今日は10年に一度と大騒ぎした日よりも雪国らしい降り方になっています。
雪の落ちる速さは雪質を示していて、今日はやや速いので少しばかり湿雪となります。
この湿雪の特徴は屋根にも木々の枝にもへばり付くので、雪国らしい景色が出現します。
問題は表層雪崩が起きやすいので山々やゲレンデでも要注意しなければいけません。
ゲレンデ内は原則としてパトロールが巡回していますので、危険個所には目印や看板が立てられるのでこれを遵守していれば災害に逢う確率は低くなります。
昨日、小谷村の乗鞍で発生した雪崩事故は、ゲレンデ外の出来事なのと雪崩注意報が発令中の折、高い確率の場所へ自らの意思で入ったのですから、雪崩による遭難は高い確率であり得ると云えます。
こうした中において世間では自己責任でといいますが、いざというときに救助要請をだしても助かりたいのは勝手な言い分としか思えません。
救助隊が命がけの救助をしなければならない理屈はないでしょう。
「・・・知らず」の人たちのためにスタンバイしているわけではないはずです。
自尊心だけで生きているといった浅はかな人たちだらけになってしまった世間には、ほとほと失望がうずたかく降り積もっています。
これはこれとして明日も除雪することになりそうだ。
まあー、雪が嫌いなわけではないのですが、寒いのが苦手なだけなので、やるき半分といったところです。