ひょんなことからスタイラスの折れているグレースF8カートリッジを入手した。
昭和40年代に秋葉原の電気街でよく見かけた国産カートリッジなのだが何故か触手が向かわなかったのでこれまで試聴したことが無かった。
今回珍しさもあってボディを入手できたのでスタイラスをさがしてみたのだが思いのほか高額だったので安価な代用のスタイラスを捜してみた。
そうこうしているとネットにナガオカの88-150(ソニーND150G用)ダイヤモンド針が何とか合うとの記事を見つけ早速新品を2970円で入手した。
グレースの中古スタイラスの25%だ。
これでレコードを再生してみたところわるくないではないか。
何枚か聞いていくうちにほぐれてきたようで思った以上に良くなってきた。
オーディオテクニカの10Gカートリッジとの聴き比べではグレースの圧勝だった。
これで欲が出てきてしまい音の良いシェルリード線に交換し音の良くなるワッシャーを入れ中島みゆき嬢にお出まし願った。
これはこれは良いカートリッジを見つけたものだとほくそ笑んだ。
ただ足らないものと言えば音のしっとり感が薄いところだ。
まあー国産のカートリッジ全般に言えることなのでグレースの所為ではない。
昨今のオーディオ業界は高額すぎる商品ばかりで目がくらんでいたがこれでやっと目が見開いたようだ。
このカートリッジは当分の間お世話になるだろう。