2020年05月11日

上品な音V

前代未聞の長期休暇の所為で色々な事を試すがえす実行する余裕が出来たので、妄想は膨らみばなしになっている。
普段は隠しておいた自己の二面性にも気づくことができて、これはこれで自己改変にもなり、思いかけずに新しい発見に至る。
最近の発見は、「上品な音」であって、嫌いであったヨーロッパ貴族の悪趣味に便乗しようと思ったわけではないが、綺麗な透明感を全面に押し出している最近のハイエンド・オーディオとは一線を画すことと言う哲学は毛頭捨てるものではない。
さて、「上品な音」もいよいよ収束すべく、これを最後にしたいと願いつつマッキントッシュXRT22sに接続したスピーカー・ケーブル、+側のニューイングランド、マイナス側のインカ、それぞれの中間に各9cmの味付けを施したものに、スレッショルドのパワーアンプ、イルンゴのフェーダーでドライブしていたものを、パワーアンプにマッキントッシュの真空管アンプ、オクターブのプリアンプと、以前のシステムに戻すことにした。
ここでの問題は、スレッショルドとイルンゴは、いつでもこのシステムを交代出来るようにしておくことにしたので、パワー・アンプがスピーカーの中間に二段となってしまい、見た目も音的にもよろしく無いことだ。
特にマッキントッシュの真空管パワーアンプは発熱が大きいので、上の段に置き上部を解放状態にしておく必要があるのだ。
何はともあれ、セッティングを完了して早速音出しに入った。
二か月近く電源を投入していなかったプリとパワー・アンプだが、おそらく機嫌が悪いだろうと思って恐る恐るスイッチを入れ、CDでの音出しを始めたものだ。
上品な音としてチョイスしたのは、北欧ジャズのピアノトリオ。
最初の音は多少もたつき気味の低音過多であったのだが、2〜3分するとまとまりを見せてきて一曲が終わるころには満足感に包まれてしまった。
上品な音に少しばかり刺激がほしいと思い、+側のケーブルに細めの0.2oのロシアン・ケーブルか、0.4oのSXケーブルを宛がおうと思い用意をしたところで、我に返って思いとどまった。
元のもくあみ、今までの苦労が水の泡、になるところだった。
白馬が天を駆ける白馬らしい音で聴く音楽も捨てたものでは無いと再確認した次第だ。
この交代劇には後遺症があった。
パワーアンプを交代すべく、マッキントッシの真空管アンプは重さが40Kg超。
スレッショルドは37Kgある。
まず、37Kgを上段から下ろしてから40Kg超を、高さ40cmの台上に手で持ちあげて設置したのは良いが、背骨と背筋・腹筋、脚力・腕力・気力を総動員したので、暫く立ち直れなくなってしまった。
もう一人では如何ともし難くなっていることが、現実味を帯びてこころの後遺症として残ってしまった。
もう次は無い。
これを持って「上品な音」の完結としたい。

posted by みのさん at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2020年03月19日

復活

今年に入って直ぐに故障してしまった「スレッショルド4000カスタム」が、今日目出度く復活した。
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故障個所は電源部で、最初はスイッチがONにできなくなり、そのうちにスイッチ自体が役に立たなくなってしまい、お手上げ状態となってしまった。
JBL M9500のホーンを担当していたので、早速システムから外して、マッキントッシュのMC501に交代した。
MC501は、46cmウーハーを担当していたので、このウーハーのアンプは、AB社をあてたのだが、このアンプは46cmを軽々とドライブできる優れたものだ。業務用なので見た目は良くないのだが、マッキントッシュよりも良いかもしれない。
スレッショルドの修理は、安くても5万円からが相場なので、お金に余裕のない身としては、自分でじっしすることにした。
問題は、このアンプの製造が1978年なので、部品の調達が出来るかどうかにかかっていて、イーベイなどさがしまくったのだが、思っていた通り何処にも見当たらなかった。
仕方がないので、同じような性能を持つ部品を探しまくり、USA製のEAT社のサーキット・プロテクタに狙いを定めた。
情報によると、この部品を入手するには、数か月を要することと、1個の購入が難しいとの事だった。
色々と探した所、日本の会社で1個から購入できるところが見つかり、10日程かかって本日到着した。
早速、スイッチ部分を加工して、サーキット・プロテクタに配線をちょいちょいとハンダ接続した。
コンデンサを如何しようとと考えたが、とりあえず使用していたものをそのまま使用することにした。
ハンダは奮発して銀入りハンダを使用した。
また、15アンペアのヒューズを、まともなものにとりかえた。
ほぼ完ぺきと言える修理と、スイッチを真っ黒から白色にしたので、以前よりカッコよくなっとと自画自賛しているところだ。
性能を発揮するために、マッキントッシュXRT22sのシステムに組み込みしたところ、始めから良い音が出てきて一安心。
暫くは、ここで落ち着いてもらうことになるだろう。
このスレッショルドのアンプで、修理をしていて驚くことが間々あるが、一番は使用しているトランスだろう。何とウェスタンの重くて大きいトランスがどーんと鎮座していることだろう。クラスAの出力とこのトランスが良い音の演出をしているので、さもありなんと納得してしまう。
今となっては貴重といえる良いアンプなので、これからも修理しながら使用していくことになる。
追記:このアンプを地下のデットな部屋から運び出し、一階まで持ち上げて設置したのだが、重量が37.5キログラムもあるので、一歩一歩・一段一段、牛歩のごとく、足の上に落として骨折しないよう慎重に行った結果、筋肉痛と倦怠感が襲ってきたことを付け加えておく。
もう地下の部屋に戻すことは出来ないかもしれない。


posted by みのさん at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2019年02月26日

