2018年11月18日

ジャクリーヌの涙

信じられないかも知れないが、これはジャック・オッフェンバックのチェロによる演奏作品なのだ。
オッフェンバックにとってのジャクリーヌとは、知る由もないが、演奏から聞こえてくるのは、物静かな気品のある婦人像が脳裏に浮かぶ。
また、この涙の意味するところは、悲しいだけではないような気がしているが、強ち的外れではないだろう。
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ただし、これはジャクリーヌではなく、イメージとしての参考画像であることを、お断りしておく。
何故か音楽作品辞典にも載っていない、オッフェンバックのこの曲に巡り合えたのは、正に奇遇というものだろう。
当然と言えば当然なのだが、この曲の入っているアルバムは恐ろしく少ない。
知名度が無いという所為ではあるのだろうが、勿体ない話である。
現時点で入手できるアルバムは、CD3枚を確認している。
その中で、絶対にお勧めしたいのは、ウェルナー・トーマス=ミフネがチェロを演奏する「ジャクリーヌの涙〜魅惑のチェロ小作品集」だ。
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ハンス・シュタットマイヤー指揮、ミュンヘン室内管弦楽団によって、1983年、1985年に録音されている。
ついでなのだが、オッフェンバックの曲がもう一つ演奏されていて、「天なる二つの魂」も格別だ。
チェロ演奏者の素晴らしさが際立つアルバムなのだが、気になるのはミフネという名だ。
これは伝え聞くところによると、ウェルナー・トーマスという同姓同名の演奏者が存在しているので、日本に来日した際行った小料理屋の名前なのだそうだ。
とにもかくにも、一度聞いたら嵌ってしまうこと間違いない涙である。
本当は教えたくなかったのだが、この時季にぴったりな曲なので、放出してしまった。
これで幸せが手に入るというものだ。
因みに、イメージは、イングリッド・バーグマン「誰がために鐘は鳴る」のアルバム・ジャケットである。
これは絶対放出しない。

posted by みのさん at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | とっておきの一枚
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