2014年03月25日

人間まがい 山崎ハコ

暗く陰鬱な深い情念の唄は聴く者の胸に鋭く突き刺さる。
今回は、その歌唱力・表現力で地獄に引きずり込まれてしまう山崎初子(ハコ)の「人間まがい」を押しつける。
洗濯船のホーム・ページでも同様に押しつけることにした。

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1979年のアルバムながら高音質であり以下の内容とともにハコの真骨頂と断言できるものだ。

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SIDE-A
1.誰が呼ぶ
2.きょうだい心中
3.ムラサキの花
4.からす

SIDE-B
1.呪い
2.暗闇
3.三つの花
4.心だけ愛して

すべてがハコだが、特にA面の「きょうだい心中」をお勧めしたい。平常心を保ち続けることは極めて難しいことうけあい。
B面の「呪い」については、「日本一暗い唄」とのお墨付きが付いているほどだ。

押しつけとは関係ないのだが、1981年の映画「青春の門」のサブ・テーマ・ソング「織江の唄」で涙した輩も多いと聞く。

ハコ自身も言っている。
地獄でお会いしましょう「心だけ愛して」と。
posted by みのさん at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 押しつけの一枚
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