2019年02月22日

ワッシャー

最近では、稀になってしまったオーディオ製品の小物の中で、ワッシャーがある。
一時のオーディオ・ブームの頃は、いろいろな材質の製品が販売されていて、オーディオの中にあっては、手ごろな価格設定であるため、音質向上を目指す人達に指示されていた。
過去形になっているのは、アナログ・オーディオ全盛期の所以であるためで、しかも、ユニバーサル・アームに、カートリッジをとりつけたシェルを閉め込む時に使用するもので、現在主流になっているストレート・アームでは無用のためである。
そうした中にあって、今でもこの種のワッシャーを作り続けている人がいるわけで、これはとても奇特なことになる。
DSCN4081.JPG
今回、カートリッジ・シェル用のワッシャーを2種類と、カートリッジのボルト用ワッシャーを1種類購入して、わが家のカートリッジに当てはめてみた。
DSCN4080.JPG
材質は、ゴムで、
@ポリスライダー系(上)
Aフッソ系(下)
になる。
ポリスライダーのほうは、音の切れ味が増す傾向にあり、楽器の音がより鮮明になる。
フッ素のほうは、音の厚みや音楽的な要素がより増してくる。
本来のワッシャーの用途としては、アームとシェルとの接点のがたつきをなくすためのものだが、何を行っても音が変化してしまうオーディオにあっては、避けては通れない重要な小物だろう。
また、このワッシャーには、幾つかの厚みがあり、アームのオーバーハングの微調整ができる優れものだ。
DSCN4082.JPG
ボルト・ワッシャーの方は、ポリスライダー系で、カートリッジをとりつけるネジに装てんして、ガタをとることと、これも、音の入口のため、ボルトとともに音質への影響が大きい小物になる。
オーディオについて全てに言えることだが、何処まで入り込めば踏ん切りがつくかだが、先々は未だ見えてこないのが現実だ。
これは、アマチュアの所以でもある。
posted by みのさん at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ黙示録