2018年03月09日

どしゃ降りの雨の中でされど我が日々

昨日から降り始めた雨は、夜半過ぎまでどしゃ降りの状態が続いた。
ゲレンデの雪がどんどん溶解していくことを思うと、心が痛くなるが、そうばかり言ってはいられないのが現実だ。
溜まりにたまっているレコードの洗濯を、この季に乗じて実行することに躊躇はない。
最近は、高額なオリジナル盤には目をそらして限定販売される新譜(それでも結構高額なのだが)を中心に、少しずつ揃えている。
ダイアナ・クラールの大柄は好きになれないのだが、歌とピアノは中々なので、何点か入手している。
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レコード制作会社が一つではないことと、当然音質にも変化があるので、戸惑うことが多いのが難点になる。以前、お客様がご持参したアナログも、音質が今一つだった。
Tレコードという不思議な限定販売されるアナログ盤があり、興味津々で入手してみた。
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ジャケットの魅力は人それぞれだと思うが、ピアノ・トリオを中心とした選曲は個性的であり、ジャズ的でとても良い。音質に関してはほどほどで、アナログ的な良さは余り感じられない。CDでも同じ曲が販売されているので、こちらに軍配が上がってしまう。
ブルーノートのノラ・ジョーンズは、全く古き良き時代のブルーノートらしくはなく、普通になっている。
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当たり前と言えば当たり前なのだが、伝統は過去の遺跡と化しているのが残念だ。
デッカのデジタル録音のショルティは、これも評判のデッカらしさが失われていて、伝統の香りは途絶えている。
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ED1とかED2とか言っていたころが懐かしいのは、時代の移ろいの所為なのだろうか。
しかしながら、時の推移は悪いことばかりではない。
デジタル技術の進歩と相まって、品質の向上には眼を見張るものがある。
音質的には、透明感・広がり感・奥行き感・微細感などが顕著だ。
また、レコード自体にも重量盤が多くなり、レコードの安定的なトレースにも寄与している。
足りないのは、実在感とそれにかかわる聴こえないはずの雑音といわれている音類だ。
オリジナル盤を聴くには、その時代のきちんと整備されたオーディオ機器類が一番良い音を出すといわれるのは、強ち間違ってはいないだろう。
では、最近の高額・高級オーディオは、どのようなレコードからどのような音を出そうとしているのだろうか。
人ごとではない。
我が日々は、上記及び最近の新譜レコードから、最高の音を表出すべく奮闘しているところ。
レコードの洗濯に精をだして、少しでも音質向上を図り、よりよい演奏を求めて、のたうちまわるのだ。
趣味に到達点の設定はあり得ない。
posted by みのさん at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロ・グルーブ