三種の神器

フォノイコライザーのMMポジションでの使用ができ、かつ、優れた音を醸しだす三種カートリッジがある。
当然ながら、現代の高額オーディオ界の方向性とは大きくかけ離れていることには間違いが無く、過去の遺物としての扱いを受けていたりする。
しかしながら、個々の個性を巧く利用できるものなら、音楽性豊かな音の洪水を浴びることができ、この充実感を一度味わえば後もどりでき無くなってしまうほどの常習性が存在している。
@ B&O SP1
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 このカートリッジは、デンマーク、ハング・オルフセンの第1号カートリッジとして世にでたが、日本には、輸入会社などの関係で入っては来なかった。
 音質は、シュアー・タイプVとオルトフォンSPUを合わせたような、音像をしっかりと表出するうえに適度な潤いをおびているところだ。得意なのは、ぼやけ加減のレコードの音をしっかりとした音に変換して くれる優れものだ。
 たとえば、ビーナス・レコードの音について、巷では「アナログよりCDのほうが音が良い。」と、言い切る人が数多くいるが、このカートリッジで再生した音を一度でも聞けば、アナログの音の良さを認識出来ることなる。
 エディ・ヒギンズ・カルテットとスコット・ハミルトン「煙が目にしみる」は、素晴らしい。
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A ピッカリング371
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 最近は、DJ用のカートリッジの代名詞になってしまったピッカリングだが、この371で聞くジャズ は、切れ味鋭く金管楽器の咆哮は例えようも無いほどだ。音の粒子が飛んできて、顔面に突き刺さるぐらい の痛さが味わえる。
 見方によっては、かなり変わりもののように思うかもしれないが、この音に嵌ってしまうと中毒患者のよ うに、一途にのめり込むことになる。
 スティーブ・レイシー「森と動物園」、フリー・ジャズの神髄ここにあり。
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 それはそれで、このカートリッジの一番得意な音は、キャノンボール・アダレイのサックスなのだ。目の前で こちらに向かってしなやかに吹いてくる。
B デッカ・マークX(EE)
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 アナログ・デッカの音は定評のあるところだが、このカートリッジとイコライザーをデッカ・カーブにし たときの音は、格別と言うほかはない。RIAAカーブでは正体を現さなかった魔物が現れてくる。
 リヒャルト・シュトラウス「ツァラストラはかく語りき」、ズーピン・メータを聞くべし。
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 この時初めて、デッカ・レコードというレコード制作の達人たちの恐ろしさに触れることができる。
わが家では、過去の遺物では無く、過去の世界遺産として大事にしていて、隅には置かないでいる。


posted by みのさん at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2018年12月03日

ケーブルの交代依頼

今日は予報では曇りのはずだったのだが、朝から雨模様なので庭での作業は延期することにした。
幸、昨日は好天気だったので、車のタイヤをスタッドレスに交代させておいた。
お陰で、腕の筋肉痛とやや背中の痛みがでて、今日は丁度良い安息日になった。
これは、室外での作業の話で、室内でのオーディオ用ケーブル作製作業は別の話になる。
最近、オーストラリアから日本に転居してきた、日本人のようなオーストラリア人を紹介されて、お付き合いしているところ。
この方は、私と年齢がほぼ同じようなのと、オーディオとジャズが大好きな、この頃では奇特な人種に入るので、この種の話し相手を見つけられて喜んでいるらしい。
最初の相談は、所持している真空管と真空管アンプの相性話から始まって、オーストラリアで使用していた200ボルトのアナログプレーヤーのスタップダウン・トランスの紹介、CDプレーヤーの一時貸出など、日本におけるオーディオの環境整備を推進している。
今年に入ってからは、私の作製した電源ケーブルとスピーカーケーブルを貸し出して、いままで使用していた汎用の電源ケーブルと銀コーティングされたスピーカーケーブルとの差、すきな音の傾向を確認してもらっていた。
そうこうしているうちに、11月ごろから、「相談したい事があるのでお茶しにきませんか。」とのお誘いがあり、余り待たせてもいけないので、11月の末日にお邪魔した。
相談内容は、お貸ししていた電源ケーブルが、いたく気に入ってしまったので、譲ってほしいことと、スピーカーケーブルも、長さを1.5mで欲しいとのことだった。
当初お話していた、「真空管アンプとウェスタン・ケーブルとの相性はすこぶる良い。」 とのことを実感したとのことだ。
また一人、ウェスタン・ケーブルの信者をつくってしまった。
こんなんで、早速冬の繁忙になる前に作製して届ける約束をしてしまったので、今日の作業になった次第。
お貸ししている電源ケーブルは、ウェスタンの20AWG単線を、このまま譲渡。
スピーカー用には、とっておきのウェスタン24AWG単線をチョイスした。
明後日にお届けしよう。
おそらく、これは始まりであって、これからが本番になるのは間違いない。
次は、RCAケーブルになり、フォノ・ケーブルと、泥沼に入っていくのだろう。
地獄の楽しみを分かち合えるのは、嬉しいものだ。
posted by みのさん at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2018年03月09日

