2020年10月31日

唐松沢氷河

昨日は国内で7例目、長野県では鹿島槍のカクネ里氷河につづく2例目となった唐松沢氷河の講演会が岩岳山頂のスカイアーク・レストランであった。
講師は新潟大学教授の奈良間千之氏で、「唐松沢氷河と白馬連邦の雪渓について」と題して、簡単な氷河の定義から、日本の氷河の面白さ、2020年度調査報告、氷河活用の提案、白馬雪渓の現状など、説明があった。
この後第二部として「氷河と雪渓の活用」といったトークセッションがあったが、面白くないのとご宿泊のお客様がいるので、早々と引き上げた。
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北アルプス稜線には雲がかかっていて、岩岳山頂からの眺望はあまりよくなかったが、手前の紅葉(黄葉)が見ごろなので迫力ある景観になっていた。
唐松沢氷河はこの岩岳山頂から見えるので、観光の集客誘致にしようとの魂胆が強すぎる地元だが、氷河の近くまでトレッキングできるのならともかく、眺望だけで希少なもの見たさできても得るものは少ないのでは、と思うのは考えすぎだろうか。
   ↓
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ブランコの一番左上にあるのが唐松沢氷河になる(矢印)。
真ん中は、不帰沢雪渓でこれから調査するとのことだった。
この後の調査の進展如何で多くの雪渓が氷河と認定されれば、少しはアピールできるかもしれないが、因みに白馬大雪渓は氷河ではない。
果して、氷河でお客が呼び込めるのか、皮算用している御人のなんと多いことかと感心はした。






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2020年10月27日

白馬の三段紅葉

今日は穏やかな晴れ間になり、外気温も上昇したので過ごしやすい日和と感じたところ。
北アルプスの降雪も大分下降したので、山麓の黄紅葉に浮かんで見えている。
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青空とそこに映える雪を抱いた峰々の懐に鎮座している紅葉とで、三段模様になっていて白馬らしい抜群の景観といえるだろう。
白馬鑓ヶ岳の稜線に積もった雪が陽に照らされていて、見事な陰影になっている。
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麓には何時の降雪になるのだろうか。

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2020年10月26日

黄葉前線下降中

このところの朝方は冷えが厳しい。
このためなのか山の黄葉は一日ごとに山下りをしている。
八方尾根も大分降りてきていて、昨日は三段黄葉になっていたりした。
今日は白馬コルチナスキー場まで様子見に行ってきたが、ここでも前線は降りてきていた。
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ここのホテルはコロナの影響からか暫く休業状態になっているので、観光客がいない分静かな紅葉狩りができる。
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イングリッシュガーデンもお休みしていて中に入れないので、如何なっているか全く解らない。手入れをしないとすぐに荒れ地になってしまうので、何とか維持してほしいと願うばかりだ。
栂池高原も黄色を中心にした景色が絶景になっている。ここはゴンドラに乗るだけで堪能できる絶景スポットだ。
今年は思っていたよりも色合いがきれいだと思う。
洗濯船の裏庭にも降り始めてきた。
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2020年10月23日

音質の向上

今日は本格的な雨降りになっている。
白馬ジャンプ競技場で行われる大会は開催されるのだろうか心配になる。
昨日気付いたのだが、我が家の買い物車であるボクシーのオーディオの音が格段によくなっていた。
聴いているのはFM放送のクラシック番組で、たまたまモーツァルトのアイネクライネナハトムジークがかかっていて、この音質にびっくりしてしまった。
これまでが悪かったとえばどうしようもないのだが、そんなことは無くて普通よりはマシな音質ではあったと思っている。
音質向上のために少しは手を入れてあるので、まあー、悪くはないぐらいにはなっていたと思う。
ところが、今回の音質ははっきりと他のカーオーディオとは一線を画していてすばらしいのだ。
なぜだろうと考えた末、心当たりがあったのは、洗車したためだとの結論を得るに至ったのだ。
ガラスに添付してあるアンテナ線あたりを内外ともきれいにクリーニングしたことを思い出したのだ。
外側のガラスには木々の樹液などがしっかりこびりついていたことと、内側ガラスの埃が音質に大きく影響していたことが、原因だったのだろう。
あとは車体のクリーニングも多少は影響していたのかもしれない。
特に屋根にこびりついた樹液の除去には手間暇がかかったものだ。
よーく考えれば当然のことなのだが、オーディオの音質向上の第一歩は掃除であった。
各種ケーブルの掃除は確実に音質にかかわってくるものなのだ。
最近はスビリチュアルな波動による音質向上に手を出していて、まったくもって摩訶不思議な世界にはいりこんでいる。
現在のマッキントッシュのスピーカーの音は過去最高の音質になっているし、地下のJBLスピーカーは異次元の世界に突入しようとしている。
まだまだやることは沢山あるのだが、一つ一つ丁寧に観察しながら行ったり来たりしているので時間はかかってしまうのは致し方ないのだ。
シェルリード線もスビリチュアルな半田を使用するようになってから異界に入り込んでしまっていて収拾がつかなくなることもある。
現時点での最高作品は、シュアーV15マークWのカートリッジに1910年のウェスタン0.12ミリ線のリード線とこの半田による音が異界にはいっている。
過去、このカートリッジから聞いたことの無い音というか、別の素晴らしい音質のカートリッジになってしまっている。
「なんてこったー」と唱えることが最近多くなってきたこの頃、忙しすぎる。
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気持ちを落ち着かせてくれるのは、赤色の大文字草。
いやいや心が熱くなってきた。


