2015年08月18日

THORENS Prestige のドライブ・ベルト

お盆が終わったとたん秋風が吹き始めた今日この頃。
短い夏を惜しむかのようにミンミンゼミやアブラゼミが大合唱しています。
地下のデットな部屋も室温が摂氏20度を上まわり、プレーヤーたちも好調になりました。
そこで、トーレンス・プレステージのドライブ・ベルトを純正から国産に取り換えてみました。
2015_08_18_9999.jpg切り抜き.jpg
この国産ベルトは各種のアナログプレーヤーのベルトを製造している方に依頼して冬季に4本作製してもらいました。プレステージのベルトの作製は初めてなのだそうですが、今まで各種作製してきていますがクレームは来ていないとの自信のお話がありました。
何故国産ベルトを必要としたのかは、もしかしたらの可能性に賭けてみたのです。
純正のベルトは冬季になるとプーリーから外れて落ちてしまうのでノッテンガムのプレーヤー同様ターンテーブルを手で廻しておいてスィッチを入れます。33回転の場合はターンテーブルを凡そ33回転まで手動で廻しておいてスィッチを入れるといった同期・同調のテクニックを必要とします。
このわずわらしさを解消すべく国産のベルトを依頼したのですが、そこにはある問題が発生してしまいました。
スイッチひとつで重いターンテーブルはいともかんたんに始動します。
しかしながら、時折回転数がぶれてしまいます。
クオーツ制御であっても同期・同調している時と回転がズレテしまうことが頻繁におこります。
クオーツを外してみると幾らかはマシになりますが、やっぱりズレルことがあります。
これはストロボ・スコープ上での確認だけでなくヒアリングで明らかなのですから使い物になりません。
やはり室内の温度が低くゴムが硬化している所為なのかも知れないと純正に戻しました。
この時、純正ベルトの同期・同調の凄さをかいま見たような気がしました。
時は流れて室温も普通になったところで再度国産ベルトを試してみることにしました。
4本のうちの2本をピックアップし使用しましたが、うち1本は冬季と同様に使い物になりません。もう片方はクオーツ制御には同期・同調できませんがクオーツを外して回転の調整をすれば聞ける状態になりました。
外見でのベルトの違いは国産ベルトが少し厚いことぐらいですが、純正ベルトはただのゴムベルトではなく真にプレステージ用に開発されたものだと改めて確認させられたことになりました。下手な考えが及ぶところではないのでしょう。
ヒアリングに使用したアルバムはこれ。
2015_08_18_9999_1.jpg切り抜き.jpg
リンダ・ロンシュタットのホワッツ・ニュー。
国産ベルトは若干厚い分重心が下がり落ち着いた音質になるのですがベルトからのノイズが多くなるので透明感がやや後退するようです。
冬季は純正ベルトに無理強いしていますので頻繁に使用すると耐久性が極端に落ちてしまうことになります。
室温を上げればよいのですが、今度は結露の大問題が発生してしまいます。
湿気によるレコードのジャケットや盤のカビは何としても避けなければいけません。
結局冬季は使用しないか時折手動スタートしてみるしかないようです。





posted by みのさん at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | デットな部屋
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