2020年05月07日

上品な音U

上品な音については続きが未だある。
とりあえず、スピーカー・ケーブルとして機能するかどうかのテストを兼ねて、マッキントッシュのスピーカーとスレッショルドのパワーアンプでの相性を試したわけだが、思いのほかよい音で、ほぼ満足だったので、次の段階へと進むことにした。
これは上品な音であっても音楽的に適しているかどうかは別問題になるからだ。蒸気機関車が走ったり、コインが転がったりするのは音楽ではないからなのだが、音を聴くリスナーが多いことは事実であり勝手にすればよい。だからと言って他人の音にクレーム付けるのは馬鹿げているので止めるべきだ。「井の中の蛙大海を知らず」と、思い知ることなくしてよい音楽は聴こえてこない。
これはさておき、これまでの経験則から、上品な音から昇華して上品な音楽を奏でられるかどうかがとても重要な問題なのだ。
このため、よい音とよい音楽がハーモニーをするべく取りだしたのは、ロシアのキュービック・ワイヤーと世界最高レベルのロシア・ブルー・シルク巻きのエナメルワイヤーだ。
キュービック・ワイヤーは、ペーパーカバーされた1.4mm×4.22mmの平角の銅線で、一本を9cmにカットしたものを、左右のインカ−線(1.5m)の中間にそれぞれ3本を束ねて挿入した。
これは、とても上品なケーブルに力を与えるとともに音に若干の角を持たせるためにおこなう。
ブルー・シルク巻きのエナメル線は、AWG24(0.644ミリメートル)を9cmにカットしたものを、左右のニューイングランドの+線(1.5m)の中間にそれぞれ9本づつ束ねて挿入した。
ここでは、9という数に運命を託している。なぜ9なのかは、唯物論者には想像さえ出来ないだろう。
これは、天空を舞うような上品なケーブルに音域の上下方向への伸びと緻密差を付加するためにおこなう。
もともと中音域での素晴らしい音楽再生に、少しばかりの天然塩を付加したようなものだ。
この挿入された後のニューイングランド+線とインカ−線には、上品差から相当に昇華した音の音楽が醸しだされてきたことを報告しておく。
今、マッキントッシュXRT22sは、スレッショルド4000の朋友を得て異次元の世界へと突入した。
当分の間このシステムは、マッキントッシュの真空管パワーアンプ+オクターブHP500SEと、スレッショルド・パワーアンプ+イルンゴの特注フェーダーの、2回路を適宜交代しながら聴くことになる。
この二面性はどちらも捨てがたく、自身の二面性の反面教師でもある。
posted by みのさん at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ黙示録