言うまでも無く何時か自分がとの思いがあるのも事実なので、常に反面教師として戒めていよう。
元に戻って、昨日まで硬い蕾と思っていた野茨がいよいよ咲きだした。清楚であり、逞しくもあり、強い薔薇は何時でも美しい。
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薔薇は他にも
カクテル、
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テディベア、
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アイス・バーグ、
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シュトラウス、
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忍ぶれど、
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ラビィーニャ、
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などが咲いている。
また、
キスゲ、
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クレマチス、
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ハマナス、
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など
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など
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いよいよ花盛りになってきた。
posted by みのさん at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真は作法

2015年07月26日

キャノン100mmマクロ

きょうは朝から微風・快晴の好天気になった。
外気温はどんどん上昇して昼ごろには30℃に達してしまった。
それでも湿度がそこそこ低いので蒸し暑さはいくらか和らいでいる。
今回はキャノンの100mmマクロ・レンズを持ち出しEOS7Dに装着して撮影してみた。
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アンジェラの発色はさすが単焦点レンズらしく美しい。
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フラワーガールの発色も落ち着いている。
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ザ・ラーク・アセンディングの透き通るような色はカールツァイスには及ばないがよくでていると思う。
カールツァイスとは違いある程度露出を絞ったほうが良いが、その範囲は広く花の撮影に限定すれば万能レンズといえる。
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希少な屋久島ショウマが開花した。
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北アルプスにかかっていた雲が取り払われて久しぶりに夏山が姿をあらわした。
posted by みのさん at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真は作法

2015年07月21日

カールツァイス・プラナー85mm

今回はカールツァイスレンズ群の中でも特に名玉として知られているプラナー85mmレンズで撮影してみました。
キャノンのデジタルカメラ7Dに互換マウントを介し装着して撮影するのは全回と同様。
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このレンズを一躍有名にしたのはポートレイトの分野です。
美しい映り込みがモデルさんたちに評判・人気となり、このレンズを使用することを条件に撮影許可するモデルさんが後をたえなかったとのことです。
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この美しい映り込みはカールツァイス・レンズ全般にいえることなのですが、キャノンやニコン・レンズとはレンズの絞り方が全く違います。キャノンやニコンはできる限り絞り込んで使った方が輪郭が鮮明になり色の滲みが少なく美しい色彩になりますが、カールツァイス・レンズは絞り込みをしないでできる限り解放値あたりで撮影をします。色の滲み込みがたいへん美しいのでパックから被写体が浮かび上がります。
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私は人間を撮影するのは嫌なのですが、たまには撮影せざるを得ないことがあり仕方なく適当にシャッターを切りますが、シャッターをあっという間に押すので被写体が不満を言います。
マニュアル・レンズには被写体との距離が大体解ればピントを合わせる必要などないのです。このことを知らないのは仕方ないのですが、出来上がった写真を見て、「これは私ではない。」と言うのは止めてほしいものです。写真は事実・真実を写しとっているのですから。
posted by みのさん at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真は作法

2015年07月19日

カールツァイス・プラナー60mmマクロ

昨今はデジタル写真の環境・便利・合理性と安くて速いことの浸透によりアナログ的な銀塩写真は衰退の一歩を辿っている。
それでもなかなか捨てきれない性分なのか未だに銀塩写真で撮ることへの愛着は尽きない。
今回はデジタル・カメラのキャノンEOS7Dにアダプターを介してカールツァイス・レンズを装着し撮影してみた。
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60mmのマクロ・ブラナーはそのボケ味で一斉を風靡しましたが、デジタル・カメラでの使用でどうなるのか試してみた結果、私自信のボケ味とは当然比較にならないがコンタックス・カメラで撮影したボケ味とそん色ないことが確認できた。
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キャノンやニコン・レンズとはベクトルを異にする滲みのある発色の美しさは格別。
カールツァイスはどちらかというと絞りは解放の方が発色が良い。
これだからカールツァイス・レンズはまだまだ捨てきれない。
posted by みのさん at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真は作法