2021年08月10日

ヘレン・オコネル

美人歌手との評判がたかいヘレン・オコネルの年季を重ねた円熟期のアルバム作品「ヒアズ・ヘレン」。
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このアルバムは、有名なアルバム「グリーン・アイズ」と同時に録音されたもので、録音されたものを二枚に分けたのだ。
そうした中で「グリーン・アイズ」のアルバムはモノラル盤に、「ヒアズ・ヘレン」のアルバムはステレオ盤に分かれてしまっている。これは同系列RCAの会社のちがいによるものであり、諸事情があったことを物語っている。
ヘレン・オコネルは、ジャズ・ボーカリストではなく、ジャズも歌えるポップス・シンガーといった方が良いのだ。
明るくて華やか、キュートでお色気もある「ヘレン・フォレスト」を彷彿させるセンスが光る。
しかも、リビング・ステレオの名に恥じない高音質の歌と演奏が眼前に迫ってくる。
このアルバムの素晴らしさを、ぜひ押し付けようと思います。
オコネル・ファンになること間違いなし。
幸せをつかみます。
posted by みのさん at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 押しつけの一枚

アン・ギルバート

アン・ギルバートは生涯二枚のアルバムしか残していない。
とても不思議なことだが、この世界ではよくあることでもある。
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この「イン・ア・スインギン・ムード」は二枚目であり最後のアルバムなのだが、白人女性ジャズ・ポカールの素晴らしさを堪能できる数少ないアルバムの一つといえるものだ。
特徴としては、色気は無くて誇張も無くスイングすることにあり、聴衆側に緊張を強いないので心が弾みかつ休まるほどなのだ。
特徴が無いと云えばそう聞こえるかもしれないが、歌唱が押し付けがましくなく、それでいて印象深くなるのはとても魅力的なことなのだ。
一言にするのは難しい話だが、要するに暖かいと云ってしまおう。
出切ればモノラルのカートリッジでお聞きになることをおすすめするが、今回の我が家ではトーレンス124プレイヤーにシュアーVタイプVのカートリッジに0.12mmのロシアンケーブルのシェルリード線で再生した。
JBLM9500のセンターから彼女の暖かい歌がジャジーに流れてきた。
我が家の家宝であり、とっておきの一枚になっている。

posted by みのさん at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | とっておきの一枚