2016年10月18日

魔の手

一度始めると手がつけられないのは今に始まったことではないのでとうに諦めている。
デットな部屋のケーブル交代が巧く行ったのに味をしめて2匹目を狙いにいったのだった。
気にしていたのはプリからイコライザー間のケーブルで、これもあれこれ差し替えしてきたが、しっくりくるものが無いのは困ったものだ。あちらをたてればこちらがたたずじまいの繰り返しが延々と続いてきて、もてあまし気味になっていたのが実態だった。
これはケーブルを交代するたびにイコライザーの調整を行うという、複雑怪奇な状況によるものが主な原因なのだ。このソナタというマッキントッシュXRT22sスピーカー用のイコライザーの調整は結構難しく頭を悩ますことしきりで、忍耐力の養成には機能を遺憾なく発揮するが求めるものではない。
さて、デットな部屋でのシーメンスの底力を見せつけられたので、ここもシーメンスだと思うのは早計のいたりだ。シーメンスが良い結果を出すだろうとは予測できるが、そうはいかないのがこの世の常だ。
今回はプリとイコライザーの間をバランスケーブルで接続してシーメンスを超えることを狙ったのだった。
現在はオルトフォンの撚り線に銀メッキされたスピーカーケーブルを加工作製してRCA接続している。
これを、1940年代前半に作製されたWEの極細のリッツ線ケーブルを使用してXLRケーブルを作製し、接続した。これもケーブルの個性尊重のためハンダは使用しなかった。作業時間は雄に1時間以上かかってしまったのは、一本のケーブル内に36本の極細線がエナメルコーティングされていてこれを落とすのに忍耐強い作業が続いたためなのだ。
さてさて、結果なのだが、ぐっと大人の音質になって、気になっていた低域の余分な膨らみ感や気になる低音は減少した。音の重心が少し上ってボーカルの口の大きさが小さくなった。
しかしながら音楽があまり面白くなくて大満足とはならないのが辛いところ。
結局、イコライザーの調整をする羽目になるのは何時ものとおり。
可も無く不可も無く普通に良い音なのは理解できるのだが、すこしばかり淡白なのか華やかさが足りないのではと内心疑心暗鬼。
これで満足できれば幸せなのだが、スピーカーケーブルに魔の手を伸ばす必要がありそうなのでこれから怖い。
posted by みのさん at 12:56| Comment(2) | TrackBack(0) | ライブな部屋
この記事へのコメント
ケーブルって弄りすぎると、どれが正解か分からなくなりませんか?
私は値段につられてしまわないように、判断に困ると基準の配線として5C2VのBSケーブルと普通の電源用ケーブルをわざと使っています。
そこそこの結果になります。
Posted by たまちゃん at 2016年10月20日 16:10
こんばんわ。電源ケーブルが落ち着いたらスピーカーケーブルに嵌ってしまいました。
今日はM9500のホーンのスピーカーケーブルを新調し交換してしまいました。
いままではベルデンの単線で、ある程度の強さを意識していたのですが、スーパーツィーターのスピーカーケーブルを交換した所為で何となく音質が揃わなくなったように思えたので、古いベルデンの撚り線にしてみました。
未だエージング中なので(70年間眠っていたので起きるのに暫くかかるようです。)、音はボケていますが、超高音域とのつながりはよい感じです。
オーディオ機器によってケーブルの相性もありますから、いちがいには決めつけられないですね。
Posted by みのさん at 2016年10月20日 19:09
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