どしゃ降りの雨の中でされど我が日々

昨日から降り始めた雨は、夜半過ぎまでどしゃ降りの状態が続いた。
ゲレンデの雪がどんどん溶解していくことを思うと、心が痛くなるが、そうばかり言ってはいられないのが現実だ。
溜まりにたまっているレコードの洗濯を、この季に乗じて実行することに躊躇はない。
最近は、高額なオリジナル盤には目をそらして限定販売される新譜(それでも結構高額なのだが)を中心に、少しずつ揃えている。
ダイアナ・クラールの大柄は好きになれないのだが、歌とピアノは中々なので、何点か入手している。
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レコード制作会社が一つではないことと、当然音質にも変化があるので、戸惑うことが多いのが難点になる。以前、お客様がご持参したアナログも、音質が今一つだった。
Tレコードという不思議な限定販売されるアナログ盤があり、興味津々で入手してみた。
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ジャケットの魅力は人それぞれだと思うが、ピアノ・トリオを中心とした選曲は個性的であり、ジャズ的でとても良い。音質に関してはほどほどで、アナログ的な良さは余り感じられない。CDでも同じ曲が販売されているので、こちらに軍配が上がってしまう。
ブルーノートのノラ・ジョーンズは、全く古き良き時代のブルーノートらしくはなく、普通になっている。
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当たり前と言えば当たり前なのだが、伝統は過去の遺跡と化しているのが残念だ。
デッカのデジタル録音のショルティは、これも評判のデッカらしさが失われていて、伝統の香りは途絶えている。
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ED1とかED2とか言っていたころが懐かしいのは、時代の移ろいの所為なのだろうか。
しかしながら、時の推移は悪いことばかりではない。
デジタル技術の進歩と相まって、品質の向上には眼を見張るものがある。
音質的には、透明感・広がり感・奥行き感・微細感などが顕著だ。
また、レコード自体にも重量盤が多くなり、レコードの安定的なトレースにも寄与している。
足りないのは、実在感とそれにかかわる聴こえないはずの雑音といわれている音類だ。
オリジナル盤を聴くには、その時代のきちんと整備されたオーディオ機器類が一番良い音を出すといわれるのは、強ち間違ってはいないだろう。
では、最近の高額・高級オーディオは、どのようなレコードからどのような音を出そうとしているのだろうか。
人ごとではない。
我が日々は、上記及び最近の新譜レコードから、最高の音を表出すべく奮闘しているところ。
レコードの洗濯に精をだして、少しでも音質向上を図り、よりよい演奏を求めて、のたうちまわるのだ。
趣味に到達点の設定はあり得ない。
posted by みのさん at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2017年11月03日

文化の日はレコードの日でもある

文化の日は晴れの確率が高いと言うのはホントらしい。
秋らしい好天気となったが、日中のの外気温が20℃まで上昇するのは如何なものかなと思ってしまう。
レコードの日は、「レコードは文化である。」との事からこの日になったらしいが、巷ではレコードの販促の日になっているようだ。
限定レコードとして希少価値を売り物にするのは、この業界では日常茶飯事との思いがあるので食指が動かない。
わが家では文化的なレコードを聴く日としているので、世間に惑わされることなく堪能できるのだ。
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「めんどうみたョ」は、B面なのだが、初めてラジオから流れてきたときには、正直びっくりしたものだ。最初はまじめな演歌のように歌っているが、途中から植木節に突入する、このギャップに惑わされてしまった。
A面の、「学生節」は、守屋ひろしの学生小唄の二番煎じのような気がしたが、「あなたの子供を信じなさい」と言われても、そりゃ無理だろうが。
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「子連れ狼」は、「しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん」と歌う児童合唱団と刺客とのイメージが不思議だった。週刊漫画アクションに連載されたものなのだが映画にもなった。
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「君たちがいて僕がいた」は、「清らかな青春 爽やかな青春 大きな夢があり 限りない喜びがあった」で始まり、中学生だった胸に突き刺さった。
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「君だけを」は、「黒い瞳に出会うたび 胸が震える僕なんだ」と、ズバリ見透かされてしまった。
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「美しい十代」は、「昨日習ったノートを君に 貸してあげよう 優しい君に」に、あやかりたいものだ。
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「ドリフのズンドコ節」は、「学校帰りの 森陰で 僕に駆け寄り チューをした」なんて事は、あり得ない。
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「ケンとメリー 愛と風のように」は、「心はあるのかい 愛はあるのかい」と爽やかな問いかけに風のように出かける気になったものだ。
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「精霊流し」は、悲しいバイオリンの調べが胸に痛かったのを思い出す。「レコードも一緒に流しましょう」とは、ふさふさ髪の頃を偲んでみても、なんて悲しいのだろう。
レコードの日は、胸にジーンと何かが湧き出てくる、ある思い出の日なのだろうか。

