2017年10月16日

RAINY NIGHT IN LONDON

「ムードミュージックとして永久保存されるべき一品」と言ったのは、季刊アナログNo.17での「イージーリスニングとレコード 桑本 洋氏」なのですが、全くもって同感の至りです。
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レイ・マーチンとピカデリーストリングスが奏でる曲からは、雨と霧で少しばかり重たくなった空気感が伝わってきます。
デットな部屋に敷き詰めた青い絨毯がジャケットと忽然一帯となって湿り気が漂うような気がしてきたのは気の所為だけでしょうか。
このレコードの再生には湿り気に強いと思われるEMTのTMD25が似合っています。
なぜならば、ジャケットにあるように、相合傘の中だけほんのり暖かい演奏を再生できるのはこのカートリッジだけでしょう。
ターンテーブルには必ずA面を乗せ、一曲目から12曲、B面の最後まで聞き通してしまいます。
@THAT OLD FEELING
AAGAIN
BMY FOOLISH HEART
CYOU ARE MY LUCKY STAR
DISN`T IT ROMANTIC
ELOVE WALKED IN
FA FINE ROMANCE
GYOU STEPPED OUT OF A DREAM
HLONG AGO AND FAR AWAY
ISEPTEMBER IN THE RAIN
JAS TIME GOES BY
KI`VE GOT YOU UNDER MY SKIN
これほどのジャケットと演奏とが一体となったレコードがあるということは、この製作者のセンスの良さが只者ではないと語っているようです。
白馬は冷たい雨が落ちていて、RAINY NIGHT IN HAKUBA になっています。
ジャケットにあるように、傘の外、門兵のように、寒さが身に沁み入ってきました。
冷え切った心身には、熱いブラック・コーヒー(コスタリカ)でも淹れて温まろう。

posted by みのさん at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 音の聴こえてくる風景