posted by みのさん at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ黙示録

2020年10月19日

大文字草

今日も寒くて素手が冷えている。
朝方の外気温が5℃を下回ると蒲団の中にいても寒さが伝わってくるので、安眠できない。
雲が切れているので北アルプスの峰々が手に取るようにまじかに迫ってくるようだ。
五竜岳や天狗尾根などには少しばかりだが雪が降ったように白く化粧している。
今年は通年に比べると稜線の降雪は遅いようだ。
今季の冬の降雪は村民の期待値がとても高くなっているが、今のうちから雪乞い祭りをしておいたほうが良いかもしれない。
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我が家の地植えしている白色の大文字草は、昨年と同様に沢山開花してくれた。
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寂しくなった庭の中にあってノコン菊やシュウメイ菊とともに楽しませてくれている。
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霜注意報が発令されているので、鉢植えを軒下に避難させた。
posted by みのさん at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 花図鑑

2020年10月17日

冷え冷え

今朝から冷え冷えしていて、日中になっても摂氏10℃にも満たないでいる。
しかも雨模様が影響してか、外の景色が冷え冷えを助長している。
ある人によれば北アルプスの稜線に初雪が来たとのこと。
さらに冷え冷えとしてしまう。
こうなると手足の先が冷え冷えしてしまい、ついには風邪ぎみになってしまい咽喉がイガイガしてしまった。
明日はより暖かい服装にしないと心身とも凍えてしまうだろう。
今日は落ち着かない日々になってしまったが、スキー板の手入れの準備をしようとしているのは誰だ。
posted by みのさん at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月16日

シロシキブとノコンギク

今日は久しぶりにスカッとした好天気になった。
余りに天気が良いので、ついつい買い物ついでに鬼無里のいろは堂までおやきを買いに行ってしまったものだ。
北アルプスの稜線も久しぶりに眺望できたのだが、まだ雪の気配はないようなので、季節の推移が少し遅れているのかもしれない。
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洗濯船の庭では白式部が最盛期になっているが、いつの間にやら居ついてしまったノコンギクもこれまた最盛期になっているようだ。
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そういえば鬼無里への往復の道筋でもノコンギクが沢山咲いていた。
野菊とはいっても侮れない美人さんなのだ。
白式部は紫式部の色変わりで、植え付けした時より相当成長していて大きな粒をたくさんつけている。
秋らしい日々となった。

posted by みのさん at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 花図鑑

2020年10月15日

ジョウロウホトトギス

今日は寒い。
日中の外気温がお昼でさえ12℃どまりになっている。
この寒さには体がなじんでいないので、外でのどんぐり拾い作業は早々に打ち止めにした。
寒暖差にはついていけないばかりか、馴染むにも相当の時間が必要となっているのだ。
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曇り空の中薄暗い庭ではひと際目立っているのがジョウロホトトギス。
大柄な花は自己主張するにも控えめで愛らしい。
これからの季節は冷え性には厳しいので、暖かい場所に彷徨することが多くなるだろう。

posted by みのさん at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 花図鑑

2020年10月13日

冬季のご予約受付開始しました。

本日から、来年の3月末まで、冬季シーズンのご予約を受け付け開始しましたのでお知らせします。
なお、「go to トラベル」には不参加ですので、料金の割引等はありません。
また、コロナ禍終息の見通しがたたない現状となっていますので、通常の営業形態とはならないことをご承知おきください。
詳しいことはご予約の前に電話などでご確認いただければ幸いです。
楽天トラベルやホームページからのご予約も受け付けていますが、それぞれ受け入れの条件が記載されていますので、必ずご確認の上でお願いします。