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2016年10月06日

RIVERSIDE モノラル・レコードの判別

10月1日に開催された第12回杜の会でニイノニーノ2新納さんからリバーサイド・レコードの12インチモノラルに特化したラベルによる判別方法についてレクチャーがありましたので、ここでおさらいしながらご紹介します。
ご承知の方も多く居られるとはおもいますが、リバーサイド・レコードは1952年にオリン・キープニュースとビル・グラウアーによってニューヨーク市において設立されました。1953年からランディ・ウィルソンをはじめとしてモダン・ジャズの録音に着手し、その後1963年にビル・グラウアーが死去し、1963年には倒産しています。
新納さんのご持参された資料とラベル写真、及び洗濯船所有のアルバムを利用しながらのお話なので解りやすかったのではないかと思います。
資料では、年度、番号、ラベルの形状、下部の記載、ラベルの大小、溝の有りなし、確認できたアルバムの順に記載があり、年代順を追って進められました。
先ず、1957年まではRLP12−240sでホワイト&ブルーのラベル、BILL GRAUER PRODUCTION の記載、ラージラベル、溝あり、RLP12−242まで確認とのことでした。
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写真ではRLP12−241のとおりです。
私的に調べたところでは、1956年のRLP12−201から始まり、RLP12−243までとありました。このため、洗濯船所有の同じRLP12−241(青大ラベル、溝あり)は、1958年までに再販されたものと判断できます。
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次に、1957年から58年にかけてRLP12−240sからRLP12−270sになると、ブルーラベル&シルバープリント/ロゴに変わり、下部記載は同様、第ラベル、溝あり、RLP12−274、RLP12−278を確認になっています。
写真では、RLP12−274になります。
続いて、1958年から1960年にかけてRLP12−270sからRLP12−320sですが、ラベルが小さくなり、番号の頭の12があるものと無いものが混在しています。RLP12−323、RLP329を確認しているそうです。
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写真では、RLP12−323、RLO329です。
続いて、1960年から1962年にかけては、大ラベルに戻り、RLP12−320ないしはRLP400の混在は400番台の中頃までになり、下部の記載に、INCが追加されます。RLP442を確認しています。
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写真は、RLP420、RLP428は溝なしです。
なお、洗濯船所有のRLP420では溝がありません。
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どうも溝のあるなしは判別に影響はないようです。
さらに、1963年から1965年までは、ビル・グラウアーが亡くなったためか番号がRMに変わり、400番の中頃から後半までつづきます。RM476を確認しています。
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写真は、RM473です。
1965年からはRM最後半までラベルの形状でマイクとリールが無くなるなどしますが、ここは割愛します。
写真は、RM499オルヘウムになります。
ところで、洗濯船にはRLP12−808があり、ラベルは大と小の間くらいで、INCがあります。
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この突出した番号のアルバムは、バーバラ・リーの歌唱が入っていたので購入したのですが、
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何なんでしょうか解らなくなりました。
私もですがリバーサイド・レコードは複雑です。
posted by みのさん at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2016年06月13日

三兄弟

昨夜半から降り出した雨は夜中には豪雨予報がでたりして中々降り止む気配がない。
屋外での作業は到底できないので屋内での作業となるのは必然だ。
ちょうどかかりつけの作業があるので早速取りかかることにした。
三兄弟のメンテナンスがそれなのだが、如何せん皆ロートルなものだからグリースや潤滑油の補てんなどが主になる。特に古くなったグリースは硬くこびりついていて取り除くのにひと手間以上かかるのだ。白馬が暖かくなってから古いグリースの除去は済んでいたので今回はせっせと注油をすませることができた。
三兄弟とは西独Dualのアナログプレーヤーのことで、スタートスィッチを押すと勝手にレコード上までアームが動いてくれてレコード針を巧く盤に下ろしてくれる。いささか下ろすスピードが速いのでギクッとするが大抵は大丈夫なところがにくい。片面の音楽が終わるとこれも自動でアームが上って元に戻ってくれる優れものなのだ。
凄いのはこの機構が全て機械式になっているところでセンサーなど使っていない。このため稼働部にはオイルが必要と言うことになる。Dualによれば、「オイルは部分によって5種類専用のものを使用しこまめに注油すること。」とあるが、面倒なので市販のものを3種類使用している。
二番目に凄いのは、見るからにキャシャなトーンアームなのにも関わらず盤の歪みや振動に強く、びくともしない。これはダイナミックバランス型のためかもしれないし、プレーヤー全体をスプリングで支えている所為かもしれない。
三番目に凄いのは、このプレーヤーの音にある。大型システムにはSNの点で気になる人は気にするのだが、中型システム程度では音の太さや輪郭など申し分ない。これはアイドラードライブと重量のあるターンテーブルが功をしていると思われる。
難点があるとすれば、カートリッジの交換は考えられていないのでカートリッジホルダー毎の交換になってしまう。Dualによれば、「カーリッジを交換するなどは一部の変質狂マニアくらいだ。」とのことなので私の事に違いない。
二つ目の難点は、自動演奏にプラスしてレコード5枚分の連続演奏ができることだ。ジュークボックス状態になってしまったら面白くて音楽観賞どころでは無くなってしまうではないか。
しかしながら、ロートルになると人間と同様に歯車がかみ合わなくなるのでオートから手動に切り替えることが肝要となる。

一番のロートル兄の「良い子」で、1019。
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27cmのターンテーブルと少し小ぶりながら重さは3.4Kgもある。
カートリッジは、シュアーのロートル75Gと75Uの兄弟。
稼働状態は今のところ完璧でアルテックのSPとコンビしている。

二番目の二男は「普通の子」で、1219。
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30cmのターンテーブルで重量は3.2Kg。
カートリッジは、シュアー75Eとエラック255。
新しく加わった機構はインサイド・フォー・キャンセラーで丸針用と楕円針用別になっている。
稼働状態は、良い時と悪い時があり使用する側にテクニックを求めるやんちゃなところがある。
ワーフデールのSPとコンビをしている。

