やっと今日の本題に辿りつくことになるが、ライブな部屋のマッキントッシュXRT22sスピーカーの再調整にとりかかったのだ。
体調が回復傾向にベクトルの舵をきったらしく、この季を逃すと後は何時になるかは計り知れない。
道具は、手のひらにしっくり馴染む+のドライバーが一本。
先ずは、スピーカーボックスに固定されているスコーカーのネジを若干締める。
次に、ウーハー4本のネジは若干緩める。
続いて、片側23個のツィーターのネジのうち、ツィーター・アーレイに接続されている4×23のネジ。
右側を若干締める。
左側を若干緩める。
これで音像がぴったりスピーカーの真ん中に入ってきた。
今までは、音像が1.5mの高さに来るよう、アーレイのツィーターを上側と下側から徐々に緩めていたのだが、今回は左右に特化してみた。
この結果、幾分音像は高くなり1.8m当りに落ち着いている。
丁度、舞台の上の演奏者を観賞するような感じになるだろう。
最後の仕上げは、エラックのスーパーツィーターの位置を確定し、マッキントッシュのツィーターとの繋ぐ周波数を算段し、ゲインの調整をして終了とした。
今回の再調整は、これまでのウオサオした経験が生かされたようで、それほど難しく無く実行できた。
今のところは、自画自賛しているが、少しの時間が経つと不満が出てくるのが何時もの事なので、油断はできない。
音のレベルを向上させるには、その人のレベルを向上させなければいけない。
この金言がある限り、終点は未だ見えてこない。