posted by みのさん at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知板

2020年10月11日

大収穫

すっきりとはしていないながら、時折日が差してきたりする静かな日となった。
昨日から雨交じりのどんぐりの、屋根に当たる音が多く、自ずと今日はどんぐり拾いの日となった。
そうはいっても、午後からはしばらくキノコ狩りをさぼっていたので、キノコ狩りに切り替えたりした。
少しの間にバケツ二杯ほどの収穫があり、今年も豊作になっている。
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我が家では楢木が多いこともあって、食用ナラタケが彼方此方に出ているが、食べたりはしていない。
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もちろん毒キノコも多種あって、油断は禁物なのである。
何時か美味しいとすこぶる評判のタマゴタケがでてくるとよいのだが、期待しないで待つことにしよう。
テングタケはいつでも手に入るのだが。

posted by みのさん at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年10月07日

ゴルテルゼ

昨日今日と気温が上がらず、うすら寒くなっている。
昨日は村の公民館主催の「白馬山麓巡り」ガイドがあって、平川の白馬オリンピック橋から藤左ヱ門川除、飯森若宮、一夜山城址、長谷寺、飯田山の神・熊野権現宮、犬川端までの約8qをご案内したのだが、結構さむかったものだ。
特に、若宮社では、ふごうの死を遂げた人や人柱になった人の怨霊の祟りの話や、本来ここにあった十三仏の石仏の云われなどをお話しして、とどのつまりは武者軍団の幽霊や火の玉が出るといった怪奇なことまで織り交ぜたので、柳田邦夫の云う「これを語りて平地民を震撼せしめよ」の通り震撼させたので、わが身も寒くなってきたものだ。
一夜山城は小さな独立した城址跡なのだが、このような城跡は初めてという方も多くいて、上方の土塁から攻め上がってくる敵を石の礫で攻撃する話などしたものだ。
長谷寺(ちょうこくじ)は禅宗・曹洞宗のお寺なので達磨大使や道元禅師の話などを、極簡単に適当にはしょって説明したりした。
お寺の中はしっかり寒かったので、参道に出て石仏のいわれや廃仏毀釈など大雑把な説明になった。
来月にも山麓ガイドがあるので、より寒さが身に応えることだろう。
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こうした中で、ほったらかしにされている鉢植えの薔薇ではあるが、奇特なことに花芽をつけたり開花してくれたりしている。
薔薇は気温が15℃を下回ってくると活動を止めてしまうのだが、こちらが寒い中頑張っているのを見かねて咲いてくれたのだと思う。
ドイツ生まれのゴルテルゼ、何とも愛しいものだ。

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2020年10月03日

夏から秋への入れ替え

此のところライブな部屋のウェルテンバード・アマデウスのアナログプレーヤーのカートリッジをとっかえひっかえしつつ、フォノイコライザーも最新といっても数年たっているが、ACからDCへ変換した電池駆動式を追加してみたりしている。
手元にあるMC型のカートリッジを使用している中では、DL103系統が一番多く確実なのだが、何となく面白みに欠けるきらいが多々あり、つい交換の暴挙に走ってしまうことが快挙に暇がない。
それぞれのカートリッジの個性は尊重できるものの決め手が今一つなのが惜しいところなのだ。
そうこうしているうちに、もう埒が明かないので、プレーヤーそのものをイメルダ・レボルーションに交代してもらうことにした。このプレーヤーにはテクニカの33saがついているので、これ以上文句は言わせない思いで昨日に即刻実施したものだ。
とりあえず出てきた音は、ウェルテンバードよりも満足度は高くなっていて、「こんなものだろう」と自問自答しているが、いつまでもつのやら心配は尽きないでいる。
思えばフォノイコライザーも実費2.5万円程度なので、高望みするほうが可笑しいといえばおかしいのだが、望んでいるのが実情なのだ。
今度は、このフォノイコライザーの責任をフォノケーブルに押し付けることにしてみたりしている。
フォノケーブルは毒的なところがあって、このところの自前製作のケーブルが、それなりによい結果なので気をよくして他人製作のケーブルを試したりしているが、あまり満足できないでいる。詰まる所毒には毒をもって制する塩梅になる。
とりもなおさず、揺らいだ気持ちを落ち着けるには庭に出て散歩することが一番の解決策なのは経験済であった。
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丁度、トリカブトが満開になっていて、これも知られた毒がある。
余りに突き詰めていくと二台あるプレーヤーのもう一方の音が貧弱に聞こえてしまうので、これはこれで困ってしまう。
何か毒を探すしかない。
posted by みのさん at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ黙示録