2018年11月09日

kaguyahime today

「かぐやひめ・今日」と題された ’78年のアルバム。
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ジャケットらしく枯野を歩む「かぐや姫」を象徴しているかのごとく、内容は統一感がともなってはいない。
これは、南こうせつ、山田パンダ、いせしょうぞう の三者間の一見公平にみえる気配りの産物に他ならないだろう。
四枚目のアルバム「三階建の詩」が、よくできていて、これ以降からはグループとしての結束力の衰えが耳に聞こえてくる。
「今日」という意味あいでいえば、三者三様の個性が光るアルバムだといえるかもしれないが、はたして心に響くものはあったのだろうか。
デビュー当初の「よいどれかぐや姫」を、こよなく愛する身としては、かぐや姫・今日は、枯れ人のように、切なさだけが伝わってくる。
「青年は荒野を目指す」と言う歌もあったので、必然かもしれないが。
このような枯野の吹き抜ける冷たい風を、ぜひ感じたい人に押しつけ・お勧めできる一枚です。
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一度この状態になると元には戻りにくいのが人の世の常なのだが、自然界では輪廻して美しヶ原のように再び緑の草原が蘇ることになる。
posted by みのさん at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 押しつけの一枚
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