今日も気温が高く感覚的には暑い。
雪解けもどんどん進み洗濯船の裏の杜はほとんどなくなった。
地下室のデットな部屋は未だ寒さが身に沁みるぐらいなので、寒暖の差が堪えることになる。
この部屋のオープンリールデッキは、TEAC X-2000M。
最新かつ最後のオープンリール・デッキとして登場したものだ。
このデッキでの今回の再生は、カウント・ベイシーのライブ・イン・ジャパン。
1976年4月17日に東京・厚生年金会館・大ホールでベイシー・オーケストラが大暴れしたのだ。
このライブ音源を、FM東京が5月2日と9日の二回に分けて、ゴールデンライブステージとしてオン・エアーした。
エアー・チェックは、ティアックのオープンリール・デッキで2トラック19cm/sec で10インチテープに録音した。
アンテナは三素子をベランダに設置して洗濯の物干しの邪魔をしたのは言うまでもない。
FM放送のため音質はそれほど良いとは言えないが、当時のベイシーの熱気はびしびしと伝わってくる。
体も自然にスイングしてしまう。