三番目はこの中では一番新しい「悪い子」で、1229。
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30cmと3.2kg、インサイド・フォー・キャンセラーは同様で、新しいのはネオン反射型ストロボ・スコープを装備した。
カートリッジは、シュアーV15のUとV。
稼働状態は、悪い子のとおりで諦めて手動にしている。
私は悪い子が魅力的なので、現在、あろうことかトーレンス124と交代してデットな部屋のM9500とコンビしている。

三兄弟となると「だんご三兄弟」が普通かもしれないが、どうしても思いを重ねてしまうのは「イモ欽トリオ」なので、ハイスクールララバイが再生されてしまうのだ。
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本当のところは、「わらべ」のめだかの兄弟のほうが可愛くて良いのだが、如何ともしがたいのが無念だ。
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雨降りを予想して軒先に避難させておいたマッカートニーが無事開花した。2016_06_13_9999.JPG
おしゃれな花に乾杯。
posted by みのさん at 13:04| Comment(2) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2014年11月22日

更新しました。

マイクログルーヴ洗濯船のホームページにある中古レコードの販売を何とか更新しました。
3カ所ほどのミスが後からみつけましたが追々修正します。
〇とっておきの一枚はこれです。
とっておきの一枚.jpg切り抜き.jpg
Zoot Sims and Bob Brookmeyer 
ジャケットも秀逸ですが演奏も勿論です。

〇押しつけの一枚は、
押しつけの一枚.jpg切り抜き.jpg
ユーミン・ブランド
なんと、ユーミンの世界が飛び出すメガネ付きです。

〇気まぐれな一枚です。
気まぐれな一枚.jpg切り抜き.jpg
チャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番
リヒターのピアノにカラヤン指揮と定番ともいえる名盤です。

その他適当にチョイスしました。
なお、ホームページに掲載していない盤が多数ありますが、ほとんどが1点ものですので売り切れ御免です。
ご来館をお待ちします。
posted by みのさん at 17:00| Comment(3) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2014年11月05日

中古レコードの販売内容を更新

まったりと、所蔵している中古レコードの販売について、HPはのちのち内容を更新していきますが、マイクロ・グルーヴ洗濯船内での準備を完了しましたので事前にお知らせします。
今回は、オリジナルや輸入・国内盤、ジャズ・クラシックを始めユーミン・アイドルまで質・量ともに充実していると思っていますのでご期待ください。
とっておきの一枚、押しつけの一枚、気まぐれな一枚についてはHPでのお楽しみということにしておきますが、
例えば、
2014_11_04_9999.jpg切り抜き.jpg
や、
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や、
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や、
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や、
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や、
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や、
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など、取り揃えてあります。
販売価格は恣意的ですので市場価格とは連動していません。当然、本当は売りたくないレコードについては高めの設定になっていますし、逆にオリジナル盤であっても安く設定しているものもありますのでお見逃しなく。
なお、マイクロ・グルーヴ洗濯船で販売するレコードは当然ながら全てクリーニング済み、紙スリーブ入りになっています。
ご来館をお待ちしています。



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2014年10月05日

杜の会in白馬10th


恒例となった第10回目となる杜の会in白馬が総勢12名で10月4日に洗濯船で開催された。
各人各様のご自慢のアナログレコードを持参さんして和気あいあいとなるのは何時ものことなのだが、お迎えする側としては今回は10回目となるので、これはこじつけなのだが10種類のフォノイコライザー・カーブを用意した。オリジナルレコードはその特性に合ったカーブでの再生がよりよいのではとの思いからなのだが。
@RIAA
 現在のもっとも一般的な特性
ASP
 SP用に後年開発された特性
BNAB
 テープの再生特性だがもやもやしたレコードをスッキリ再生させる
CAES
 キャピトル、マーキュリー、ウェストミンスターなどの特性
DCOL
 米コロンビア、英コロンビア、米デッカ、HMV、ヴァンガード、VOXなどの特性
Effrr
 デッカ・ロンドンの特性
Fリークポイント1
 英リーク社の特性 可聴域の歪みが0.1%以下だったので命名
G520
 JBL520の特性 しっとりとした馴染みやすい音質
H22
 マッキントッシュC22型の回路特性 芳醇な音の正体はシールドされた内線ケーブル
I7
 マランツ7型の回路特性 しっかりとした輪郭を表現
@からEまでは代表的なカーブ特性。
FからIまではRIAAカーブなのだが各社の特徴を加味した特性になっている。
以上のほかにもRCA、BBCなどがあるが今回は見送りにした。
RIAAカーブは1954年にカーブの統一を目指し1956年に実地されたことになっているが実際は各社各様であった。これはステレオへの移行期でもあったため混乱があったのではと推測される。
このために用意した機器・装置は、
カートリッジにデンオンDL103
シェルリード線はウェスタン22AWG
アームにSME 09のショート
プレイヤーはトーレンスTD124
10種類のカーブを搭載したフォノイコライザー
プリアンプにマランツ7T
以下チャンネルデバイダからはほかのプレイヤーと共用の4WAYマルチ
最近のフォノイコライザーは90パーセント以上がNFBで製作されているが、このフォノイコライザーは音の良いCR型にしている。特にRIAAカーブは市販のフォノイコライザーを凌駕していると自負しているところ。
実際に聴いた印象が如何だったかは確認していないのだが私的には好印象だったと感じている。
午前1時を過ぎたころから眠気に打ち勝てず一人二人と抜けていき4人になったところでクラシックで閉めてお開きにした。
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翌日は朝方から雨模様のため室内での記念撮影となりこの後解散となった。


