昨日はライブな部屋のイメディア・プレーヤーで使用していたカートリッジを交換した。
使用していたのは国産オーディオテクニカの33・シリーズSaというもので、シバタ針を装着しているものだ。
何故交換に至ったのかといえば、音の広がりが中途半端ではなく、すごいことになってしまったからなのだ。
このままでよいのではとの私自身の意見も半分あるにはあるが、求めている音とは違いすぎていて、もっと密度の濃い音を所望しているというわがままからで、広がりすぎの音はベクトルの方向違いが行き過ぎたためなのだ。
それで次に選定したカートリッジは何かといえば、同じ国産の同じ会社オーディオテクニカのアート・シリーズART9にした。
このカートリッジは、Saのモニター的な音作りと一線画していて、アートという製品名のごとくモニター的ではなく落ち着いた音作りをしているものだ。それでいて適度な密度感を備えていて、しっかりとしたところもある。
お陰で過大な広がり感がおさまったのだが、好事には魔が潜んでいたりするから困ってしまうことになる。
それはマッキントッシュXRT22sの4本のウーハーの音が気に入らなくなってしまったので、イコライジングのやり直しをする羽目になった。膨らみ過ぎの低域は勘弁してくれなのだ。
これに併せて同時にスーパーツィーターも調整することになり、大事になってしまったではないか。
オーディオの難しさは、人の気難しさと比例関係にあるようだし、いつまでもパラレルなのだろうか。