2014年12月24日

CARMINA BURANA Orff

クリスマス・イブとは全く関係ないのだが、神城断層地震による揺れの大きさとその余震から精神的な圧迫のため暫くの間アナログ・レコードの再生を止めていた。
何時までも止んでいても埒が無いのでこの際思い切って再開することに決めた。
トーレンスTD124にはデンオンDL103がセットされていた。
フォノイコのカーブはマランツ7をチョイス。
プリアンプもマランツ7。
JBL9500で最初に聴いたのは、SEIJI OZAWA Boston Symphony Orchestra のカルミナ・ブラーナ(世俗カンタータ)。
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Fortuna Imperatrix Mundi 世界の支配者、フォルトゥナ(運命)
T.Primo vere 第1部「春」
  Uf dem Anger 草原にて
U.In Taberna 第2部「酒場にて」
V.Cour d`amours 第3部「睦言」
  Blanziflor et Helena ブランジフロルとヘレナ
  Fortuna Imperatrix Mundi 世界の支配者、フォルトゥナ
自然界のもっているエネルギーと人間のかかわりあい(運命)全てが、運命の女神フォルトゥナの内にあると。
運命の偉大さを深い感動と激しい興奮で謳っていく。
トラウマ解消にはもってこいの、とっておきの一枚だ。  
posted by みのさん at 20:46| Comment(0) | TrackBack(0) | とっておきの一枚

2014年11月07日

秋の夜長は

しっとりとしたバラードが心に沁みこんできます。
何時もよりボリュームを落として、マッキントッシュXRT22スピーカーの奏でる音楽に聴き入ります。
このようなときに聴くのはこのアルバム。
「Renata Mauro ballads」
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side1
@Is that all there is
AYesterday
BSomething cool
CYou go to my head
DEasy living
side2
@Alfie
AOne for my baby
BMy Man
CIt never entered my mind
DI didn`t know what time it was
EI get along without you very well

このアルバムは、side2のAlfieから聴き始め、side1のEasy livingで終わりにします。
歌の巧さはもちろんのこと絶妙なパックの演奏との相乗効果で、聴きほれるとはこのことでしょう。
本当はワインかブランデーなど飲みながらが良いのでしょうが、深入り焙煎の珈琲でも雰囲気は何とかなります。
喧騒な世界を忘れさせてくれる至福な時間がここにあります。

posted by みのさん at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | とっておきの一枚

2014年09月15日

4つの最後の歌

リヒァルト・シュトラウスの最晩年となる1948年に作曲されたソプラノのための管弦楽歌曲。
1.春
  薄暗い谷で 私は永く夢見ていた あなたの木々と青い空を あなたの匂いと鳥の歌を
  いま、あなたは私の前に 輝き、華やかな装いで 光を体に浴びながら 奇跡のように立っている
  あなたはもう一度私を見つけ 優しく私を抱く 私の四肢が震える あなたの素晴らしい存在に
2.九月
  庭は喪に服し 雨が花々に冷たくしみ込む 夏は震える 静かにその終わりを待ちながら
  小金の葉が次々と 高いアカシアの木から落ちる 夏はあわてて物憂げに微笑む 絶えてゆく庭の夢に
  長い間薔薇の傍らに 夏はたたずみ、休息を望む そしてゆっくりと 疲れ切った目を閉じる
3.眠りにつくとき
  今は一日に疲れてしまった 私の熱い望みもすべて 喜んで星空に屈しよう 疲れた子供のように
  手よ、すべてをそのままにせよ 額よ、すべての想いを忘れよ
  私の全ての感覚が今は 眠りに沈むことを望んでいる
  そして、解き放たれた魂は 自由に飛び回りたがっている 夜の魔法の世界の中へ
  深くそして千倍生きるために
4.夕映えの中で
  私たちは苦しみと喜びとのなかを 手に手を携えて歩んできた
  いまさすらいをやめて 静かな土地に憩う
  まわりには谷が迫り もう空はたそがれている ただ二羽のひばりが霞の中へと
  なお夢見ながらのぼってゆく
  こちらへおいで ひばりたちは歌わせておこう 間もなく眠りのときが来る この孤独の中で
  私たちがはぐれてしまわないように
  おお はるかな 静かな平和よ こんなにも深く夕映えに包まれて 私たちはさすらいに疲れた
  これが死というものなのか
1.〜3.は、ヘルマン・ヘッセの詩集に、
4.はヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフの詩「夕映えの中で」に、
曲を付けた。
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アルバムは、1974年録音のドイツ・グラモフォン。
カラヤン指揮、ベルリン・フィル Rシュトラウス交響詩「死と変容」/「4つの最後の歌」。
ソプラノは、グンドラ・ヤノヴィッツ。
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もし、生前最後に聴きたい曲は、と問われたならば「4つの最後の歌」と答えるでしょう。
この素晴らしい歌と演奏で静かに人生をとじていければ幸せというものです。
お墓にもっていくには勿体ないほどのとっておきの曲と一枚です。
posted by みのさん at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) | とっておきの一枚