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2014年04月06日

出張依頼

せっかく雪が溶けてきたのに今日は冬に戻ってしまい一日中雪が降っている。
白馬コルチナスキー場では昨日だけで25pの積雪があったそうで新雪の滑走を楽しめるらしい。

何はともあれ、出張依頼の話が雪の舞いではないが舞い込んできた。
それは、4月5日から27日までの間、新宿の伊勢丹メンズ館8階で催しされる「I FEEL SOUNDS」に於いてオリジナル盤を展示させたいので出張させてほしいとNinonyno2からの依頼であった。
ひと月近く留守になるのは寂しい限りだが、「可愛い盤には旅をさせろ」との諺は聞いたことがあるかないか定かではないが、長期出張させることにした。

出張者は4名の不良青年たちで以下のようになった。
@PLEASE PLEASE ME(1963)
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Awith the beatles(1963)
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Bbeatles for sale(1964)
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CHELP!(1965)
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DRUBBER SOUL(1965)
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ESgt.Pepper`s Lonly Herts Club Band(1967)
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FAbbey Road(1969)
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GLET IT BE(1970)
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ここまで英国盤オリジ。

HMagical Mystery Tour(1967)
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これは米国盤がオリジ。

この旅が九州経由のミステリー・ツアーにならないことをただ祈るばかりだ。

追記:伊勢丹8階メンズ館で開催されているチャーリー・ヴァイス「I FEEL SOUNDS」はV.I.P.御用達で一般の人は入場できないようですので早々に帰宅させました。
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2013年07月30日

外盤A級セレクション

知っている人はよく知っている「長岡鉄男の外盤A級セレクション」。
「1989年発売のベストセラー長岡鉄男の外盤A級セレクション全3巻の第1巻」が「新」が題の頭について何故か今復刻となった。
何が新しいのか広告を見ると、@特別付録としてSACDHybridサウンド・サンプラーがついている。A値段が3,990円と3倍超となっている。
復刻の理由として「音の良いアナログ・ディスクを知りたいとの要望に応えて・・」とあるが。
手元にある「長岡鉄男の外盤A級セレクション1」を見てみると発行日は1984年7月16日に第1刷が発行されている。定価は1,200円。
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ここには、「買って損をしないものばかり100枚を厳選する。今始めなければ手遅れになる外盤コレクションのための緊急書き下ろし」と長岡先生が暴れている。
レコード・ジャケットの写真は自らマミヤ67の中判銀塩カメラを使用して撮影し、特注のリアルタイム・スペクトラム・アナライザー(スペアナ)にピーク・ホールドをかけてこれも撮影している。これ程の手間暇をかけて文章内容から全て自ら手がけたこの本は正しく長岡教祖たりえる所以だ。
しかしながら問題も多々あったのは事実。音の良いアナログ・レコードは良いのだが本当に聴きたいレコードは果してこの中に何枚あるのか。音の良いレコード収集マニアだけを対象にしているのならばそれはそれで良いとおもうのだが、相当間口が広いとおもっている私でも100枚中に5枚程度あるかないか、それもかなり異端の部類に入るものばかり。特にジャズは極端に少ないのはどうしたことか。ジャズであっても音の良い外盤は相当数存在していると思うのだが摩訶不思議。
また、ここでの外盤は「オリジナル盤限定」ではないことも挙げられる。安く手に入れられやすい外盤を厳選したのであるから当然ではあるが、さらに音質の優れたオリジナル盤の存在を見逃すこともあるので要注意だ。
ピンク・フロイド/狂気(米HARVEST)
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コンフェデレイション(米SHEFFIELD LAB)
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チャイコフスキー交響曲第4番(米TELARC)
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なお、続編の「長岡鉄男の外盤A級セレクション2」は翌年の1985年10月15日に第1刷が発行されている。ここでも同様な傾向のレコード紹介になっていたので次の「3」は購入しなかった。
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森・女・酒(スウェーデンBIS)
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グルンブフ(独WERGO)この盤はフリージャズ。
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復刻とは直接の関係は無いが第2集の中に長岡教祖自身、「演奏抜群・録音最高」と評しているレコードがある。
ジョージ・クラム/魅入られた風景(米NEW WORLD)
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「魅入られた風景」とは「幽霊のでる風景」のことなのだが、アンダルシア・エルサレム・デルフォイ・バージニアはインディアンと世界各地の場所でクラムが感じとったのだそうだ。
ここで長岡教祖は論評で重大な間違いを犯している。この演奏中全てに渡ってとても静かに低い音がでているのだが、これをSNが悪いとしてしまった。これは間違いでクラムが感じた場所での共通した音を再現しているのです。こういう場所に入り込むと包みこまれる音があることを感じたものだけが解る音が存在するのです。
内容は芸能山城組の「恐山」と良い勝負なのだが演奏は上回っているとおもう。お聴きになりたい方はご来館の折にリクエストください。ただし、お一人でお聴きになるのはお勧めできません。特に感受性のある方は要注意です。

