
ステレオ東南アジア盤
今回の杜の会に用意したレコードは、ビートルズの「A HARD DAY`S NIGHT」の東南アジア盤。

東南アジア盤のしるし
杜の参加者にぜひお聞かせしたい曲は、タイトル曲の「A HARD DAY`S NIGHT」と「I SHOULD HAVE KNOWN BETTER」の2曲。

ステレオ東南アジア盤の裏
特にタイトル曲の冒頭の爆音で、のけ反らせることができるかどうかに本日地下のJBLのオーディオ・システムの調子がかかっている。
参加者の皆さまには内緒なのだが、カートリッジにはSPUを使用し、プレーヤーはトーレンス・プレステージ、ゴールドムンドのフォノイコ、WEの単線ケーブルなどを使用した。

ステレオ・オリジ盤(ステレオの活字の大きさが違う)
結果として、2〜3名の方がのけぞったのかもしれないが、この頃は洗濯船Mが何かやらかすと身構えられているので効果は少なかったかもしれないのは残念だ。

ステレオ・オリジ盤の裏
さて、今回使用したレコードはステレオ盤なのだが、英国オリジナル盤ではなく東南アジア盤に登場願った。
この東南アジア盤は70年代初めにプレスされたものだと思うのだが、あろうことかUKスタンパーが両面ともマトリクス「1」とUK初版と同一のスタンパーが使用されている。このためか同時期のUKプレス盤よりもはるかに鮮明な音質となっている。

モノラル・オリジ盤

モノラル・オリジ盤の裏
この爆音の所為で、ステレオ盤だけでなくモノラル盤の爆音がどうなっているのかも気になって寝られないのでオリジナル盤と再発盤が手元にあることになってしまった。

モノラル再発盤(モノの活字の大きさが違う)

モノラル再発盤の裏
ところで地下のシステムの調子はまずまずで、ステレオ・レコードはトーレンスTD124にシュアー・タイプVで、モノラル・レコードは、EMTのプレーヤーにTMD25を、主に使用して再生した。
この会の詳細については、ニイノニーノ2のHPに報告がありますのでそちらを参照してください。
とにもかくにも、この夜の会はハード・デイ・ナイトだったのは確かだ。