2019年01月18日

再調整にかかる

昨日は、車の一年点検で塩尻に行き、点検の間代車を借りて、目薬が無くなっていたので松本の眼科に行き、二か月ごとの診察をうけた。ところが、運の悪いことに診察を受ける人ひとでごった返していて、5分の診察を受けるのに90分もの時間を要した。この間、体調も下降傾向に入り、とんだ日に遭遇してしまったものだと悔やんだが後の祭り。この後、車の点検終了まで少しの時間があったので、井上デパートで開催されている長野県伝統工芸展を覗きに行った。そこで、知る人ぞ知る手打ちで作製された信濃の三徳包丁があったので、思わず購入してしまった。元々信濃地域には農具の鎌などを作製していた鍛冶屋が沢山あったのだが、現在はほとんど廃れてしまっている。以前、北国街道巡りの際に工房跡を見学に訪れたこともあった。さらに驚くべき事はその販売価格だ。普通の和包丁に比べて、安すぎて涙なしには語れないほどだ。工芸展でもう一品購入したのは、塩尻の先馬焼き湯のみ茶碗。轆轤作りの少し重量感のある逸品で、これもとても安い価格なので製作者に申し訳ない気がする。
やっと今日の本題に辿りつくことになるが、ライブな部屋のマッキントッシュXRT22sスピーカーの再調整にとりかかったのだ。
DSCN4029.JPG
体調が回復傾向にベクトルの舵をきったらしく、この季を逃すと後は何時になるかは計り知れない。
道具は、手のひらにしっくり馴染む+のドライバーが一本。
先ずは、スピーカーボックスに固定されているスコーカーのネジを若干締める。
次に、ウーハー4本のネジは若干緩める。
続いて、片側23個のツィーターのネジのうち、ツィーター・アーレイに接続されている4×23のネジ。
右側を若干締める。
左側を若干緩める。
これで音像がぴったりスピーカーの真ん中に入ってきた。
今までは、音像が1.5mの高さに来るよう、アーレイのツィーターを上側と下側から徐々に緩めていたのだが、今回は左右に特化してみた。
この結果、幾分音像は高くなり1.8m当りに落ち着いている。
丁度、舞台の上の演奏者を観賞するような感じになるだろう。
最後の仕上げは、エラックのスーパーツィーターの位置を確定し、マッキントッシュのツィーターとの繋ぐ周波数を算段し、ゲインの調整をして終了とした。
今回の再調整は、これまでのウオサオした経験が生かされたようで、それほど難しく無く実行できた。
今のところは、自画自賛しているが、少しの時間が経つと不満が出てくるのが何時もの事なので、油断はできない。
音のレベルを向上させるには、その人のレベルを向上させなければいけない。
この金言がある限り、終点は未だ見えてこない。
posted by みのさん at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブな部屋
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