勿論中にはとても聴きやすく音も演奏も程良くサロンでの演奏を彷彿とさせるお勧めのものもあったりする。
セレナータ(独HARMONIA)
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番外として「市場ではすでにベスト・セラーなので今更紹介することはない。」としてFMファンで紹介しているがこのセレクションでは取り上げなかった超高音質レコードもあったりする。
アトリウム・ムジケの古代ギリシャの音楽
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さて、何故今復刻なのかの答えは何なのだろうか。現在でも当時に引き続き安く手に入るアナログ・ディスクが市場にあるのか、それとも高騰してしまった(手遅れか)高価なアナログ・ディスクであってもよいから手に入れたいのか。音の良いアナログ・レコード・収集マニアが増殖しているのだろうかオーディオ・マニアがアナログの良いソースで良い音の再生を望むようになったかこれも摩訶不思議だ。
CDへの移行が急展開(評論家がこぞってCDの素晴らしさを礼賛)をみせた時期に今のうちにアナログで揃えておこうとする者よりもアナログを廃棄してしまった者が多いのが事実であると思う。
音の良い特殊なジャンルのレコードは今では希少価値になったのだろうか。
まあー、オーディオの再生自体虚像であり、ライブ演奏では体験できない優麗(幽霊)のようなものだろうから。

posted by みのさん at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2013年05月08日

これからの鑑賞会予定(5〜7月)

大型連休のため一時お休みしていました鑑賞会を再開します。
毎水曜日の午後8時から2時間程度開催しますので5分前までにはご来館ください。
場所は地階のデットな部屋と1階のライブな部屋のどちらかになり原則としてアナログ・レコードとCDが隔週になります。
参加費は500円/人で飲み物付きです。
ご参加される方は当日のお昼頃までにP.洗濯船又は簑島までご連絡ください。
リクエストがありましたら事前におねがいします。
また、レコードをご持参されてもけっこうです。
(予定)
5月15日 春一番はやっぱりキャンディーズでしょう
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  22日 ハリー・アレン
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  29日 ホレス・シルバー
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6月 5日 ドーン・ランベス
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  12日 カラヤン
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  19日 ルービン・シュタイン
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  26日 阿川泰子
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7月 3日 小澤征爾
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  10日 コールマン・ホーキンス
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  17日 カサンドラ・ウィルソン
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  24日 ヘンリー・マンシーニ
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posted by みのさん at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2013年01月19日

今後のレコード鑑賞会の予定(1〜4月)

年末・年始と連休のためお休みしていました鑑賞会を以下の通り開始します。
休日を除く毎水曜日の午後8時から2時間程度開催。5分前までにはご来館ください。
場所はデットな部屋とライブな部屋のどちらかになり、アナログとCDが隔週になります。
参加費は500円/人です。
ご参加される方は当日のお昼頃までにP.洗濯船又は簑島までご連絡ください。
リクエストがありましたら事前におねがいします。また、レコードをご持参されてもけっこうです。
(予定)
1月23日 MJQ(AD)
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  30日 綾戸 智絵(CD)
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2月 6日 千住 真理子(AD)
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  13日 エリック・アレキサンダー(CD)
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  20日 荒井 由実(AD)
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  27日 コニー・ドーバー(CD)
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3月 6日 ルイ・アームストロング(AD)
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  13日 寺井 尚子(CD)
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  27日 パティ・ペイジ(AD)
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4月 3日 諏訪内 晶子(CD)
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  10日 白鳥 英美子(AD)
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  17日 ジャネット・サイデル(CD)
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  24日 キャンディーズ(AD) 
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お楽しみにおまちください。
posted by みのさん at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2013年01月09日

デットな部屋で普通の音

ドタバタ・アタフタの年末・年始から解放されたのもつかの間、鏡開き後から成人の日にかけての連休が待ち構えているので、これが終わらないと小正月は迎えられません。
そうは言っても年末の大掃除では間に合わなかったオーディオ関連機器のメンテナンスを寸暇を惜しんで実施しなければならない。特にEMTはアイドラーのワッシャーまで綺麗にしないと良い音は出してくれないので念入りになる。
そうこうしているうちに、昨年の音に不満があった事を思い出してしまった。不満の元はチェロの重厚な響き音が納得できていないのだ。
発端のアルバムは「スーパー・チェロ軍団/ミーツ・ザ・ビートルズ」でベルリン・フィルの12人のチェロ奏者たちが演奏水準の高い響きの豊かな演奏をしています。
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そこで、昨年のマルチ・アンプの際に設定したGEMリボン型トゥイーターとJBLホーンの周波数帯域の変更と使用ケーブルの交換を実行することにした。
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GEMはトゥイーターでありながら2KHzから100KHzまでの広帯域をもっているので9KHzでクロスして使用していました。つまりJBLのホーンは9KHzまでにとどめ、GEMが中心の音域システムになっていました。GEMのスピーカー・ケーブルは一番太い18AWGのウェスタンの単線でした。
このクロス帯域を16KHzまで上げてJBLのホーン中心の帯域に変更しました。
スピーカー・ケーブルはGEMには18AWGの撚り線にしてJBLのホーンにはGEMに使用していた単線に変更しました。
何のことはなくK2+スーパー・トゥイーターの普通の音に戻ったのでした。
チェロの音に重厚な響きが戻ってきましたがただこれだけでは納得できるものではありません。
やっぱし百恵ちゃんが気持ちよく歌ってくれないといけません。
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2012年12月11日

中古レコード販売リストの再更新

大雪です。当たり前ですが寒いです。
スキー場だけでなく洗濯船の庭もゲレンデのようになっています。
毎日毎日雪かきと除雪で疲労困憊になりレコードをじっくり聞く前に爆睡してしまいます。

