2017年03月11日

CDの音質グレードアップ

確か1982年ごろだったと記憶しているが、オーディオ評論家やレコード批評家がメーカーの宣伝そのままにこぞって推奨したものだから、国内産では一番高額なCDプレーヤーと一枚3千円を超えるソフトを5枚厳選して買い込んだものだ。
うたい文句は、全て良い音がし、アナログで発生するノイズは皆無。手間がかからずトレーに乗せてボタンを押すだけでよい。などなどこれでもかと褒め称えたものだ。
丁度このころアナログプレーヤーには手こずっていた(特に管球フォノイコライザーのノイズ)ので、神にすがる気持ちでCDに飛び付いてしまった。
多くの友人も同様だったのだろう、アナログからCDに完全に乗り換えてしまったものだ。
私の場合は、勿体ない貧乏根性のため収集してあったアナログレコードを破棄する気にはならなかったのが幸いした。
CDプレーヤーの到着後直ちにセッティングし、はやる気持ちを抑えながらトレーにCDをセットし早速ボタンを押した。
出てきた最初の音を聴いて、「これは何か変だ。オーディオのセッティングを間違えたのかも知れない。」と急いだためにミスしたのだろうと再度セッティングしたが、ミスは見つからなかった。
これはどうしたことだろうと考えたところ、「CDプレーヤーにはエージングが必要なのかもしれない。」と2週間ほど我慢して音出ししていた。
ところが音が良くなることは無く、かえって音飛びなどが発生してCD自体にも問題があることが解ってきた。
この時から評論家諸氏や批評家諸氏、メーカーの宣伝には懐疑的になってしまった。
話を戻すと、昨今のCDは当初より格段に音が良くなってきていると言える。これはプレーヤーの技術進歩とCDソフトの音質アップの相乗効果と言え、ほぼ安心して音楽を聴けるようになった。
これで安心してしまうのは早合点というもので、まだまだ音質のグレードアップが存在しているのだ。
現時点で洗濯船で実施しているのは以下3つの方法。
@静電気の除去
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 プレーヤーのトレイにおく前にCDソフトの静電気を専用機器で除去すると格段に音質が良くなる。音楽全体の見通しがよくなり本当の細かい音まで聴きとれるようになる。
A振動の制御
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 プレーヤーに入った回転するCDソフトの振動を振動抑制リング・テープを張り付け、適当に制御すると音質が向上する。個々の楽器の存在感が増してくるので演奏に熱が加わるようだ。
B光の乱反射の抑制
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 CDソフトの外周、データー側を専用削り機で45度の角度で削り落し、削ったところを黒の油性ペンで塗る。低域から高域まで音域の詰まり感が払しょくされる。一度削ると元には戻せないので消極的な気持ちを捨て去る必要がある。
@は全てのCD再生時に適用している。
Aは気にいったCDに優先的に処方している。これも一度貼り付けると剥がすのはとても面倒だ。
Bは体調の良い時をねらって一部高音質で聴きたいソフトに実施している。
@からBまで全て揃うとCD内に格納されている音楽を余すことなく聴きとれるのではと思うが、当たらずとも遠からじだろう。
全て織り込んだ一枚のCDはこれ。
中島みゆき「EAST ASIA」。
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なかでも、「浅い眠り、誕生、糸」は聴きほれるほどの必聴と言える。
このCDは、「A.P.O方式スーパーCD」と謳っていて、高域の歪みが少なく音抜けがよいそうだ。
これだけではなく、ブルーレイ方式などCDの音質も捨てたものではないし、音質を改善すれば古いソフトと言えども捨てられないのだ。
CDの音質に不満のある方は一つぐらいやってみるのも良いのでは。
そうだ、機械やテープなど持たない方は、最低限一日前に再生面を水洗いすればグレードアップできるのでお試しあれ。

posted by みのさん at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 音の座標軸
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