2013年07月29日

アナログ・レコード鑑賞会67(ヘンリー・マンシーニ)

ヘンリー・マンシーニの曲はとても印象に残っています。それは多分映画音楽に使用された所為であるのは間違いないと思います。特にファンであるオードリー・ヘップバーンの映画でのコミカル・スリラー・華麗・リズミカル・躍動感・沈痛・ラブストーリなどなど映画のシーンにぴったりの音楽が今ではその音楽を聴くとその時のシーンが頭に思い描き出されます。
「ティファニーで朝食を」から「ハタリ」、「酒とバラの日々」、「シャレード」、「ピンク・パンサー」、「アラベスク」、「地上最大の脱出作戦」、「暗くなるまで待って」、「暁の出撃」、「ひまわり」、「華麗なるヒコーキ野郎」、「刑事コロンボのテーマ」、「ピーター・ガンのテーマ」などの作品の数々のどれもが思い出に残っています。
また、ヘンリー・マンシーニのアナログ・レコードの音質がとても良いのでより鮮明に映画のシーンが蘇るのかもしれません。
今回はトーレンス・プレステージとオルトフォンのアーム、SPUシナジーのカートリッジで映像のない映画シーンを再現してみました。
最初は、1961年の『Breakfast at Tiffany`s』から「SIDE1、@Moon RiverASometing for CatBSally`s TomatoCMr.YunioshiDThe Big Blow OutEHub Caps and Tail Light SIDE2、@Breakfast at Tiffany`sALatin GolightyBHollyCLoose CabooseDThe Big HeistEMoon River Cha Cha」の全曲を通して聴きました。この映画は当初マリリン・モンローが主役の予定でしたがモンローが断ったため急遽脚本を書き直しオードリー・ヘップバーンに変更されました。
オードリー・ヘップバーン自身が歌った「ムーン・リバー」が話題にもなりましたがCの「ユニオシ」では悪意に満ちた日本人像(黒縁メガネ、出っ歯、背の低いずんぐり)を演じているなど人種差別が公然となされていました。このシーンはハリウッドの映画史上最も恥ずべきものとして語られています。
この映画はアカデミー賞の歌曲賞、劇・喜劇映画音楽賞を受賞しました。
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続いては、1962年の『HATARI!』から「@Theme from "HATARI!"ABaby Elephant WalkBJust for TonightCThe Sounds of HATARIDThe Soft TouchECrocodile Go Home!」を聴きました。この映画の最初のシーンでサイがジープに体当たりする迫力にビックリしましたが、人それぞれの生き方やラブ・ロマンス、動物たちとの愛情などコミックの要素をも含んだアフリカへの羨望を表現しています。主演ジョン・ウェインなどの演技とパックに流れる音楽で素晴らしい作品になっていました。「小象の行進」はとても忘れられません。
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次は、1963年の『"CHARADE"』から「@CharadeABistroBBateau MoucheCBye Bye CharlieDLatin Snow FallEThe Drip-Dry WaltzFMambo ParisienneGPunch and Judy」を聴きました。この映画ではジバンシーの衣装に包まれたオードリー・ヘップバーンが「謎解きゲーム」をしています。スリルとコメディーを融合して見る者を最後まで飽きさせません。また、25万ドルもする切手があるなんて想像すらできませんでした。最初のシーンで走る列車から落とされる人、パリの保養地のスキー場など、そこに流れる音楽はそれぞれのシーンに確かな色どりを添えていました。
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最後は、1968年の『A WARM SHADE OF IVORY featuring Love Theme from ROMEO & JULIET』から「@WATCH WHAT HAPPEN`SALOVE Theme from ROMEO&JULIETBTHE WINDMILLS OF YOUR MINDCWHEN I LOOK IN YOUR EYESDMEDITATIONEDREAM A LITTLE DREAM OF ME」を聴きました。このアルバムはピアニストとしてのヘンリー・マンシーニが堪能できます。グレン・ミラー楽団ではピアニスト兼編曲として入団しています。その後映画「グレン・ミラー物語」などで頭角をあわらしてティファニーに繋がるわけです。@のシェルブールの雨傘から甘く切ない響きとともに映画シーンを心眼しました。
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夏の繁忙ということにして鑑賞会は当分の間お休みになります。
ご宿泊されたお客様との鑑賞会は何時も通りです。
次回の鑑賞会は、10月の第2週からの予定になります。
posted by みのさん at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | デットな部屋
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