2013年03月21日

THOMAS BECKMANN CHARLIE CHAPLIN

2013_03_21_7541切り抜き.jpg

チェロ奏者トーマス・ベックマンとピアノ奏者松下佳代子のご夫婦によるチャップリンの生誕100周年映画音楽集です。チェロとピアノの会話が素晴らしい内容になっています。
@ SMILE
   1936年「モダン・タイムス」、やさしいチェロ演奏が映画の最終シーンを思い出します。
A TEXAS-TEXAS BORDER
   1923年「偽牧師」、ユーモラスな演奏がより哀愁を感じさせます。 
B TANGO NATASHA
   1966年「伯爵夫人」、Fまでチャップリンの最後の作品で愛をテーマにしています。
   ロシア貴族出身の踊り子ナターシャ(ソフィア・ローレン)を謳っています。
C AMBASSADOR RETIRES
   同映画、帰国するアメリカ大使(マーロン・ブランド)と踊り子ナターシャの愛の歌。
D THIS IS MY SONG
   同映画の挿入歌セ・マ・シャンソン。
E A COUNTESS FROM HONG KONG
   同映画の伯爵夫人のテーマ曲。
F ZIGEUNER-THE THREE LADIES
   同映画、3人の貴婦人とは、ソフィア・ローレン、ティビー・ヘードレン、マーガレット・ルザフォードに捧げられています。
G BEAUTIFUL WONDERFUL EYES 
   1921年「キッド」、このうえない美しい曲想を奏でています。
H NAPOLI MARCH
   1940年「チャップリの独裁者」、リズミカルな演奏でご夫婦の息が見事に調和されています。
I DOGSLIFE-SONG TRISTE
   1918年「犬の生活」、悲しいメロディーがとても印象に残ります。
J BATH TUB NONSENCE 
   1957年「ニューヨークの王様」、ラグ・タイムのような演奏になっています。
K MANDOLIN SERENADE
   同映画、しっとり心に響く名演奏です。 
L LIMELIGHT
   1952年「ライムライト」、老道化師と若いバレリーナを謳ったチャップリンの不滅のメロディーです。
チャップリは映画で成功する前にチェロ奏者になりたいと思っていたとのこと、このためかどの曲もチェロ用に作曲されたかのような調べになっています。
「独裁者」の中でチャップリンの心情・精神を床屋が代わって言っています。(清水俊二訳)
機械は貧富の差を作り
知識を得て人類は懐疑的になった
思想だけがあって感情がなく
人間性が失われた
知識より思いやりが必要である
思いやりがないと暴力だけが残る

この言葉も胸に響きます。
この一枚、トーマス・ベックマン/チャーリー・チャップリンに捧ぐ を押しつけます。
posted by みのさん at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 押しつけの一枚
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/63923720

この記事へのトラックバック