2016年11月01日

災難は忘れないうちにでもやってくる。

ライブな部屋が一段落したかと思う間もなく地下にうごめく悪魔は囁き続けている。
カレンダーが残り2枚となった日は生憎の天候となり、絶好のケーブル作製日和になってしまった。
GEMのスーパーツィーターのSPケーブルとの相性をとるため、JBLM9500のホーンと4本の35cmウーハーへのSPケーブルの選定は慎重かつ大胆に決定しなければならないのは言うまでもない。
先ずは、ホーン用にライブな部屋にも採用した1940年ごろ製のベルデンの48本の撚り線をピックアップした。
現在までは、同じベルデンの2芯単線を使用していた。この2芯単線は元気でかつ緻密で太い音であり、ホーン用としては満足度の高いケーブルだった。
これを難儀しながらベルデンの撚り線へと交代したわけだが、音の緻密さや輪郭が増した上に太さもあり、何よりもボーカルがより自然体になった。女性の大口はすっかり影を潜め美形の様相になったのは嬉しいことだ。音像の広がり感や透明感もほどほどで丁度良い塩梅だと感じた。オールド・ベルデン恐るべし。
続いて、ウーハー用にはとっておきのケーブルをチョイスした。
現在はWEの22AWG単線を使用しているのが、巷で噂されている軍用の撚り線ケーブルで、音の押し出し感、アタック感、スピード感と三拍子揃った低域専用御用達と言われていて1950年ごろに製造されたものだろうとの憶測しか解らない。7本の撚り線なのだが、うち4本は普通の銅線に錫メッキされていると思われ、残り3本は材質不明の極硬質な撚り線となっている。ケーブルの作りはベルデンの災害用と同様にしっかりしていて安心感は絶大だ。
JBLウーハー用電源ケーブルのフジクラの3.5sqとの相乗効果は大いに期待するところだ。
因みに、スーパーウーハー用のSPケーブル、WEの16AWG撚り線には手を付けられなかった。この46cm2発の入ったボックスを移動する気力・体力はとうに失せて存在していないのだ。
さてさて肝心の音出しなのだが、
ボーカルアルバムは、セリア「ポート・オブ・コール」。
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ライブな部屋はデンマーク人だったのでデットな部屋にはノルウェー出身の美人との誉れ高いシンガーを選定した。デンマークのときとは違ってブロッサム・ディアリーを若くしたのようなキュートなコケティッシュな歌唱を聴かせてくれた。流暢な英語での発音も聞き取りやすく音のキツサは感じなくなっている。
次にSACDのストコフスキーの「ラプソディズ」。
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1960年に録音されたこの音は凄いことになった。リスト、エネスコ、スメタナ、ワーグナーととどまるところを知らない演奏が繰り広げられた。このSACDはもしかしたら、アナログを凌駕したかもしれない。
特にオーケストラの弦楽器が存在感がありのままのようだ。
こうなったら音が良いとの定評がある、ヘルゲ・リエン・トリオ「スパイラル・サークル」だ。
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ボーカルと同じノルウェー発のピアノ・トリオが北欧の空気をデットな部屋に充満してしまった。
とにもかくにも、一歩前進したような気がしてきたのは間違いないところだろう。
しかしながら音に慣れてくると粗が見えてくるかもしれないので油断はできない。
問題はなお残っている。
ここだけの話だが、スピーカー端子までは色々なケーブルを選択したが、端子からスピーカーへの接続ケーブルは、ホーンはWEの22AWG単線、ウーハーは上段がWE22AWG単線、下段がWEの20AWG単線にしてしまっている。
ホーンとウーハーを外してケーブルのチョイス・交換などやっていられるか、と、自問自答はすべきではない。
寝つきの良くない日々とはさっさとお別れしたいものだ。
posted by みのさん at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | デットな部屋
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