2012年11月19日

古さと新しさの協演

周りはすっかり雪景色となり寒さが身に凍み込んできますので如何しても動きが緩慢になってしまいます。我が家では人と同様にこの寒さに耐えなければならないアナログ・プレーヤーやカートリッジはもっと大変になっているのではないかと常々考えていますが、それでも私同様にやせ我慢してくれるのでありがたいことだと感謝もしています。
最近のデットな部屋のアナログ・プレーヤーは動きが緩慢な人の所為かカートリッジの交換頻度が下がりました。そればかりか固定化していると言ってしまいましょう。

ボーカル・レコードは二つのプレーヤーに分担してもらっています。

一つは、新しいプレーヤーのウェルテンパード・アマデウスGTAにはステレオ・レコードを担当してもらっています。
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このプレーヤーは糸ドライブのストレート・アームなのですが、何と言っても面白いのが糸でゴルフボール吊っているその構造です。ゴルフボールが接する粘度の高いオイルとの相乗効果で微振動を避けているのだそうです。また、つり糸をねじりオイルの粘度を利用したインサイド・キャンセラーもとてもユニークです。これらの調整は一朝一夕とはいかずにとても大変なのですが、しっかりした雑味のないクリアーな音を聴かせてくれます。カートリッジは比較的古いオルトフォンMC30SUを使用しています。このカートリッジは適度な温かみと素直な音の表現が秀逸なのでボーカルを聴くときのお気に入りになっています。秋杜の会の際に山崎ハコの「織江の唄」を聴いてもらいました。
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今一つは、古いプレーヤーのトーレンスTD124にはモノラル・レコードを担当してもらっています。
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このプレーヤーはベルト・ドライブとリム・ドライブのツイン・ドライブという斬新な機構を持っています。リム・ドライブの利点を利用しながら欠点を少なくするとともにベルト・ドライブの利点と欠点をも相殺できる考えられたプレーヤーです。回転数の調整は磁石の僅かな移動で行いますので忍耐力は必要です。その他の調整も難儀することもありますがこのプレーヤーの音楽の表現力は素晴らしいの一言です。モノラル・カートリッジは比較的新しいグラドM+を使用しています。このカートリッジの表現力には驚くことがしばしばあります。SMEの3009アームとの相性も良いのでとても重宝しています。
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新しくても古くても使い方次第なところが面白くもあり楽しみでもありアナログ的です。
最近はもっと面倒臭くなったのでUSBで音楽を聴くようになってしまった。CDと違い回転しないので音は良いはず。
posted by みのさん at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ
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