2015年08月30日

NEEDLES

今日の日曜日は、昨夜半から降り始めた雨が朝方になっても降り止まず薄暗い夜明けになった。
日中になっても外気温が20℃に満たず厚い雨雲に覆われている所為か室内では照明が必要なほどだ。
このような時は雨音に影響されない地下室に潜りこんでいろいろとやってみることが気分転換となる。
機械式蓄音器でSP盤を聴くには普通は鉄針を使用するのだが片面に1本が必要となるので真摯に聴かなければいけない。
贅沢な時間のため針の消費は欠くべからずなのでその洗濯(選択が正しい)は慎重にならざるを得ない。
HIS MASTER VOICEの3種類(文化遺産的貴重品)
@LOUD TONE
3種類のなかでは一番の轟音を品よく聴かせてくれる。5m程度距離をおく必要がある。
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AHALF TONE
正に中庸の音を奏でるのでオールマイティー。
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BSOFT TONE
静かに音楽をゆったり聴くに最適。
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CACTUS(サボテン)の2種類
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@DUOTONE 写真の左
小さめのサボテン針のとおり音はやや小さいがくっきりとした音がふくよかにでてくる。
A米国産 写真の右
これも少しばかり小ぶりながらくっきり、はっきりした音質で万能。
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サボテン針は1回聴くごとに摩耗した部分を研いで再利用できる。
研ぎ方によってはニードルの径を変えたり楕円針にしたりして音質等の変化を体験できる。

FIBER(竹)の4種類
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@APOLLON 写真の一番左
竹針は総じてソフトなトーンとなるのだが、これは途中から丸針となりしっかりした音質を奏でてくれる。
AEDISON 写真の左から二番目
少しばかり音域がせまく感じるがノイズが少なめで聴きやすい音質になる。
BH.M.V. 写真の左から三番目
少し高音域寄りの音質なのだがとても良い演奏に聴こえる。
C国産(SOFT TONE) 写真の一番右
現在も販売されているが材質的に少し脆いので12インチ盤の片面1枚がやっと聴ける。音質はとても聴きやすい。
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竹針はこの竹針カッターを使用すれば何回となく聴けるのでとても重宝する優れものだ。

鉄針の10種類
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@BURCHARD 写真一番左
とても変わった形状をしているが音は大きく、また、このふくよかは嵌るかもしれない。
APIANO 写真左から二番目
扇形の方向によって音が激変する構造。一本で二種類楽しめる優れものだ。
BSEM 写真左から三番目
針先から扇になるがこれも装着方向で音質の変化を楽しめる。音は大きく膨らむ。
CBLACK CAT 写真左から四番目
大き目の形状どおり大きな音が充満する。針先は細めの所為かきめが細かい音質とノイズが多くなる。
DVICTOR 写真一番右側
一般的な鉄針との印象だが普通の音量で聴きやすい。
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E国産扇形状 写真一番左
扇形なので音質変化を楽しめるとともに音量は大き目なので少し離れた方が聴きやすくなる。
F国産・途中に窪みのある形状 写真左から二番目
所持している中では一番大きいが音も大きい。途中のアクセントの窪みが音質にどの様に影響するのか解らないが音質はいたって素直に響く。
G鋼鉄10回針 写真左から三番目
片面10回まで聴けるとのことだが一面を聴き終わると少しすり減っていて掃除の必要がある。針を装着したまま鉄カスをふき取れば良いので便利なのだが、貴重盤には2回以上使用したくない。
HJICO Hiカーボン 写真一番右
アナログ針の生産など日本のメーカーが製造しているハイカーボン針で8〜10回聴けて音質が良いと謳っている。普通に聴きやすいという点で音質は良いが、とても8回は厳しいと思う。一枚聴いたら針先を清掃し針の向きを変えてから聴くという行為は必須。
I正体不明針 写真は無し
一般的に蓄音器に付属してくる鉄針で、一番小さく可愛い鉄針のとおり音は小さめで音質は余り良くない。蓄音器を過少評価してしまう恐れがある。
なお、サボテン、竹、鉄針の一部はdenpouさんから提供をうけました。

蓄音器は針たちに敬意を表してVICTOROLA(1927年製造)を使用した。
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聴いたSPはこれ。
ジプシー音楽で「黒い瞳」。
2015_08_30_9999_14.jpg切り抜き.jpg
シャンソンからダミア「暗い日曜日」。2015_08_30_9999_15.jpg切り抜き.jpg
この雰囲気は今日にぴったり合致してしまった。
何事も起こらなければ良いのだが全て自己責任で対処してもらうしかない。
posted by みのさん at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | デットな部屋
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