2021年10月31日

黄葉

あっという間の10月だったのだが、お仕事以外は結構忙しくしていたように思う。
コロナの規制解除の所為か、ぼつぼつながら修学旅行やグループの旅行のお客様が白馬に来てくれるようになったようだ。
我が家でもぼつぼつと冬季のご予約が入り始めている。
カマキリが巣を高い位置に作っているので今冬は降雪が多いのではとの憶測もあるが、余りあてにできないのが昨今だ。
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家の周りは一気に黄葉が進んできた。
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今年は三段紅葉の期間が長そうなので見ごたえ充分だろう。
そろそろ冬支度に入らなければと思いつつも、枯れ葉の片づけがこれから始まるので躊躇するのが毎年のことだ。
のんびりと黄葉見物しても良いかもしれない。
後からこのつけがくるのは致し方ないだろう。覚悟はしておく。
薄曇りのなかの黄葉もまんざらでもない。
posted by みのさん at 13:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節風

2021年10月26日

もと三人娘

今日は三人娘のモノラル盤をマッキントッシュXRT22sのスピーカーで聴くことにした。
もとがついているのはモノラル盤であるからして、相当以前のものだろうという憶測に他ならないだけだ。
最近のこのライブなシステムの音は相当よくなっていると自負しているのと、カートリッジのデンオンのDL102とシェルリード線の相性がとても良いためである。
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これに加えて、それぞれのレコードにあったイコライザ・カーブを使用したのでほとんどのレコードからほぼ満足な音が出ている。
一枚目は、GALE ROBBINS で、女優さんでもある。歌は普通に上手い。カーブはコロンビアでどんぴしゃり。
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二枚目は、JERI SOUTHERN で、しっとりとした歌声は隠れファンが多い。カーブはレコード通りデッカ。
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三枚目は、KAY STARR で、ネイティブアメリカンらしいパンチの利いた歌声。カーブは世界標準といわれているRIAA。
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それぞれの個性が部屋に充満していて、落ち着いた鑑賞になった。
モノラルの音質の素晴らしさを充分堪能できたひと時でした。


posted by みのさん at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブな部屋

2021年10月24日

初秋の冠雪

この頃の寒さで白馬三山に雪が下りてきた。
今日の明け方の気温は零度近くまでになり、底冷えの所為で目が覚めてしまったほどだ。
案の定、天候は快晴になり、目も覚める景観が現れている。
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暫くの時を置いて雲があられるのを待って何時もの場所に写真撮影に行ったところ、観光客が大勢でカメラを構えていた。
むべなるかな、こんな景観は滅多にないものだら観光客のテンションは上がってしまい少々騒がしくなっている。
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ほどほどにして場所を変更して誰もいないところで静かに撮影することになった。
今日は日曜日とコロナの感染者減の影響からか、県外ナンバーの車が多くなっていることと、トレイルランが開催されているので人出が多くなっているのだろう。
五竜岳とパラグライダー
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我が家の周りは静かなので落ち着く。青空が眩しい。
posted by みのさん at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節風

2021年10月09日

木地屋民族資料館

糸魚川市大所にある「木地屋民族資料館」において、「白馬登山黎明期と木地屋集落」という特別展が10月末まで開催されているので行ってきました。
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この展示会は資料館の隣にある、木地屋の里文化センター「栃の木」で、土日祝日のみの開館なので、なかなか時間的な都合がつかないままだったので意を決して出かけたのでした。
展示会のテーマは凡そ四つになっていて、
@は、大所木地屋の歴史 で、江戸時代の末期に飛騨から三軒の木地屋がこの地に来住したことと、その後に高田藩の要請によって妙高山麓の笹ヶ峰に入植したが困窮し再び大所に戻ったこと。明治期以降は漆器産地として隆盛期を迎えたが、太平洋戦争以降は需要の低迷などから衰退し長い歴史に幕を下ろした とのことです。
Aは、ウェストンと木地屋 で、ウェストンは明治時代の半ばに来日し、日本アルプスを国内外に紹介した登山家として知られている。このウェストンが明治27年7月に糸魚川から大所・木地屋を経て蓮華温泉に一泊し白馬岳に登頂し、復路も木地屋にたちよった とのことです。
Bは、蓮華登山案内と群長加賀谷朝蔵 で、大正6年4月に白馬岳登山案内としては最初期のひとつ「日本アルプス蓮華登山案内」が刊行された。この冊子の企画を担当したのが若き群長で白馬登山越後口の整備と普及に努めた とのことです。
Cは、無料休憩所と登山芳名録 で、白馬登山がようやく一般化され始めた大正時代に、木地屋のヤジロ家では登山者の便をはかって無料休憩所を開設した。そして登山者名簿を置き記帳を促したことから昭和22年まで5冊の貴重な名簿が残されている とのことです。
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この後に、木地屋民族資料館に立ち寄ってところ、館長の小椋裕樹さんから説明を受ける厚遇にあうことができ、とても貴重な時間を過ごすことになりました。
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特に「手回しろくろ」の実物や、木地氏の生活、道具類・仕掛かり及び完成品などの展示は見ごたえのあるものでした。
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また、移築されたこの館の三階は、なかなかみることのかなわないものでしばし圧倒されました。
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予備知識として白馬の木地師のことをしってはいましたが、この大所の木地師の二家族が、大所から笹ヶ峰に行く前に白馬の青鬼に10年間移住していたことを確認できたのは収穫でした。
大所と白馬の木地師の関係がとても深く、青鬼には居住跡とお墓がのこっていますが、その場所を突き止めるまでにはいたっていません。

posted by みのさん at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 味な洗濯