さて、少し前にレコード販売リストの一部を更新したのですが、どうしたことか「押しつけの一枚・SONG BOOK THE BROTHERS FOUR」が早々に売れてしまいました。
押しつけがましいことがないのは耐えられないのでここだけ強力に再更新します。
本当は「とっておきの一枚」にしたかったのですが止むを得ない事情のため唾を飲み込んでリストに出します。

とっておきの「押しつけの一枚」
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全員集合 ザ・ドリフターズ  3,500円

(注)ザ・ドリフターズのオリジナルでびゅー・アルバム。日本の文化遺産とも言えるほどの価値あり。いかりや長介が「これを買った人は偉い。」と言っています。
posted by みのさん at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2012年11月19日

古さと新しさの協演

周りはすっかり雪景色となり寒さが身に凍み込んできますので如何しても動きが緩慢になってしまいます。我が家では人と同様にこの寒さに耐えなければならないアナログ・プレーヤーやカートリッジはもっと大変になっているのではないかと常々考えていますが、それでも私同様にやせ我慢してくれるのでありがたいことだと感謝もしています。
最近のデットな部屋のアナログ・プレーヤーは動きが緩慢な人の所為かカートリッジの交換頻度が下がりました。そればかりか固定化していると言ってしまいましょう。

ボーカル・レコードは二つのプレーヤーに分担してもらっています。

一つは、新しいプレーヤーのウェルテンパード・アマデウスGTAにはステレオ・レコードを担当してもらっています。
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このプレーヤーは糸ドライブのストレート・アームなのですが、何と言っても面白いのが糸でゴルフボール吊っているその構造です。ゴルフボールが接する粘度の高いオイルとの相乗効果で微振動を避けているのだそうです。また、つり糸をねじりオイルの粘度を利用したインサイド・キャンセラーもとてもユニークです。これらの調整は一朝一夕とはいかずにとても大変なのですが、しっかりした雑味のないクリアーな音を聴かせてくれます。カートリッジは比較的古いオルトフォンMC30SUを使用しています。このカートリッジは適度な温かみと素直な音の表現が秀逸なのでボーカルを聴くときのお気に入りになっています。秋杜の会の際に山崎ハコの「織江の唄」を聴いてもらいました。
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今一つは、古いプレーヤーのトーレンスTD124にはモノラル・レコードを担当してもらっています。
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このプレーヤーはベルト・ドライブとリム・ドライブのツイン・ドライブという斬新な機構を持っています。リム・ドライブの利点を利用しながら欠点を少なくするとともにベルト・ドライブの利点と欠点をも相殺できる考えられたプレーヤーです。回転数の調整は磁石の僅かな移動で行いますので忍耐力は必要です。その他の調整も難儀することもありますがこのプレーヤーの音楽の表現力は素晴らしいの一言です。モノラル・カートリッジは比較的新しいグラドM+を使用しています。このカートリッジの表現力には驚くことがしばしばあります。SMEの3009アームとの相性も良いのでとても重宝しています。
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新しくても古くても使い方次第なところが面白くもあり楽しみでもありアナログ的です。
最近はもっと面倒臭くなったのでUSBで音楽を聴くようになってしまった。CDと違い回転しないので音は良いはず。
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2012年11月09日

レコード販売リストの更新

だいぶサボっていましたリストの更新を少しだけしました。
とっておきの一枚、
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押しつけの一枚、
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気まぐれな一枚
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と、販売済みのレコードは削除しました。
このリストに無いものでお探しのレコードがありましたなら、お試しにでもご連絡してみてください。
posted by みのさん at 10:30| Comment(1) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ

2012年08月23日

今後(9月〜)の鑑賞会の開催予定

まだまだ暑さの残る白馬ですが、夏のシーズンを利用した観光で訪れるお客様も少なくなり、紅葉のシーズンまでは落ち着いた静かな日々となりました。
8月中は夏休みしていましたレコード鑑賞会ですが、9月から従前どおり(毎週水曜日の午後8時から10時まで)以下の予定で再開します。
参加をご希望の方は事前に電話(090−2322−2093)で簑島までご連絡ください。

9月 5日 CD 大西順子
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 力強くスインギーなピアノに痺れましょう

  12日 AD アル・ヘイグ 
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正統派ジャズピアノが沁みます

  19日 CD リサ・エクダール 
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北欧の妖精の歌声にキュン

  26日 AD 越路吹雪 
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宝塚出身のドラマチック・リサイタル

10月 3日 CD ケニー・ドリュー・トリオ 
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晩年に日本での人気沸騰

  10日 AD アート・ペッパー 
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アルトの音色とフレーズ

  17日 CD マーラー 
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大地の歌で人生観を見直し

  24日 AD ビートルズ 
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リバプールから世界へ

  31日 CD ギル・エバンス 
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魔術師の音楽

11月 7日 AD 桜田淳子 
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秋田美人のアイドル

  14日 CD ハリー・アレン 
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ノリの良いサックス演奏

  21日 AD カーメン・マクレイ 
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歌のうまさはぴか一

  28日 CD ケイコ・リー 
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ハスキー・ボイスのボーカル

12月 5日 AD かぐや姫 
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軟弱3人組のやさしい歌声

  12日 CD サリナ・ジョーンズ 
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レット・イット・ビーは最高

以降1月16日までは冬休みに入る予定です。

posted by みのさん at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