2018年04月25日

私の声が聞こえますか

と、みゆき嬢は言っている。
だから、思い切ってフォノ・イコライザー用のRCAケーブルを新調したのさ。
丁度昨日は雨降りだったので、地下のデットな部屋に籠って、ケーブルや端子、ハンダ選びから始まって夜中になってようやく完成にこぎつけたのだ。
材料と仕様だが、
+側には、音のすこぶる良い0.08mm単線と、感動的な0.14mm単線の二本仕立て。
−側には、これしか考えられない0.85mm単線一本。
長さは、80cm丁度にした。
時間を要したのは、細い単線の加工にある。
青絹の被膜は容易く取り除けるが、その下にあるエナメルを剥がして銅線を引きづり出す作業が難航した。
特に大事なのは、+側の極細線二本の長さ5mm銅線部分を全て同じ方向によるのだが、如何せん細くて困る。
+端子にはネジ留めなので、そおっと締めて断線しないようにすればよい。
−側の単線は、+側に比べれば極太なのでエナメル剥がしは容易だ。
問題はハンダ付けにある。
市販の端子には、これでもかとハンダを乗せていて、その上に絶対剥がれないようにエポキシ系樹脂接着剤のようなもので固めてある。このため剥離しての修繕はできない。
今回使用する端子は、ロジウムメッキのためかハンダのノリは良くない。
このようなことから、いろいろと工夫するのに相当の時間を要してしまった。頭が悪いと言われれば返す言葉はないが、今更どうしようもないだろう。
とりあえず4本の端子には、銀に銅を混ぜてあるハンダをほぼ同量ずつ使用して固定させた。
当然、ハンダが気にいらなければ交代できるようになっている。
これまで、ライブな部屋のフォノイコライザーは、オクターブのプリアンプ内蔵のものを使用していて、音の良さは定評があった。
しかしながら、EQカーブがRIAAのみなので、古いアナログレコードの再生には問題があった。
このため、数種類のEQカーブを使える外付けのフォノイコライザーを設置した。
このフォノイコからプリアンプまでのケーブルを、制作したということなのだ。
事前に、手持ちのドイツ・シーメンスのケーブルを使用したRCAケーブルで聞いていたのだが、満足には至らなかったという事情もあった。
そおっとフォノイコライザーに取り付けて、最初に聞いたのは、RIAAカーブでこれ。
2018_04_25_4032.jpg1.jpg
危なっかしいので、あぶな坂。
アザミ嬢のララバイ。
時代。
みゆき嬢の暗さはとにもかくにも、エジソンと発明王の演奏が、胸をえぐっていく。
この極細ケーブルは、エージングに3か月ほどかかるのがいままでの経験則だ。
どうも巧くいったようなので、気分は思いのほかよい。
posted by みのさん at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブな部屋
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/183078175

この記事へのトラックバック