2018年02月08日

カラヤン/ベルリン・フィル ライブ・イン・東京1977

正に絶頂期のカラヤンとベルリン・フィルによるベートーベン交響曲チクリス全集の1977年東京ライブLPの演奏が熱い。
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CDとSACDでは、すでに発売されていたのだが、限定300セット10枚組LPとして発売されたものだ。
会場は、5000人収容できる普門館。
録音は、5番、6番がエフエム東京の橋本正文氏。他は、若林駿介氏となっていて、それぞれ特徴ある収録になっている。
このLPの作製には、相当の意気込みが感じられ、盤質はもとより安定したメッキ工程を得る為、プレスを敢えて温度が安定する夏場を選んでいたり、インナーも通気性のある和紙より丈夫な、盤に優しい素材を使用している。
また、普門館のホールには、音響調整のための反響板が設置され、ザルツブルグ祝祭大劇場と同じデザインになっているとのことだ。
こうした効果から、第1番、2番から爽快・溌剌としたカラヤンが聴ける。
第3番のエロイカ、4番は綿密・総代な演奏が緻密表情までカッティングされている。
第5番は、カラヤンにしてはすざましいと言える音量と起状の激しさがあり、突き刺さる金管と唸る低弦に心が揺さぶられる。
第6番のみずみずしさ。
第7番、8番は、まさしくベルリン・フィル・オーケストラの聴きどころ。
第9番のコーラスは天上まで届きそうだ。
数あるカラヤン/ベルリン・フィルのベートーベン交響曲全集の中でも、人間味あふれたカラヤンが全知・全能を注ぎ込んだ集大成といえる感動のライブ・演奏と断言でき、これ以上は存在しない。
このお宝ボックスは、幸せが一杯に詰まっていて、とっておきの10枚ワンセットだ。
posted by みのさん at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | とっておきの一枚
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